二十四節気 立冬2022.11.7

こんにちは。大仙堂治療家の鄭です😊

11月7日は二十四節気の立冬でした。立冬は二十四節気の19番目になります。

二十四節気は1年を4つの季節に分け、さらにそれぞれの季節を6つに分割しています。立冬は冬に分類されている節気のうち、最初にめぐってくるものなので、まさに冬の始まりですね。

冬は自然界では「万物の収蔵」休眠状態に入り、春からの活動に備える時期です。陰の気が最も盛んになります。陰のエネルギーは内へ内へと向かうので、動物の冬眠のイメージで、エネルギー、栄養分を消耗することは避け、「補い」「蓄える」ことを意識してゆっくり過ごしましょう☺️

話は変わりまして、この1週間は学びの1週間でした。

韓国釜山東義大学付属韓方病院教授によるお話を聞くことが出来ました。(10月30日)
1部では中国から天津中医薬大学准教授によるオンラインでの講義、2部では国際ウエルネス薬膳協会の先生の講演を聞くことが出来ました(11月6日)

色んな方との出会いにより、学びの機会を頂けたことに感謝です✨

講義内容ももちろん素晴らしく、有意義な時間でしたが、薬膳のお話や韓方(ハンバン)の養生法など、生活にすぐに取り入れれるお話も面白かったです♪♪

今日は443年ぶりの皆既月食、天王星食でしたね。皆さま、ご覧になられましたか?

大仙堂治療家 鄭令子

二十四節気 霜降

おはようございます👋

本日は二十四節気の霜降にあたる日です

今年もわたくしが担当いたします、霜降(そうこう)
霜降に関しては去年UPしておりますのでこちらをどうぞ〜

20211023 霜降

少し時期が過ぎていますが、ここ最近「ヘェ〜」となったお話。
※さらっと見聞きした情報なので気になる方は検索を

食が増す時期ですが、お米好きとしては少しのおかずで米をかっこむ(かきこむ)食べ方は幼少期から今も変わりません。

そんなお米、江戸時代にはのお米が税金の代わりをなしておりました。
その為江戸には腐るほど米が溢れていたそうです(大阪らしく大袈裟に書いてます)

その為、お米促進キャンペーンとして、
”かずかずの副菜”(のち”おかず(御数)の語源)が発展するのですが、、、

それでもおっつかねぇと思ったお偉いさんたちは、
「味の濃いもんを作れば、もっと米食えるっしょ」という考えのもと編み出されたのが
佃煮や、きんぴらなどの日本らしいお料理のかずかず、おかず。

あれよあれよと消費されるようになるも、この時代のお米はまだ玄米。
当時の調理機器といえば、薪に鉄釜でつきっきりの調理が必須。

そして場所は江戸。
燃料となる薪、木々は江戸郊外からしか頼れない。

運搬コスト、燃料費、調理時間。。。コスパわる!

そこで厚い外皮に覆われているのを剥がして白米にしよう!
そしたら調理時間が1/4に、ということは薪を使う量も減り、
よりお米の消費が拡大!!となるがみなさんご存知「江戸患い」=「脚気(かっけ)」の流行となります。

そもそも何故単食で日本人が済んでいたかというと、
玄米と味噌の栄養素が相互に補填しあい必須アミノ酸うんぬんがまぁまぁカバーされていた。とか、
あとは現代みたくジッとしているのでなく、
大抵は農業や武術など運動をしていて腹持ちのより米と当時の生活サイクルがあっていたなど様々。
現代は飽食、なんなら味だけに特化された化学料理、加工食が多いですね。

自然な食事ってなんやろう?と考えだすと品種改良食材うんぬん、カタカナ文字食材(海外品種など)って日本古来のものではないよな?などキリが無いですね。

多様性と謳われているいる現在にはどうなん?と思われるかもしれませんが、上記としたように体質として米、味噌文化漬けの歴史が数百年ご先祖さんから受け継いでいるので

体質が完全に改変されるには7世代を要するとかで。といっても完全に洋食文化を7世代続けてのお話らしく、この米、味噌体質は脈々と受け継がれているのです。

とめちゃ長々と、、、
米と味噌食いましょうのお話にすり変わったブログでした。

他にも米を研いだ排水が海に大量に排出されるようになった江戸の海。
そこでは豊富な海の幸が育まれ(現代のように科学物質の少ない汚水のため)
大漁の魚介、米をなんやかんやとあって組み合わせたのが江戸前寿司。

