二十四節気 冬至

おはようございます。
寒さが本格的になってきました❄️

本日(12月22日)は、二十四節気の第22節めにあたる「冬至(とうじ)」です。

一年で夜が最も長く昼が短い日🌙

天文学的には、太陽の黄経(こうけい)が270度に達し、太陽が一番南にある状態。
そのため、北半球では昼が短く夜が一番長くなるのです。
画像:「AllAbout 20th」のサイトより

冬至は、別名「一陽来復(いちようらいふく)」と呼ばれています。

「一陽来復」とは、悪い事が続いた後で幸運に向かうこと。

これは、冬至が一年の中で太陽の力が一番弱まる日であり、この日を境に再び力が甦ってくるという前向きな意味合いを含んでいます。
冬至には、カボチャや小豆粥を食べたり、ゆず湯に入る風習があります♨

冬至を境に運も上昇するとされているので、カボチャを食べて栄養を付け、身体を温めるゆず湯に入り、無病息災を願いながら寒い冬を乗り切るという昔の人々の知恵が現代まで残っています。
ところで、、

なぜ冬至にカボチャを食べるのか?ご存知でしょうか。

カボチャは、南アフリカ大陸原産で熱帯性の植物のため、日本でのカボチャの旬は夏です🌴

どうして冬の季節(冬至)に食べられるようになったのか?

それは、
カボチャが長期保存できる野菜だから🎃

昔は、現代と違って野菜のハウス栽培や冷蔵技術が進んでおらず、一年中野菜を食べるのは難しいことでした。

そのため、ビタミンなど多くの栄養を含み長期保存もできるカボチャを、野菜が不足する冬の時期に食べることで、厳しい冬を元気よく乗り切ろうという思いから、冬至にカボチャを食べるようになったそうです😋
冬至の約1ヶ月後には、「大寒」(最も寒さの厳しい頃)がやってきます😰

昔の人たちの知恵も借りながら、元気に冬の寒さを乗り切りましょう😊
今年も残すところあと10日あまりとなりました。

池田の2021年の大仙堂ブログは、今回が最終となります。

思い起こすと、本当に様々な出来事がありましたが、こうして元気に今年最後のブログを書かせていただいていることに感謝いたします🙇🍀


なかなか落ち着かない世の中ではありますが、大変な出来事も、いつか必ず終息につながります。
一陽来復、一日でも早く明るく新しい時代がやってくることを願いながら、、

今年もありがとうございました🙇


新しい年を元気に迎えることができますように、私は残りの時間で大掃除がんばりたいと思います🧹💪💦

                          

患者さまから、Xmasのお菓子「シュトーレン」をいただきました🎄✨ 美味しそうです! クリスマスまで残っているでしょうか、 、😋笑                 

【大仙堂治療家 池田玲子♪】     

二十四節気 大雪

二十四節気の第21節目 大雪(たいせつ)

12月7日から冬至の前日(12/21)までの期間。小雪から数えて15日目ごろになります。

「雪いよいよ降り重ねる折からならば也」

→『 雪がいよいよ降り積もっていく時期』と言う意味で、山や平地にも雪が降る時期です。

この頃、日本にやってくるのが「冬将軍」。正式には「シベリア寒気団」といい、12月初旬とはいえ、2月の「大寒」の頃と同じくらいの寒さになるので、「真冬並みの寒さ」と表現される事もあるのでしっかり防寒の備えをして下さいね♪

クマやカエルなどの生き物が冬眠に入るのもこの頃です。生き物たちは2月初旬の啓蟄(けいちつ)の頃に活動し始めます。

日照時間も短くなると、気忙しく感じますが、こんな時ほど余裕を持って行動する事を心がける様にしている今日この頃です^ ^

話は全く変わりますが…

大仙堂にはたくさんの植物が元気にお出迎えしてくれています🌱

その中でも、二つほどご紹介させてください^ ^

一つ目はサボテンです🌵

今年の春に患者様から頂きました♪
〝土に植えてるだけでどんどん出てくるよ‘’と教えて頂いた通りに植えて観察していました。
すると、秋頃からにんじんみたいな葉っぱが生えてきた!と思ったら…
今はこんな感じになっています🌵
サボテンって…こうやって成長するんですね⁇
初めて知りましたo(*゚▽゚*)o
どうやら植える鉢を間違えたようです(笑)

