二十四節気 立春

春が立つ。本日より春の始まりですね。
2月ではありますが、空の色は明るく、日差しが強くなり、患者さんの身体(特に脈診所見が顕著です)も含め、そこかしこに春の様相を感じている今日この頃です。

立春ということで、かなり縁起の良いお写真をどうぞ!

2021年の立春記事はコチラ。
2020年の立春記事はコチラ。
いずれも、治療家:鈴木先生が書いて下さっています。

私事ですが…昨日めでたく後厄から抜け出すことができましたー。
ありがとうございます!!

そんなこんなで、自身の体調管理と勉強のため、最近は私の師匠(大阪和泉市:藤本新風先生)と、そのまた師匠(奈良県奈良市:藤本蓮風先生)の治療を受けに定期的に通っております。

ここで!私自身、鍼を生業にしている身ではありますが
「名人の鍼は良い」「絶対に受けるべき」と、今日は声を大にして言いたいと思います。
一般の人にも言いたいですが、鍼灸を生業にされている方は必須です。

何故か!?
それは、鍼を打たれたその瞬間から、身体の中の気が一気に動き出すからです。
身体の深部から外側へとジワジワと拡がる感覚、足の内側に暖かいお湯が流れるような感覚、いずれも、様々な気の凝集と拡散の動きをリアルに体感できるところが素晴らしい。
また、蓮風先生の鍼と、新風先生の鍼では、身体の中を動く気の質、サイズ、スピードが違う所もまた良いんですよねー。
どちらが良いとかではなく、違いを感じることができるという所。これが大変有難いんです。

更に、余韻が長い!これも大事。
治療を受けた後、少なくとも数日間は気の変化を味わえます。
普段、何を食べても飲んでも身体の中(各臓腑、各経絡、各ツボの状態)がどのように動いているのかを、客観的に理解しようとしている人間故に言えることかもしれませんが、名人の鍼はかなり余韻を長く味わうことができます。
この余韻を味合うことも、鍼を受けることの醍醐味である、と個人的には感じております。

結果的に
気持ち良く、そして味わい深く、健康になれる(健康を維持できる)!!
って…読み返してみると、各地の名湯の素晴らしさを紹介しているかのような…まぁ、ええか。

そんなこんなで
この世に生まれ、40年以上鍼を受け続けている私の身体を通しての感想です。私も師匠たちのような鍼ができるよう、日々精進していきたいと思います。

さぁ、やりましょう!

やまかつ






“二十四節気 立春” への3件の返信

  1. やまかつ先生の鍼を受けたあと、やっぱり余韻が続きました。
    先生と同じ時代に生まれてありがたいです。

    1. 藪崎さや子さん
      ありがとうございます。
      温泉に入った後、オーケストラの音楽を聴いた後、名人の鍼を受けた後…余韻ってええなーと、この歳になって意図的に体感できるようになってきました。
      余韻を楽しめるようになると、人生が豊かになりますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です