同じ時代に日本茶お茶旋風が起き、
朝に米を一回炊いて、昼夜は朝の残りの冷や飯を食べていたのを、
その熱々お茶で温め直して食べ出したのがお茶漬けの始まりなどなど。
尽きませんね、知識食欲。


最後の最後に
猫まんまが色んな面で最強だと思います(笑)

ではまた大仙堂、ブログ内にて

[治療家 矢野慎也]

二十四節気 寒露(と、チャイのお話☕)

朝晩の冷え込みが強くなり、空気も乾燥する季節となってきました🌾

いつも大仙堂ブログをお読みいただき、ありがとうございます。

大仙堂治療家の池田玲子です😊


暦の上では、本日10月8日から22日までの期間を「寒露(かんろ)」と呼び、二十四節気の17番目にあたります。

「草木に冷たい露(つゆ)が降りる時期」という意味で、
この時期に秋が深まり、朝晩ぐっと冷え込むようになります❄

また、秋の味覚が充実する時期であり、温かい物が欲しくなってくる季節でもあります♨️
さて、秋の味覚とはあまり関係ない気もしますが、 、

先日、何年も前からずっとずっと、一度お会いしてみたいと思っていた男性に会えるチャンスがありました❤️

、 、とは言っても、イケメンのアイドルタレントとかではなく😁笑
一見すると、どこででもお見かけするようなごく普通のオジサマ(失礼!!🙏)です👇
このお方、知る人ぞ知る✨ちょっとした有名人です! テレビにも何度か出演されてる方なので、顔出しOKだと判断しております😉 ご本人からは、撮影いくらでもOKをいただいております。

神原博之(かんばらひろゆき)さんという男性をご存知でしょうか?

この男性、40年間チャイを飲み続けるチャイの専門家です。

チャイを初めて日本に広めたという、大阪中津の伝説のカフェ(紅茶専門店)「カンテ・グランデ」(1972年オープン)で30年以上に渡りお茶の仕入れ、販売、卸を担当。

退職後は、チャイに関する書籍を執筆したり、チャイ作りのワークショップを各地で開催するなど、長年チャイ作りに携わってきた人です。

2年ほど前には、TV「マツコの知らない世界」にも出演し、美味しいチャイでマツコさんを感動させておられました😋


ちなみに、チャイというのはインドなどで飲まれている、煮出した甘いミルクティーのことです☕

インド料理店はもちろん、カフェにもチャイメニューがあったり、チャイ専門店なんかもありますが、使われる茶葉やスパイスなどの種類の違いによって、様々なオリジナルの味を作り出すことができ、その可能性は無限大✨なのです。
私は10年以上前に、あるヨガのイベントで出された手作りのチャイを飲んで以来すっかりその魅力にハマってしまい、我流でいろいろな紅茶やスパイスを試して作るようになっていましたが、
偶然、この神原さん著書のチャイ本を読んで、一度でいいから、この人の作るチャイを飲んでみたい❗とずっと思っていました。

先日、ついにその長年の夢が叶いました🎉
神原さんご本人による、マサラチャイのレッスン☕
参加者ひとりひとりに、こまかく丁寧に美味しいチャイの作り方を伝授してくださいました😍
会場となったのが、これまた知る人ぞ知る✨京都の老舗書店「恵文社 京都一乗寺店」 本好きなら知らぬ人がいないと言われているスゴくおしゃれで素敵な本屋さんです📖
チャイに使う牛乳を計量する神原さん☺️
長年チャイを作ってきた経験から、最高に美味しいチャイを作るための茶葉やスパイス、牛乳や砂糖についての説明まで、惜しみなく沢山の知識と技術を披露してくださいました!
実際、目の前で煮出される神原さんのチャイ✨ 出来上がる前から「美味しいに決まってるやん!」というくらいに良い香りが〜😍
吹きこぼれる寸前まで煮立てるのがコツです🔥 慣れると10分ほどで最高に美味しいチャイが作れるようになります😋
さてさて、このブログを読んでいるうちに、美味しいチャイが飲んでみたくなったという方もたくさんおられることでしょう(自分勝手な解釈😁笑)

体を温めてくれたり気持ちをリラックスさせてくれるようなスパイスも使用するので、これからの季節、特に飲みたくなるチャイ❣️

いつか、 、(近いうちに!!)皆さまに、神原さん直伝のチャイを味わっていただける機会があればいいなぁ、 、とボンヤリ妄想中の池田です🧘

いつか、 、が、どこかで実現しますように🍀
恵文社の店内📕 これはほんの一部分。おしゃれな雑貨コーナーや喫茶スペースもあり。とても広いので、本好きの人なら半日くらい居ても飽きないのでは?!