もう一つはユキノシタです🌱

寒いのが好きな子たちなので、夏の猛暑が難しく、今年も例年と同様ダメだと思ったんですが…

小さいとユキノシタの葉っぱも可愛く感じますね✨

またシダの横から出て来てくれました♪これから大きくなってくれるのが楽しみですね♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

今年も残すところ1ヶ月を切りました!

少し早いですが、年内ブログでお会いするのは今日が最後になりました。

今年も皆様には大変お世話になりました。ありがとうございます。来年もよろしくお願いします。
良いお年をお迎えください^ ^

治療家 鈴木綾佳

二十四節気 立冬

11月7日は立冬。 二十四節気では11月7日から11月21日の期間が立冬で、暦の上ではいよいよ冬の始まりです。 立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒と6つの節気が冬に区分されます。

久々に登場!水彩色鉛筆で描いた太極陰陽図と二十四節気

これから冷えて寒くなっていくのか・・・と思うと、来年2月の立春が待ち遠しくなってしまいますね。 実際にはまだまだ秋の紅葉を楽しめる時期でもあります。 四季の移り変わりを感じながらゆったり過ごす時間を少しでも持ちたいものです。

大仙堂の窓から見える古墳の様子も少しずつ秋冬に向かっているような気がします。 夏は古墳の樹木の葉っぱから光が発散されている感じでしたが、落ち着いた色合いとなってきています。

冬の過ごし方、養生については、先週の池田玲子先生のblog今週のお花で紹介されていますので、ご覧くださいね。

私からは食べ物のご紹介! 夏から秋にかけて収穫されるサツマイモやカボチャ。いずれも収穫後すぐは水分が多く含まれているので、2週間以上追熟させたほうがホクホク甘味がでてくるそうです。 サツマイモもカボチャも胃腸を助け、元気の「気」を補ってくれる食べ物です。これからの季節にもうまく取り入れたい食材ですね。

お米はいつもの水加減で、そこにサツマイモ丸ごと投入し炊飯器のスイッチオン。炊き上がったら写真のように崩してご飯と混ぜていただきます。すごーく美味しいですよ。

今回もお読みいただきありがとうございます。寒くなっていく季節ですが、どうぞお元気でお過ごしくださいね。 【鍼灸大仙堂治療家:熊本 和】

二十四節気 霜降

霜降(そうこう)は、二十四節気の第18、
寒露から数えて15日目ごろ。

露(つゆ)が冷気によって霜(しも)となって降り始めるころ。
秋が一段と深まり、朝霜が見られる。

朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなったことを実感。
嫌いではないですけど、あの独特のニオイというか鼻を通る感覚、物悲しくなりますよねぇ。

初霜の知らせが聞かれるのも大体このころだそうで、楓や蔦が紅葉し始める。
この日から立冬までの間に吹く寒い北風を「木枯らし」と呼ぶ。

早速脱線しますが、この”木枯らし”の由来や意味は色々あるみたいで、

  • 葉っぱのない木がすりこぎで、葉を落とすのは木枯らしという連想からきている。
  • 葉っぱを落とし木を枯らすほどの風から木枯らしと呼ばれるようになった(この“枯らす”は、花や葉が変色したり落ちたりという意味合い)。
  • 木嵐(きあらし)が訛って、木枯らしになった。
  • 女房詞では木枯らしはすりこぎの意。また女房詞とは、室町時代に宮中に仕えた女房が使い始めた隠語が一般化したもの。
  • お財布、懐事情が閑散としているという意。

