2021大掃除完了!

タイトルをみて「え?この時期に?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、鍼灸大仙堂では年に一度の掃除は、年末ではなく、毎年9月にやっています。 今年は9月5日に実施しました。 窓を開け放っても、水で雑巾を絞っても、「寒い!」「冷たい!」がなく、かえって「気持ちいい~!!」ので、この時期の大掃除はおススメです。 壁、床、窓、カーテン・タオルなどリネン類、飾っている絵や置物?などなど、すべて心を込めてきれいにしました。 個々の物がきれいになっただけでなく、大仙堂の空気自体がリフレッシュ✨ このリフレッシュした空間で患者様をお迎えしていきます。 以下、大掃除の様子を秘蔵写真でご紹介いたします。

壁、天井など高いところを拭き清めた後は、床へ。 掃除機をかけた後、蜜ロウワックスがけ。大仙堂の床は無垢材なので、使い込み、時々ワックスがけをすると、どんどんいい味がでてくるのです!

蜜ロウは厚塗りをしないよう注意が必要~。スポンジで蜜ロウを塗りこんで、そのあと乾いた雑巾で磨いていくので、厚塗りだと雑巾がスルスル動いてくれません(^^;)

大掃除とランチタイム終了後はマスクをはずして記念撮影。前列の小さいカワイイ女の子は山本先生の5人目のお子さんではありません。念のため・・・(^_-)-☆

9月ですけど、新年の気分で、これからもよろしくお願いいたします!! 【文責 治療家:熊本 和】

二十四節気 立秋

8月7日からは暦の上ではとなります。 まだまだ陽気盛んな夏のように見えても、少しずつ少しずつ陰気が増えていき次の季節の準備をしているんですね。

二十四節気の「立秋」(8月7日~22日)を5~6日ずつ3つの季節に分けて詩のように表した「七十二候」があります。 

・涼風至(すずかぜいたる)8月7日~

・寒蝉鳴(ひぐらしなく)8月12日~

・蒙霧升降(ふかききりまとう)8月18日~  

これらの言葉を見ているとだんだんとらしくなっていくように思えます♪ 「暑い」だけではなく少しでも季節の変化を感じ取りながら過ごしていけるといいですね。 そして8月23日は暑さの峠をこして「処暑」を迎えます。待ち遠しい。。。

8月6日立秋の前日。鍼灸大仙堂の窓から見える古墳。太陽の光を浴びてピカピカ光っている木々がどのように変化していくか楽しみです♪

そして、秋と言えば美味しいものがいっぱい! 夏から秋にかけて実が熟していくイチジクもいいですね。 スーパーにはすでに大きなイチジクが並んでいました。2個480円!!

早く熟して欲しい。コンポートにするか、サラダにつかうか、そのままか。。。

イチジクの東洋医学的効能を調べてみました。

・健脾益胃 胃腸を丈夫にする  

・潤肺止咳 毛細血管の循環障害改善

・解毒消腫 炎症を収めて炎症によるむくみを改善する

いろいろと良い作用をしてくれそうですが、食べ過ぎはかえって体に負担がかかります。 なんでもほどほどに。。。が大切ですね。

どうぞお元気でお過ごしくださいね。【鍼灸大仙堂治療家:熊本 和】           

参考文献:梁晨千鶴著『東方栄養新書』メディカルユーコン

今週のお花 ささやきの小径をご存知ですか?

こんにちは! 急な雨や雷が多い毎日ですね。関西の梅雨明けも間もなくでしょうか。 そんな中、今週も爽やかなお花が届いています♪

◆今週のラインナップ◆
・バラ
・アルストロメリア
・マリーサイモン(実)
・トルコキキョウ
・カーネーション
・アワ
アセビ

お花たちを取り囲むグリーンの葉っぱ。
お花だけよりもグリーンを添えることで、ぐっとお花が引き立ち全体がイキイキした感じになりますね。
今回の葉っぱは「アセビ」です。漢字で「馬酔木」と書きます。