いつも、話が大きく脱線して終わる私のブログを最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます🙇

次回もどうぞお楽しみに(?)😁

【ヨガをこよなく愛する 鍼灸治療家 池田玲子♪】

二十四節気 秋分

こんにちは👋

9/23(金)は、秋分、二十四節気の第16節。
春分同様に昼夜の時間がほぼ一緒、厳密には昼が少し長い。

昨年にも秋分の日に関しては記事がありますのでこちらをどうぞー

→2021年9月23日 秋分

この記事内にも挙げております、

「木耳(キクラゲ)」

大仙堂インスタグラムには過去チラリ(6/8投稿分)と登場させたことがあるんですが、
(フォローまだの人はフォロー追加お願いいたします。)

そう、密かにキクラゲが育っているのを一定時期のみですが観察しているのです!

で、折角なら収穫しちゃう?そして食べてみようかと。。。
思ってましたが、
どこかに撤退したようでスッカリ綺麗に”木”だけになっていました(残念!?)

残暑まだまだあるつもりでも、足元は冷え出し
また体の中は、発汗によって乾き、冷飲冷食によって冷えやすい状況です。


週に1度はキクラゲなどで体を潤し、生姜や梅干しで体を温めるケアをしてみても良いかも。

と言っても一番のケアは毎日の運動、睡眠、お通じが基本ですね。
食欲の秋も近づいていますから気をつけねば!

数年前、弾丸2泊3日韓国にて。
いわゆる精進料理、美味しかったなぁ

では、また大仙堂、ブログ内にて👋

[治療家 矢野慎也]

二十四節気 処暑☀️

処暑(しょしょ)とは、二十四節気の14番目。

「処」という字には「止まる」という意味が込められているため、「処暑」は「暑さが終わる頃」なのです。

暑さが峠を越し秋に向かう処暑とはいえ、最近の日本の夏は残暑が長く続く傾向にあります。さらに、昔から処暑の頃は台風がよく来るといわれているので気を付けて下さいね!

大仙堂の近くには仁徳天皇陵をはじめ古墳がたくさんあり緑が多い場所です。

昨日の朝、大仙堂で準備をしている時に窓の外から秋を感じた鈴木です🤗

毎朝暑いと思っていたのに、少し涼しく感じる気がします!(日中はまだまだ暑いですね☀️)

蝉の大合唱が鳴り響いていたはずなのに、ツクツクボウシや鈴虫の鳴き声が聞こえてきました!(虫に詳しくないので多分です😅)

もぅ秋なんやなー!ってしみじみと実感しました🍁

治療家 鈴木綾佳

秋は「収斂(しゅうれん)」の季節という。
万物が成熟して収穫される。
徐々に
空から強い風が吹き、
大地には粛清とした
気配が漂います。

秋の養生法
鶏と同じように、早寝早起きすべきである。

つまり、心を安らかにし、
陽気をひそめて、天地の
粛殺した気の影響を和らげる。

これは秋の「収斂」の
気に相応する養生法である。

これに背くと、
秋によく
活動する
肺気が傷む。

すると、冬には
下痢がちになるのである。

黄帝内経 四気調神大論

↓↓↓

「秋の3ヶ月は実りと収穫の季節であり、ときに冷たい風も吹き、葉も枯れ落ちる。この季節の特徴に従って早寝早起きし、過労せず、気持ちを穏やかに保ち、冷たい空気にあまりさらされない様にするのがよい。

これが秋の良い養生方法である。もしこれに逆らっていると、冬になると下痢を起こす。」

秋の養生では、冷えるものや冷たい風に気を付け、早寝早起きを心がけ、心は穏やかに過ごすことが大切だそうです。

外出時は一枚羽織るものをもっておき、冷たい外気に素肌をさらさないようにし、深呼吸なども良いみたいですよ♪