読み方は、つい「こゆき」と読んでしまいそうですが、「しょうせつ」と読みます。
小雪は、「雪が降りはじめるころ」のことを言います。
ちょうどこの頃に使う言葉に「小春日和」があります。
これは、旧暦の10月を小春と呼ぶ事に由来する言葉で、春先に使うのは誤りという事になります。
現在の新暦で言えば10/23〜12/22頃が旧暦の10月の範囲です。
この時期の天候や陽気が春のものと似ていますが、春とは区別する意味合いもあり、「小春」と呼ばれるようになりました。
これまでの寒さとは打って変わって、日差しも暖かくて陽気になることがあります。このような日を小春日和と言います。
つまり、「ふいにやってくる春のように暖かい日」と言えます♪
あくまでも晩秋〜初冬にかけて使う言葉になります。
俳句においては、小春日和は冬の季語です。
[治療家 鈴木綾佳]
二十四節☆立冬☆
立冬(りっとう)とは、冬の始まり。
「立」には新しい季節になるという意味があり、立春、立夏、立秋とならんで季節の大きな節目です。
これを四立(しりゅう)と言います。
11月8日は、まだ秋です。実際の季節とずれてる気がしますね!
でも立冬は、もぅ冬ですよ。という意味ではありません❌
立冬は初めて冬の気配が現れてくる日で、これから冬らしく寒くなっていくよ!という意味なんです。
朝夕冷込み、日中の日差しも弱まって来て、冬が近いことを感じさせる頃。
木枯らし1号や初雪の便りも届き始めます。
今年は昨年より18日早い11月4日に木枯らし1号が近畿地方では吹きました🍁
暦の上での冬は立冬から立春からの前日(節分)までです。
※気象庁の冬は12月から2月だそうです☺︎
[治療家 鈴木綾佳]
二十四節気☆霜降☆
2019年の10月24日〜11月8日を霜降(そうこう)と言います。
霜降は、秋が一段と深まり朝霜が見られるそんな時季です。
秋もいよいよ終わりが近づき、朝晩の冷え込みが厳しくなり、北国や山里では霜が降り始めますが、平野では12月初旬ごろになります。
草木は枯れ、秋を惜しむかのように山は紅葉で彩られます。
近頃だんだんと日が短くなり、冬の兆しが感じられるようになってきました。
「霜降」は秋の最後の二十四節気。
11月7日ごろからはとうとう「立冬」を迎えます。
コートや暖房器具の準備など、そろそろ本格的な冬支度を始めるのが良さそうです。
[治療家 鈴木綾佳]
二十四節気☆寒露☆
寒露とは
二十四節気において秋分の次に来る季節の事です。
その由来は、草花に付く露が寒さによって凍り始めるというもの。秋の長雨が終わり、本格的な秋の到来であり、農作業も収穫の時期を迎える目安となります。
露が冷たい空気と接し、霜に変わる直前で、紅葉が濃くなり、燕などの夏鳥とシベリアなどから冬鳥である鷹や白鳥などが飛来し交代される時期でもあります。
自然豊かな地域であれば、耳を澄ませるとコオロギや鈴虫の音色も聞こえてきます。
秋らしさが実感できる時期でもあります♪
大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が多くなります。
夜には月も美しく輝いて見えるので、空を見上げてみてはいかがでしょうか??
これまでと違った、秋の清々しさと趣を感じる空に出会えるはずですよ^ ^
[治療家 鈴木綾佳]
二十四節気☆秋分☆
秋分の日の「秋分」とは、
1年を24の期間に分けた「二十四節気」の一つ。
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、彼岸の中日です。
秋分の日周辺の時期を、一般的には「秋のお彼岸」と呼びます。
秋のお彼岸とは秋分の日前後3日間・計7日間の期間で、ご先祖様の供養を行う期間の事。
秋分の日は
明治11年から祭日と制定され、
秋季皇霊祭という宮中祭祀が行われる日でした。
戦後、GHQの意向で、国家神道を解体しそれらにまつわる祭日も廃止されたのですが、今でも秋分の日として国民の祝日になっており、法律で「祖先をうやまい、なくなった人をしのぶ」という趣旨になっています。
仏教では、あの世は西に、この世は東にあるとされ、太陽が真東から昇って、真西に沈む春分の日と秋分の日は、あの世とこの世が最も通じやすい日と考えられ、お彼岸にお墓参りをする風習を踏まえているからです。
恥ずかしながら、祝日でも特に気にせず過ごしてきた。
このブログを書くにあたり初めて秋分の日の意味を知る事が出来ました!
いい勉強をさせて頂き、ありがとうございます^ ^
白露に続き今日も台風ですね。
風が強いので、皆様も気をつけてくださいね!
[治療家 鈴木綾佳]