二十四節気 立秋

今日から二十四節気の立秋。

四季の移ろいを、暦のうえで明確に区切ったものが「二十四節気」です。もとは古代中国で農業の目安として作られたものが、平安時代に日本でも広まったとされています。
 
立秋は処暑までの十四日間。
秋が立つという言葉からは秋の訪れを感じさせますが、実際には夏の暑さが極まり、秋に向け季節が移り変わり始める日という意味です。つまり暦のうえでは立秋が夏の暑さのピークであるとされ、立秋の翌日からの暑さは「残暑」と呼ばれます。
 
今年の夏も記録的な暑さですが、これからは、移りゆく空や雲の様子、虫の鳴き声など、秋探しをしてみるのもいいかもしれませんね。
秋の空ってわけでもないですが、8月2日の夕焼け。今年は辰年。昇り龍?に見えなくもない^^;
今週のお花も素敵ですよ。
爽やかな真夏の色合いから少し秋らしい色合いに変化しています。季節の先取りですね。また、アレンジもとっても素敵です♡
最後までお読み頂きありがとうございました!
皆様、暑い日が続きますが、どうぞ、ご自愛ください🍀

鍼灸大仙堂治療家 鄭 令子

二十四節気 大暑

7月22日より二十四節気の「大暑」にはいりました。
1年で一番暑い時期と言われていますが、まさしくその通りで、全国的な猛暑日が続いていますね。私は夏生まれですが、暑い夏は苦手です(^^;)

東洋医学では、夏のこの時期にヒトに影響する外邪(外的要因)として、暑邪があります。炎天下や猛暑時に影響を受けるもので、カラダの中に一気に熱がこもってしまいます。また、湿度が高い時期にには湿邪もあります。サラサラ流れてほしい気の流れを阻害し、よどませてしまいます。全身が重怠くなったり頭が重かったり、むくみ、下痢、お腹の調子がいまいちということもあります。
それらの外邪がヒトへ影響するのを予防するために、日頃の生活習慣などからカラダに湿や熱を溜め込まないように出来るといいですね。また、基本的なこととして五臓のバランスをとっておくこともとっても大切です。

私は大暑の始まりの日に、冬瓜のスープとスパイス入りトウモロコシピラフを作りました!

【冬瓜の東洋医学的効能】

  • 清熱利水消腫(体内の余分な熱を収め、利尿して、むくみを消す)

【トウモロコシの東洋医学的効能】

  • 益気寧心(体力をつけ精神を安定させる)
  • 調中開胃(消化不良や食欲不振を解消する)
  • 利尿・ひげ部分(利尿作用がある)

暑い時は、冷たいものが増え勝ちですが、温かいスープもいいですよ。とうもろこしごはんも美味しかったです!毎日の食事の中で季節、体調に合わせて工夫していけるといいですね。

まだまだ暑さが続きますが、お元気でお過ごしくださいね。

【治療家:熊本 和】

参考文献『鍼灸臨床能力北辰会方式理論篇』、『東方栄養新書』

二十四節気 小暑

こんにちは。
大仙堂治療家の鄭です。

今日から二十四節気の小暑です。
小暑とは二十四節気の11番目。
梅雨が明けて蝉が鳴き始め、暑さが本格的になる頃です。
今年は梅雨入りが遅く、まだ梅雨明けしていませんが、予報とは裏腹に、雨が少ないように思いますね。気温は35℃越えの連日猛暑!本格的な暑さは間違いなく到来しているようです。
そういえば、昨日、初めて蝉の鳴き声も聞きましたよ。
夜になっても気温が下がらず、体の中の熱がなかなか下がりません。
夏野菜は体の中の熱を冷まし、余分な水分を排出してくれるものが多いです。きゅうりやスイカ、冬瓜やトマトなど、上手に取り入れて下さいね。
さっぱりするものが多いのですが、食べすぎ注意!ほどほどが一番ですね(^^)
今日は知り合いの方が主催していた韓国料理のランチ会に参加してきました。

