二十四節気「白露」と This week’s flowers

9月7日から二十四節気の「白露」に入りました。
昼夜の気温差が大きくなると、朝夕には露が降りるようになり、この露のことを「白露」と名付けたそうです。
今年は、まだまだ夏感大、湿気も高く、今日は、朝の最低気温28度、最高気温34度のようで、露なんかまだまだ見られなさそうです。
とは言っても、お食事は冷たいものばかりでなく、温かいものも美味しいなあと思うようになってきました。皆さんはいかがでしょうか?

★ある日の夕食★
冬瓜の薬膳風スープ

★食材の東洋医学的効能★
【冬瓜】
→清熱利水消腫 からだの余分な熱を収め、利尿してむくみを消す
【黒きくらげ】
→活血凉血止血 血行を良くし、血液中にこもった熱を収め、出血を防ぐ
→潤肺益胃 肺を潤し、胃を丈夫にする
【なつめ】
→補中益気 胃腸などの機能を丈夫にして元気をつける
養血安神 造血機能を促進し、精神を安定させる
 
冷たいものを飲食しがちな暑い日が続いてきましたが、私の胃腸にもお疲れがたまってきたようで、残っている食材で作ったスープがからだにしみわたりました!メインの冬瓜はからだの余分な熱をとってくれる働きをしますが、あたたかいスープにすることで、胃腸にやさしいものになったように思います。

最後に、「This week’s flowers」9月4日に届いたお花の紹介です。

  • スプレーバラ
  • カラー
  • ひまわり
  • スターチス
  • ユーカリ
  • ベビーハンズ
  • セダム

ご来院の際はぜひ実際のお花をご覧くださいね。

まだまだ暑さと湿気が強い日が続きそうですが、どうぞお元気でお過ごしくださいね。

【治療家:熊本 和】

This week’s flowers20250717 と 珈琲クラス

先週木曜日に届いたお花をご紹介いたします。

明るいヒマワリとグリーンの枝や花の組み合わせが夏らしく、でもどこか涼しげです。

  • ヒマワリ
  • ラン(薄黄緑色)
  • スプレーバラ(薄ピンク色)
  • スターチス(レモンイエロー)
  • ブプレリューム(緑色の苞に包まれた小さな黄色い花)
  • ドウダンツツジ
  • てまり草(緑色のマリモみたいな形)
  • ユーカリ

ブプレリュームやてまり草は横からの写真の方がわかりやすいです。

暑くても寒くても、気持が下向きでも上向きでも、どんな時でもお部屋にお花があるのはいいなぁと思います。一輪だけでも癒されます!

先日7月13日に今期の珈琲クラスがひととおり終わりました。上級コース修了の皆さんは1年以上前から基礎5回、上級6回と1,2か月に1回ずつご参加いただき、この日を迎えました。最終回はアイスのブレンドコーヒーを作りたい!というリクエストでその実習を行いました。

どのブレンドも美味しく、夏にいただきたい逸品ぞろいでした。みんなで投票した結果、アイスではなかなかいただけない浅煎りのその名も「滝ブレンド」が一位に!!

滝ブレンドは、コスタリカハニー:エチオピアモカナチュラル:ブラジルを2:1:1の配合でした。手元に生豆がある方はおうちでも作ってみてくださいね。あっさりゴクゴクさわやかでしたよ。

上級修了の皆さんと私です。

次の珈琲クラスは9月7日(日)からスタートします。

  • 上級コース10時~12時(基礎修了の方が対象です)
  • 基礎コース14時~15時30分(多少延長の時もあり)

「やってみようかな」「気になるなぁ」と思われる方はぜひお申し込みくださいね。大仙堂受付または珈琲クラスInstagramのDM(個別メッセージ)まで。

まだまだ暑い日が続きますが、ご自愛くださいね。

【治療家:熊本 和】

二十四節気「夏至」& This week’s flower20250619

こんにちは。6月21日に二十四節気の夏至を迎えました。ご存知のとおり、太陽の南中高度が最も高くなり、昼の時間が最も長くなります。北半球では夏至を境に少しずつ日照時間が短くなっていきますが、夏の暑さはこれからさらに増していく季節です。

夏至は陽気が最大となる時です。

日本ではこの時期に梅雨も重なり、気温だけではなく湿度も高くなります。昨日、今日と天気予報の湿度をみてみると、なんと94%にもなる時間帯も・・・!!