古人達のこういうワード遊びってなんか良いですよね、現代でいうシャレ、ダジャレ的な感じで。。。。

さらに二十四節気を5日ずつに分けた七十二侯(しちじゅうにこう)では、
霜始降、霎時施、楓蔦黄に分けられる。

初侯 10月23日~10月27日頃

霜始降(しもはじめてふる)

氷の結晶である、霜がはじめて降りる頃。昔は、朝に外を見たとき、庭や道沿いが霜で真っ白になっていることから、雨や雪のように空から降ってくると思われていました。そのため、霜は降るといいます。


山口県に滞在してた頃、よくこの霜が着いた草に足を取られたものです。笑
そのおかげか、今は見る影もないですが体幹良かったんですよー、10代の頃は。。。

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次侯 10月28日~11月1日頃

霎時施(こさめときどきふる)

ぱらぱらと通り雨のように雨が降りはじめる頃。雨が降ったかと思えば、すぐに青空が顔を出します。
初時雨は、人々や動物たちが冬支度をはじめる合図だといわれています。

最近の雨は、パラパラなんて可愛らしいもんじゃないですよね、
大袈裟な表現やなぁと感じていた「バケツをひっくり返したような」という雨、何度かくらいましたよね今年。。。

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末侯 11月2日~11月6日頃

楓蔦黄(もみじつたきばむ)

もみじや蔦が色づいてくる頃。葉が赤色に変わることを「紅葉」と呼び、銀杏のように黄色に変わることは「黄葉」と呼びます。また、秋の山が紅葉することを「山粧う(よそおう)」といいます。

よそおう、装う、粧う。同じ言い方でもこういう日本語の使い分けや、当て字的な使い方をする古人のセンスたるやと思います。

語彙力があるように装うてもすぐにチョンバレ←、ワタクシの文章力ね。笑

読んでいただき感謝です!

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さてさてこの二十四節気の文字通り霜降どんどん寒さが増し、

足元は完全に冬です。

下が冷えると気が上に持ち上がりやすくなります。

これはよく例えられるのが、溜め置きしていた湯船、上表面は暑いが下は冷めたいってやつ。真冬に入ったらアカンやつ。

人の体もやはり外が寒ければ下から冷えは来ますのでしっかりと全身の湯をかき混ぜるイメージでこの初冬(初秋)に臨んでみても良いかも!?

食べて(気を補って)、動いて(気を動かして)、出す(余分な気の排出)、休む(気を整える)

どれも過不足なく、しっかりと自分の体に耳を傾けお過ごしください。

それではまた👋

[治療家 矢野慎也]

あ、今回はちょこっと東洋医学はお休みです。

二十四節気 寒露

「寒露(かんろ)」は、“二十四節気”の17番めにあたる節気で、毎年10月8日ごろ〜10月23日ごろ(次の節気「霜降」の前日)までを言います。


昼が短くなり夜が長くなっていくのを感じる頃、朝晩の空気が冷たく感じられる季節🌾

朝露が冷たい外気に晒されて凍ると霜が下りますが、その直前の時期もしくはその露のことを寒露と言います。
漢字だけ見ると、寒さが厳しい時期を想像してしまいますが、実際には寒さが本番を迎えるその少し前、朝晩になるとそれまでとは違う冷たい空気を感じるようになる時期と考えてよいでしょう。
農家にとっては、寒露の時期はまさに収穫の最盛期🌾✨
稲刈りの繁忙を極める時期。

新米の美味しい季節です🍚🍙
栗ご飯も美味しい季節🌰🍚😋

また、空気が澄むことから、月や星を眺める絶好のシーズンで、10月13日頃には 中秋の名月(十五夜)の次に美しいと言われている
「十三夜」が見られます🌕

またこの季節は、私の大好きなコスモスの花が各地で咲き乱れる時期。
今年も少し遠出をして、満開のコスモスを見に行けたらいいなと思っています💕

【大仙堂治療家 池田玲子】