私が取り扱っている韓国のイド発酵韓茶を使ったお料理が沢山並びました!
参鶏湯ペッスク(参鶏湯風スープ)
朝採れの無農薬野菜を使ったお惣菜
骨付き鶏もも肉。薬念(ヤンニョン)を乗せて。
韓国では暑気払いのために滋養食を食べる伏日(ポンナル)という韓国版土用の丑の日があります。
夏至から立秋過ぎまで3日あり、初伏・中伏・末伏と言います(2024年では初伏7/15・中伏7/25・末伏8/14)
朝鮮王朝時代、朝鮮では鶏肉料理がが普及しておらず、その頃は補身湯やどじょう汁などが食べられていましたが、今は參鶏湯が人気です。
韓国では、伏日にはお店に行列が出来るそうですよ。
我が家では、1日は鰻、あとの2日は参鶏湯を食べる予定です(^^)
韓国料理教室in鍼灸大仙堂손맛
次回は9月です。
いよいよメニューも決まりました!
今日頂いたお惣菜もメニューに取り入れる予定です!
近々、ご案内しますので、お楽しみに♪
最後まで読んで頂きありがとうございました。

二十四節気 夏至

こんにちは!
今年は6月21日に「夏至」を迎えます。
二十四節気では6月21日から7月5日までの15日間が「夏至」の期間となります。

5月5日に「立夏」となり、「小満」「芒種」とだんだん夏らしくなってきて、「夏至」はもっとも昼の時間が長くなる時です。

図の一番上が夏至!

国立天文台によると、2024年「夏至」の大阪の日の出は4時45分日の入りは19時15分だそうです。この後は少しずつと日の出が遅くなり、7月7日頃から日の入りも早まっていくようです。

半年後の冬至では、日の出が7時過ぎ、日の入りが16時台となるのですから、自然界のルールというか、地球や宇宙の動きに大きなものを感じます。

これから夏本番に向けて、まだまだ暑くなるでしょうし、日本には梅雨があります。今年は梅雨入りが遅いようですが、21日から雨予報が続いているのでそろそろでしょうか。

こんな季節の変わり目に体調を崩されるかたが少なくありません。

夏は陽気がとても強い季節なので、五臓のうち「火」に属する「心」に熱をこもらせず、穏やかにしておくことが大切です。昨年の夏は、唐辛子入りの辛すぎるものを食べて、心に熱がこもって、一晩中眠れなかったという事件がありましたので、この夏は失敗しないように気をつけようと思います。
また、梅雨時は湿気が多い時期ですので、体内に湿気をこもらせないことも大切です。体内に湿気が増えると、脾胃(消化器系)の働きが悪くなってしまい、食欲低下、からだの重怠さ、むくみ、下痢、めまい・・・などの症状がでてきます。冷たいもの、甘いもの、油濃いもの、消化の悪いものをとりすぎないようにしましょう。

日々の養生と鍼で、梅雨も暑い夏も元気に乗り切っていきましょう!

【治療家:熊本 和】

二十四節気 小満

赤い紅葉も綺麗ですが、緑の新緑も好きだったりします(*´ー`*)

二十四節気のひとつ「小満(しょうまん)」

万物が勢いよく成長して、天地に生気が満ちるということから「小満」と呼ばれる、気持ちのいい季節です。

昨年の秋に蒔いた麦の穂が育ち、ほっとひと安心することから、「小さな満足 = 小満」となったともいわれています。

小満を過ぎれば、次に訪れるのは、しっとりとした梅雨、そして、暑い夏。

それまでのつかの間、一年でもっとも気持ちのいい今、草木に目を向けてみてはいかがでしょうか。

大仙堂がある同じ堺ですが、ちょっと海側へ寄り道♪

旧堺灯台。

1877年(明治10年)に完成し、1968年(昭和43年)まで使用され、日本では最も古い洋式木造灯台の一つだそうです。(木造やったんですね!帰ってきてから知りました🤣)

私は夕方に行ったので、そこまで暑くもなく、風が気持ちよく、の〜んびり散歩が出来ました✨

まだまだ堺でも知らないところが多そうです。

オススメの場所があれば教えて下さいね♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

治療家 鈴木綾佳