冬の寒さには天然の『塩』を!

いつも大仙堂ブログをお読みいただき有難うございます✨

治療家 池田玲子です🎵

先日、淡路島在住の患者さまから嬉しいプレゼントをいただきました。

『自凝雫塩(おのころしずくしお)』
余分なものが一切含まれていない淡路島の海水100%で作られた、自然のミネラルたっぷりの塩です

この塩、淡路島の海水を、特注の釜を使って薪で40時間かけてじっくりと結晶化するまで炊いたあと、まろやかな味になるまで杉樽で寝かして作られているそうです。

いただいてすぐに、ひと口舐めてその美味しさに感動!!
からさだけでなく、程よい甘味や苦味も含まれた何ともステキなお味♥️

出来るだけシンプルに塩の味を楽しみたくて、味付けをしていない温野菜(特に小芋がお気に入り♪)にパラパラとふりかけて食べるのにはまっています(^q^)

この塩で握ったおにぎりも最高です🍙⤴️⤴️

「冬」は、一年の内で最も寒い季節。
万物が一年分の体力やエネルギーを「腎(じん)」に蓄える季節です。

「腎(じん)」は冷えに弱く、腎の冷えは足腰の弱り・身体の老化をもたらします。

寒さに耐えるために、身体は塩気のある食べ物を欲します。

にがりを含んだ天然の塩には、身体にとって大切なミネラルや酵素、ビタミンなどが60種以上も含まれていて、保温作用があるのです。

反対に、精製した塩は身体に必要な水分を奪い、身体を冷やしてしまいます。


人間の血液や体液、そして赤ちゃんが生育する羊水は、海水の成分バランスと非常に似ていて、海水を3~4倍に薄めると成分は血液とそっくりになるそうです。(色は全然違いますが!)

このことから、生命の進化の過程で、海の生物が陸に上がって生活するため、生命維持に必要な海水(塩分)を体の内部に持ち込んだのが血液の始まりであると言われています。


この冬は、特に「塩」の質にこだわってみませんか?
天然のミネラルたっぷりの塩で「腎」を冷えから守り、冬の寒さを乗りきりましょう!!


【治療家 池田玲子】

年齢を重ねることこそ、美しく尊い

先日、『アナザースカイ』というテレビ番組を観ました。
私の大好きな女優 石田ゆり子さんが出演していたからです。

この番組は、毎回一人のゲストを招き、ゲストの興味深い人生を掘り下げていく内容になっていて、ゲストにとっての「海外にある第2の故郷」や「憧れの地」をテーマにトークが進められる紀行番組です。

ゲスト自身がゆかりの場所でロケを行い、自身の人生観について語るという内容です。

今回の放送では、石田ゆり子さんのフランス・パリ訪問に密着。
近日公開の映画『マチネの終わりに』の撮影のために、昨年パリに滞在していた彼女。
今回の番組ロケのため、大切な思い出のつまった地を再び訪れます。

この『アナザースカイ』のロケ中に、現地で50歳の誕生日を迎えることになったという彼女。実は初めてパリを訪れたのが19歳の時。当時、20歳の誕生日もパリで迎えたそうです。

20歳の頃には、パリは「大人がすごくステキな街(という印象)だった。」と思い出を語り、今年50歳という年齢になることに「最初はとても怖かった…何か大変なものが来るっていう気がして…。」
「でも、そんな風に年齢に縛られているのが、すごく日本特有な事だなと思う。向こう(パリ)の人は、年齢を重ねていくことが素晴らしいことだっていう文化が根っこにある。」と、日本とフランスの価値観の違いを強調されていました。


『年齢を重ねることこそ、美しく尊い』というパリの人たちの価値観は、未来に大きな希望を与えてくれる、という ゆり子さんの言葉は、私の心にも大きく響きました。

そんな風に思いながら、これからの長い人生を歩んでいけたら、いくつになっても、この先の人生が楽しい事でいっぱいな気がしてきて年をとることが怖くなくなり、むしろどんな素晴らしい出来事が待ってるのかとワクワクしてきます。


これから出会えるはずの沢山の楽しみを充分に堪能できるように、自身のカラダやココロのメンテナンスは しっかりとしていきたいものです。

美しく輝きながら年を重ねていけるように… 大切なカラダとココロをととのえるには、なんと言っても「鍼灸」と「ヨガ」がおススメです!(^^)

11月に公開の映画『マチネの終わりに』
原作をじっくりと読んでから映画館に足を運ぼうと思っています。

映画大好き♥️治療家 池田玲子でした♪

しっかり息を「吐いて」ますか?

  • 皆さま、いつも大仙堂ブログをお読みいただき、ありがとうございます!
    大仙堂治療家の池田玲子です(^^)

今回は、私が日頃ヨガの指導をさせていただく中でも、一番大切にしている「呼吸」のお話です。

中国の古い言葉に、

息とは、古きを吐き 新しきを吸い、
以て 臓を練り、
意をもっぱらにし、
精を積み、
神に通ずることなり。

というのがあります。

「呼吸」とは、単なる肺におけるガス交換だけではなく、

古く汚れてしまった空気を吐き出し、新鮮な空気を体内にとり入れて、内臓の鍛練・精神統一・生命力の強化・真理の自覚を可能にする…という意味です。

古来から東洋では、呼吸というものを非常に大切にしてきました。

私たちは、普段、無意識に呼吸をしています。

私たちの身体は、とてもうまく出来ていて、寝ている時でも呼吸を忘れずにすむようなしくみに作られています。

しかし、私たちは日ごろ、身体や心を理想的に使っているわけではなく、大抵の人たちが、ずいぶん間違った使い方をしてしまっています。

呼吸も、それに引きずられて 歪みを生じ、そんな歪んだ呼吸は、心身までも歪ませていくという悪循環に陥っているのです。

幸い、呼吸は、自分で意識的にコントロールすることも出来ます。

普段、生活をする中で、今自分が息を吸っているのか、吐いているのか、そんな事に意識を向けることは少ないと思いますが、時々でよいので、ご自分の呼吸に意識を向ける時間を持っていただけたら…と思います。

「呼吸」という字は、先に「呼(はく)」という字を書きます。

普段の呼吸を意識するとき、吸うことよりも、まずは吐くことを大切にすると、より良い呼吸ができるようになります。

息を吐くと、副交感神経が優位になり、筋肉や血管がゆるんで血液の流れが良くなります。

血液の流れが改善されると、体温が上がり、同時に免疫力も上がります。

呼吸は、自分で意識して、速くしたり遅くしたりすることが出来ます。

血圧が高かったり 低かったり、動悸がしたり、体温が高すぎたり 低すぎたりした時にも、吐く息を中心にしてゆっくり呼吸をすると、体温や脈のリズムが整ってきます。

日ごろ、多くの方の身体を診させていただいて強く感じることは、ストレス社会を生きる現代人の方たちの多くが、「吸う息」ばかりになっていたり、「息が止まってしまっている」ということです。

吐く息を中心にした呼吸は、身体や心の緊張をゆるめ、全身に活力を与え、自律神経を安定させます。

「吸う息」や「止まった息」は、緊張を生み、怒りや悲しみの感情を生む息です。

反対に、「吐く息」は、笑いを生み出す息なのです。

古い息をしっかりと吐き出し、新しい気に満たされた空気を身体の中に循環させ、
笑いにあふれた人生を送りたいものです。

[治療家 池田玲子]