日頃からカラダに湿気をため込んでいる私は非常にツライ時期でもあります。空気が乾燥している時はそうでもないのに、湿気が多くなるとゼロゼロゴホゴホとなってしまいます。暑いからと冷たいもの(←カラダの湿気の元)を多飲しないように気をつけていきたいと思います。

ところで、上の写真は6月のパリの街です。この夕暮れの時間がなんと22時過ぎ!!日の出から16時間あまりも明るい状態です。同時期の日本の日照時間は14時間半。この違いは位置する緯度によるもの等ですが、逆に冬至の頃はパリの日照時間は8時間、日本は9時間半。こういう違いはヒトのカラダにも影響してそうだなぁと思います。

そして、大変遅くなりましたが、先週6月19日に届いたお花を紹介させていただきます。

  • ひまわり
  • バラ(ピンク色)
  • スプレーバラ(クリーム色)
  • てまり草(緑色)
  • アストランチア・スターオブビリオン(左下に垂れ下がっている薄黄緑色の花)
  • カーネーション(白色)
  • ベビーハンズ(右下の葉っぱ)
  • マトリカリア(上に伸びている白い小花)

ギュッと豪華に花が集まっている周りにアストランチアやマトリカリアがあることで、涼風がそよいでいる感じがしていいなぁと思います。マトリカリアは結構長持ちするので私的にお勧めです。

最後にマトリカリアの花言葉を記します!「楽しむ心」、これ大切ですね。

【治療家:熊本 和】

二十四節気「立夏」& This week’s flower20250509

5月5日に二十四節気「立夏」を迎えました。
気持ちのいい気候が続いてきましたが、そろそろ夏に向かっていくのですね。あと少し、この過ごしやすい気候を楽しみたいですね。

東洋医学の最古の医学書『黄帝内経』では、夏の過ごし方についてアドバイスされています。

《四気調神大論篇》から引用します。

「夏三月、此謂蕃秀。天地気交、万物華実。夜臥早起、無厭於日。使志無怒、使華英成秀、使気得泄、若所愛在外。此夏気之応、養長之道也。」

なんとなくわかるような気がしますが、現代語訳も見てみましょう!

  • 夏の三箇月は万物が繫栄し、秀麗となる季節で、天の気が下降し地の気は上昇して、天の気と地の気は上下交わり合い、万物も花開き実を結ぶ。
  • 人々は少し遅く寝て少し早く起きるべきである。
  • 夏の日の長さ、暑さを厭うことなく、気持を愉快にすべきで、怒ってはならない。
  • 花のある植物と同じように満開にさせ、
  • 体内の陽気を外に向かって開き通じ発散することができるようにさせるのである。
  • これがつまり、夏に適応し「長気」を保養する道理である。

毎日できなくても、のように満開の気持ちで、過ごしていけるといいですね。

ということで、今週のお花も紹介します!

  • カラー(ピンク色)①
  • ひまわり①
  • バラ①②
  • 矢車草(右上方の濃い紅色)①
  • デルフィニウム(右下方のピンク色)①
  • ポリシャス(グリーンの葉っぱ)①②③
  • ユーカリ(正面下に垂れ下がっている紫の葉っぱ)①
  • カーネーション(後ろの白い花)①③
  • アスター(一番後ろのピンクの花)③

ご来院の際にぜひご覧くださいね。

最後にこの写真をご覧ください。GWに奈良公園に行ってきました。春日大社の手前から高畑方面に抜ける《ささやきの小径》を歩きました。ふだん3000歩くらいしか歩かないのに(←少なすぎ!!)、人気(ひとけ)が少なく、緑いっぱいの気持ち良い環境で13,000歩も!!きっと陽気の発散ができたと思います(^^♪

本格的な夏を迎える前の今から、気持ちを愉快にして陽気を発散することを意識してみてくださいね。【治療家:熊本 和】

※参考文献 『現代語訳・黄帝内経素問』東洋学術出版社

二十四節気「清明」& This week’s flower

こんにちは!

4月4日。今日から二十四節気の「清明」に入ります。

「清明」とは「万物が清らかでいきいきした様子を表す『清浄名潔』という言葉からくる晩春を表す季語」だそうです。

今年の立春以降の気温の乱高下や4月初めまで寒さが続いたり、空気が霞んで青空が見えなかったり・・・といきいきした春を感じにくいように思いました。

それでも少しずつ確実に季節は進行しています。

自然界の中で生きるヒトも季節の進行に合わせてお体に変化がでてきます。

なんか肩こりや頭痛がするなぁ とか ハナミズ、目が痒いなどの花粉症の症状など、上に症状が増えていませんか。この時期は気が上へ上へとあがっていくのに合わせてヒトのからだの中でも気の動きが上に向きがちです。。自然界の動きを変えることはできませんので、お体の五臓のバランスを整えていくことでずいぶん楽に過ごせますよ。ご相談くださいね。

そして、今週に届いたお花の紹介をさせていただきます。どの向きが一番美しいか、いろいろ向きを変えて写真を撮りました。どれも素敵で全部アップしちゃいます(^_-)-☆

お花の名前をご紹介します。

  • 矢車草
  • スカビオサ
  • デルフィニウム
  • マーガレット
  • スイトピー
  • ラナンキュラス
  • レースフラワー
  • アルストロメリア

春を感じながら、楽しみながら、お元気でお過ごしくださいね。

【治療家:熊本 和】