こんにちは!
1.今週のお花をご紹介します♪
- オキナグサの実
- ひまわり
- アストランチャ
- ニゲラの実
- 紫陽花
- カーネーション
- カスミ草
- ピットスポラム
初めて見た「オキナグサの実」。写真中央のフサフサの長い毛がはえているものです。長い毛が老人のひげのようにみえるので翁草と命名されたという説もあります。花はアネモネに似た感じで、以前は代表的な山野草として日当たりのよい原野で見られたそうですが、今は絶滅を危惧されているとのこと。見てみたいなぁ~。
2.蒸し暑くなってきたら…
5月5日に二十四節気「立夏」となり、5月20日には「小満」となりました。今日は25℃を超える暑さで半袖で気持ちいいくらいです。だんだんと夏らしくなっていくとともに、湿気が多い梅雨も近づいてきます。私はジメジメ暑いのは苦手です。皆さんはいかがでしょうか。
東洋医学の五臓の中の「脾」は、胃腸の働きや食欲、体力、水分代謝などの働きと考えます。「脾」は湿気や冷飲食に弱いので、梅雨時に冷飲食が多いと働きが弱まってしまいます。また、からだの中に湿気を生じやすくさせる「甘いもの」「油濃いもの」「もち米」「消化の悪いもの」などを控えたほうがよいでしょう。
ちょうど今頃からの時期に私のお皿によく登場する食材が、胡瓜、茗荷、紫蘇です。
- 胡瓜は身体にこもった余分な熱をさましたり、水はけをよくしてくれます。また、のどの渇きも収めてくれます。
- 紫蘇・茗荷は気血の巡りをよくしてくれます。
さらに、最近出会った食材で摘果メロンもお気に入りです。メロンもウリ科なので、きっと胡瓜と同じような作用をするのかなと思いますが、生でサラダに加えると、ポリポリコリコリの食感がたまりません。
自然界の中で生活しているものとして、自然界がどんなふうに季節の変化をしているか、そんなときに、ヒトの体にはどんな変化がおきやすかを考えてみて、それに合う食事を考えてみるのは楽しいですね♪スーパーには年中なんでも揃っていますが、この季節ならではのものを見つけて、養生とともに、楽しんでくださいね。
参考文献:梁晨千鶴著『東方栄養新書』、橋本浩一主編『東洋医学に学ぶ四季の健康法』
【治療家:熊本 和】