二十四節気「雨水」と 春節の美味しい食べ物

2月4日に立春を迎え、今日19日から二十四節気の「雨水(うすい)」に入ります。

時計の針で言うと7時のあたりが「雨水」になります。少しずつ陽気が増えていく時期です。

降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃のこと。 山に積もった雪もゆっくりと解け出し、大地を潤します。 昔から、雨水は農耕を始める時期の目安とされてきたそうです。

*二十四節気は2500年前の中国黄河流域で、農作業の目安として考案されたのが起源だそうです。漢字文化圏の中国、日本、韓国、べトナムで用いられています。

大阪では雪は少なく雪解けなどあまり実感がないですが、自然界では陽気が少しずつ張り出し、土の中では植物などが成長に向けて準備しているんですね。春に花を咲かせる木々の蕾も少しずつ膨らんできているようです。

立春以降、患者さんも私も、冬から春へのからだの変化がでていることが多いです。例えば、肩こり、頭痛、めまい、血圧上昇など、からだの上の方に気が集まっていくような症状…です。

東洋医学の医学書『黄帝内経素問』によると、春の時期は以下のように過ごすのがよいと記されています。

「万物が古いものを推し開いて、新しいものを出す季節…ものみなが生き生きと栄えてくる」
「人々は少し遅く寝て少し早く起きる
「戸外に出てゆったり歩く」…
からだをのびやかにし」
心持ちは活き活きと生気を充満させて」
生まれたばかりの万物と同様にするがよい」

少しでも近づきたいものです。

この時期にアジア圏では春節を迎えます。今年2026年は2月17日でした。この日にたまたま用事があって、関空から難波に行く電車に堺駅から乗車したところ、春節休暇らしき大きなスーツケースを持ったアジア圏からの旅行客の人たちで満員でした。

春節は旧暦によるもので、月の満ち欠けを基準にしています。紀元前の古代中国に起源をもち、もともとは年の終わりに神や祖先に感謝し、新しい一年の平安や豊作を祈る祭祀行事でした。古代の人々にとって、新年は自然の循環の節目であり、災いを払い幸福を迎える大切な時期とされました。

この時期に縁起がよい食べ物のうち、私のお気に入りをご紹介します。

湯圓(タンユェン)です!

中国や台湾の春節(旧正月)や元宵節(旧正月後に初めて満月になる日)に食べられる、もち米で作られた白玉団子です。丸い形が「家族団らん(団圓)」や「円満」を象徴し、事事円満(すべてが円満に)を願って食べられる縁起の良い温かいデザートです。

中国茶のお稽古でいただきました。白玉団子の中には黒胡麻餡が入っていましたよ♪

白玉粉はもち米で作られ、『薬膳・漢方の食材帳』によると、もち米は、食欲不振、慢性の疲労感のあるときに、元気を補う食材とされています。

良かったら、円満と元気を願ってお召し上がりください。
ただし、おからだに熱がこもっている方は食べすぎに注意を!

【治療家:熊本 和】

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