二十四節気 穀雨

こんにちは
治療家の米田友紀です😊

今日は二十四節気の第6節目
「穀雨」を紹介させていただきます

穀雨は二十四節気において
春をあらわす一番最後の節気です
“穀物や草木を潤す雨が降るころ”
とされており
今年は本日から次の立夏までの
15日間を指します
田畑に植え付けをしたあとの雨は
まさしく恵みの雨☔️✨
先週末もまとまった雨が降りましたが
これから雨量も増え
ますます草木が喜ぶ季節となります🌿✨

たまに気が向いたら塗り絵をするのですが
今年は二十四節気の塗り絵を塗ってみています

穀雨の塗り絵には
藤、牡丹、すずらん、チューリップの花が描かれていました
春の花
かわいいです🌷

去年はこの時期になかなか外に出られず
後々、体調不良につながっている方が
多かったように思います
春は外に出て体を動かすなどして
発散することが大切です

相変わらず落ち着かない世の中ですが
お家での楽しみを増やしつつも
春の木気に誘われて
新緑の中を散歩をしたりして
のびのびと過ごしたいですね

米田友紀

二十四節気 清明

4月4日から二十四節気の「清明」に入りました。

「清明」は暖かくて過ごしやすい気温となり、草木の新芽もぐんぐん伸びだす時期。街路樹の大きな木の枝の先から黄緑色の若々しい葉っぱが育つ様子を見るのは気持ちいいもんです♪ 鍼灸大仙堂の窓から見える古墳の樹木もしっかり芽吹いていますよ。

季節の移り変わりを「陰陽」の視点でみれば、「春分」から陽気が増えだし、「夏至」で陽気が最大となります。「清明」は陽気が増えだす序盤でしょうか。
イメージ図をエクセルで作成してみました。

東洋医学で最古の、でも、今もとっても重要なことが書いてある『黄帝内経』素問の四気調神大論には、「 四季の気候変化に従い、生気を調整することによって、養生と疾病予防の実際効果を達する」ことが述べられています。
ヒトも自然界の中の一部ですから、こういう大きな流れをふまえた生活や養生をしていけるといいですね。

どんな養生をすればいいの?ということについては、前回の「二十四節気の春分」でもご紹介していますが、 ちょっと汗ばむような軽い運動(ウォーキングなど)で陽気を発散させたり、陽気を発散させる性質がある旬の春野菜もおすすめです。今だとタケノコやセロリなどいかがでしょうか。発散がうまくいかず、のぼせがちな時は酢の物もいいですよ。ただし、食べ過ぎ・バランスにご注意を! [治療家:熊本 和]

参考文献:『現代語訳黄帝内経素問上巻』東洋学術出版社、『東方栄養新書』メディカルユーコン


二十四節気 春分

春分とは、太陽が真東から登り、真西に沈むこと日のこと。昼と夜が同じ長さになるの春分の時期を二十四節気の大きな節目のひとつとします。

ヨーロッパなどでは、春分をもって春の始まりとしているそうです。


肝の気は上昇する性質を持っていますが、春の陽気に刺激されて肝気がのぼり過ぎることがあります。
正常よりものぼり過ぎると、目の充血や頭痛、イライラ、めまい、情緒不安定などの症状が出てきます。
そんなときには…酸味を持つ食物や、春が旬のセロリやせり、あさり、はまぐり、帆立貝など肝の働きを調節してくれる作用を持つ食物を食べると良いでしょう。

春を快適に過ごすには、軽い運動などをしてストレスを発散し、精神状態をゆったりさせる事も大切です♪

春は新学期、新年度と色々変化が大きく、気持ちにも色々変化があると思います。
その最中では分からないことの方が多いのですが、知らないうちにストレスがかかってる事は多く見られます^ ^
そんな自分をたまには自分で褒めてあげてくださいね!

[治療家 鈴木綾佳]

今年は何年か振りにクリスマスローズが咲きました♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
ちょっと下向きかげんですが…
これから上向くのかな⁇
是非、大仙堂の前でお待ちしています♪
見てあげてくださいね^ ^

二十四節気 啓蟄

啓蟄(けいちつ)とは、陽気に誘われ、土の中の虫が動き出すころのこと。一雨ごとに春になる、そんな季節の気配を感じながら。

○春は肝のトラブルが多い季節

3000〜4000年ともいわれる長い歴史をかけて、季節の変化と体の変化を観察しています。
それによると、春は五臓のなかの「肝」の気がたかぶりやすい季節なので、肝を補養することが健康上大切と説いています。

東洋医学の肝の働きは、西洋医学の肝臓の働きと同じというわせではなく、肝臓の本来の働きである血液の貯蔵、分配、解毒などのほかに、目や筋肉、情緒のコントロール機能などまで広範囲にわたっています。

季節の変化で体が変わるとは…不思議ですよね!
でも、実際に私たちの体は季節を敏感に感じたりながら生活しているみたいです。
そんな自分をたまには感謝したり、褒めてみあげて下さいね^ ^

[治療家 鈴木綾佳]

沈丁花(じんちょうげ)今年も咲いてくれました^ ^
良い香りがしますよ♪
来られた際には一度香りを楽しんでみてくださいね♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

二十四節気 雨水

雨水とは、降る雪が雨へと変わり、氷が溶け出す頃のこと。昔からこの季節は農耕の準備をはじめる目安とされてきました。

動植物の成長や発動をうながす「風」ですが、元気が不足し、抵抗力が衰えている人にとっては、体調をくずす要因となることがあります。
これを「風邪(ふうじゃ)」と呼びます。
「風」には上に舞い上がる性質があるためか、人でも頭や顔などの上部が侵されやすく、目の充血、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、めまい、のぼせなどの症状となってあらわれます。

「風邪をひいた」とは、「風」に侵された事だったのです。
花粉症もこの症状と似ています。

風邪は春だけでなく一年中発生します。
その対策は、体表で発散させて体に侵入させない事です。
昔から風邪の対策に、ネギやショウガを入れたお粥を食べて、寝て汗をかくと言う方法がありますが、これは「風邪」がまだ体の深くまで侵入しないうちに、汗と一緒に追い出すという考え方です。
寒気がして鼻水が出るような寒性の風邪の時は効果的です。

[治療家 鈴木綾佳]

一昨年のシクラメンも頑張って咲いてくれました♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