二十四節気 夏至 

6月21日、「夏至」(げし)到来、2021年は7月6日までがその期間になります。
「立夏」「小満」「芒種」「夏至」「小暑」「大暑」と夏を6分割したうちのちょうど真ん中。樹木の緑もますます深まってきています!

2021年6月20日 鍼灸大仙堂の窓から見た古墳。雨降りで潤った樹木の葉っぱがもりもり!

ここで「太極陰陽図」に二十四節気の移り変わりを組み合わせた水彩色鉛筆画をみてみましょう。
太極陰陽図の陽気をあらわす白い部分が一番膨らんでいるところに「夏至」が位置しています。

「夏至」は一番陽気が高まる時期だということがおわかりいただけると思います。
「立夏」のblogでも書きましたが、自然界の陽気が増えていくこの時期に、ヒトも陽気が増えていきます。養生のポイントは、身体に陽気(熱)をため込みすぎないこと!

お散歩やウォーキングでじんわり汗がでる程度に体を動かし、体の陽気(熱)を外に出しましょう。適度に熱を放出しておくことで、夏だけでなくその後の秋、冬も健やかにすごすことができます。とは言っても、暑い時期なので、朝夕の涼しい時間帯を選ぶ、こまめな水分補給をする…など工夫してくださいね。

この2枚の写真は梅雨の谷間の爽やかな青空。
猛暑は困るけど、梅雨明けが待ち遠しいですね。
自然界の動きに合わせた養生をして、お元気でお過ごしくださいね。

【治療家:熊本 和】

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