本日(3月5日)は「啓蟄 けいちつ」 二十四節気の第三番目 「啓」は開く 「蟄」は虫などが土中に隠れ閉じこもる の意味で、 「啓蟄」は “冬ごもりの虫が這い出る”という意味です。 大地が温まり、冬眠していた虫たちが春を感じて穴から出てくる頃。 一雨ごとに気温が上がり、日に日に陽射しも明るく暖かくなってくるこの季節、 八百屋さんにも様々な春野菜や山菜などが並びます🥦 春野菜の代表と言えば「菜の花」ですが、そもそも菜の花って何の花かご存知でしたか?
先日ラジオを聴いていたら、ある農家さんが菜の花についてお話をされていて、菜の花について初めて知ることだらけでした👀 「菜の花」は、アブラナ科の野菜の花芽のことで、ハクサイ、カブ、ダイコン、コマツナ、ミズナ、チンゲンサイ、キャベツなどの花芽の総称。 冬野菜の多くは、同じアブラナ科の仲間なんだとか🥬 冬野菜たちは、春が近づき暖かくなってくると、花茎を伸ばし、花を咲かせ子孫を残す準備を始めます。 花茎のことを「董(とう)」といい、これが伸びてくることを「とう立ち」と言います。 野菜はとう立ちが始まるとそちらに全てのエネルギーを注ぐため、 ダイコンやカブなどの根の部分はスカスカに(これを「ス」という)なり、 葉野菜の葉の部分は固くなってきてしまいます。 そのかわり、エネルギーの集中している菜の花は柔らかく甘く、とても美味しくなるんだとか😋 菜の花は、野菜たちがせいいっぱいのエネルギーを注ぎ込んだ、1年で春しか楽しめないものなんですね☺️ そもそも「菜の花」という植物は植物学的にはなく、アブラナ科の植物の総称で、花びらが4枚で十文字に咲くことから十字花植物とも呼ばれているのだそうです。 また、菜の花の“菜”には「食用に出来る葉や茎」という意味もあるそうです。 一般に出回っている菜の花は、アブラ菜のものがほとんどで、食用に品種改良されたものが多いそうですが、 アブラ菜、コマツ菜、白菜、キャベツ、水菜(京菜)、カブ、カラシ菜、ブロッコリー、カリフラワー、葉牡丹、クレソン、ルッコラ、大根 など、、 日頃食材となっているもののほとんどの花芽が菜の花なんですね😲 知らなかったー!(知らなかったのは私だけ?!💦) またひとつ賢くなりました(笑)
いろいろな野菜たちの菜の花です👇
春は「昇発」の季節🌸 冬の間じっとしていたものが、一気に動き出す時🐛 人のカラダもココロも、何となくウキウキして、新しいチャレンジがしたくなったりしてエネルギーが外へ上へと広がり昇りやすくなります。 ただ、昇発しすぎると、上へ上へと気が昇りすぎて、めまいや頭痛がしたり、気持ちが興奮しすぎたり、、コントロールが難しい時期でもあります。 この時期は、軽い運動とゆったり深い呼吸(特に、吸うことより吐くことが大事!!)を心がけて過ごせるとよいですね😉🌱 ココロが苦しくなるようなニュースに、怒りと悲しみが抑えきれない毎日ですが、一人でも多くの人達が安心して幸せに過ごせる世の中であってほしい、と切に願います。
【大仙堂治療家 池田玲子】