アセビ・・・。若かりし頃、さだまさしファンだった私にとって、とても懐かしい感じがします。奈良の「アセビの森」が舞台となっている歌があったんです。
この歌を知ってから、何度も訪れました!
大通りは車が走り、観光の人たちがたくさん歩いていましたが、ここは本当に静かで別世界でした。 奈良公園の春日神社の二の鳥居付近から高畑町方面に向かうルートに、「ささやきの小径」と言われる散歩道があり、その小径の両側にはアセビがうっそうと繁っていました。3月~5月くらいにスズランのような形の花が咲くそうです。
もう20年以上前のことなので、今も前のままかどうかはわかりませんが、興味のある方はいつか行ってみてくださいね。
今週もよろしくお願いいたします。【治療家:熊本 和】

以下、番外編。

冷蔵庫で出待ち中のお花たち。少しでも長くきれいに咲いてほしいという願いから、治療時間外は冷蔵庫へ。
鍼灸大仙堂の治療室窓から見える古墳。もうすぐ梅雨明け!!

二十四節気 夏至 

6月21日、「夏至」(げし)到来、2021年は7月6日までがその期間になります。
「立夏」「小満」「芒種」「夏至」「小暑」「大暑」と夏を6分割したうちのちょうど真ん中。樹木の緑もますます深まってきています!

2021年6月20日 鍼灸大仙堂の窓から見た古墳。雨降りで潤った樹木の葉っぱがもりもり!

ここで「太極陰陽図」に二十四節気の移り変わりを組み合わせた水彩色鉛筆画をみてみましょう。
太極陰陽図の陽気をあらわす白い部分が一番膨らんでいるところに「夏至」が位置しています。

「夏至」は一番陽気が高まる時期だということがおわかりいただけると思います。
「立夏」のblogでも書きましたが、自然界の陽気が増えていくこの時期に、ヒトも陽気が増えていきます。養生のポイントは、身体に陽気(熱)をため込みすぎないこと!

お散歩やウォーキングでじんわり汗がでる程度に体を動かし、体の陽気(熱)を外に出しましょう。適度に熱を放出しておくことで、夏だけでなくその後の秋、冬も健やかにすごすことができます。とは言っても、暑い時期なので、朝夕の涼しい時間帯を選ぶ、こまめな水分補給をする…など工夫してくださいね。

この2枚の写真は梅雨の谷間の爽やかな青空。
猛暑は困るけど、梅雨明けが待ち遠しいですね。
自然界の動きに合わせた養生をして、お元気でお過ごしくださいね。

【治療家:熊本 和】

今週のお花

こんにちは。
初めて「今週のお花」の投稿を担当します治療家の熊本和です。

毎週どんなお花が届くのかわくわく楽しみにしているのですが、今回は春から夏へと季節が移り変わりゆく様子を一輪のヒマワリが表現しているように思います。

照明が背景の壁や台に陰影を作っている様子も素敵♪

それぞれのお花をご紹介しましょう。

上の最後の写真の「クラスタースター」はあまりなじみのない名前かもしれません。「星の群れ」という意味だそうです。金平糖のようなかわいらしい実をつけていますね♪ ネベリアとも呼ばれています。 南アフリカから初夏ごろまで入荷し、ドライフラワーやアレンジメントで人気だそうですよ。

他にも最近よく登場しているアルストロメリアも入っています。
来院された患者さんから、「この花の名前は?」と尋ねられることが多いのですが、「アリストロメリア」か「アストロメリア」か・・・と間違いそうになります。たくさんお尋ねいただいたおかげで「アルストロメリア」と正しく言えるようになりました!!

以下、番外編!

朝一番の大仙堂にて出番待ち中のお花たち。
名脇役の素敵な花瓶。山本先生が選び抜いた沢山の花瓶があります!
お花の飾り棚に並んでいる不思議なモノたち。これも山本先生チョイスの品々。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
早い梅雨の到来、蒸し暑かったり、冷え込んだりで、体調管理も難しいですね。鍼灸をうまく活用いただき、お元気でお過ごしくださいね。
【治療家:熊本 和】