二十四節気 小寒

ハチ高原スキー場
こんばんは。大仙堂治療家の鄭です♬
1月6日は小寒(しょうかん)。二十四節気の23番目です。
寒さがまだ小さいという意味ですが、寒さが極まる少し手前で、これから本格的な寒さを迎える時期です。一年で最も寒い「大寒」に向かっていきます。
冬の澄み切った空気の中、夜空の星は美しく輝きます。
この時期は体を温める食べ物で、気血の巡りをよくするといいですね(^^)
特に旬の食材は体を温めてくれるものが多いです。
旬の食材 
まぐろ、かぶ、きんかん、小松菜、にんじん、ねぎ、鱈など。

一方、旬の食材でも冷やす食物もあり、かき、かに、大根、白菜などは体を冷やす食物なので、鍋やスープといった温かい調理をして、温性の食物と組み合わせて食べて下さいね。

私はこの時期、鱈と大根のスープが食べたくなります。
いい鱈が手に入らなくて、まだ食べれていないのですが、大きく切った大根と一緒にスープにします。
こういう時に、幼い頃から旬のものをしっかり食べさせてもらっていたんだなぁと母に感謝です。
画像借りてきました。
お話は変わりまして、皆様、年末年始はどのように過ごされましたか?
私はバタバタとあっという間の年末年始でしたが、お正月から食べ過ぎる日が続き、2kgも増えてしまいました(泣)

そして、昨日は1月7日。
「七日正月」といい、7種類の野菜を入れた七草がゆを食べる慣わしがあります。
新年にこの野菜を食べると自然界から新しい生命力を分けてもらえるので、1年中病気にかからず、寿命が伸びるといわれていました。

今はパック詰めされたものやフリーズドライのもの七草茶漬けなど、手軽になりましたね(^^)
7つの野菜がそろわなくても大根だけのお粥でもいいそうです。デトックス効果が強く、老廃物を排出してくれるそうですよ。
長くなってしまいました。
今年も新たな目標を掲げ、1年元気に過ごしたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

二十四節気 冬至

冬至(とうじ)は一年で最も昼が短く、夜が長い日です。

寒さを乗り切るために、日本では昔からこの日に栄養価の高いカボチャを食べ、ゆず湯に浸かる風習があります。

冬至のいわれはどの食材も、体を温めたり疲労を回復したり、胃腸の調子を整えたりする効果が期待できる食材ばかり。

言葉遊びやゲン担ぎのように思えますが、実は寒さが厳しくなる冬至の時季にピッタリの食材です。

○昔は冬の寒い季節の野菜不足を補うものとして保存が利き、カロテンやビタミンが豊富なカボチャはとても貴重な栄養源だったからだと言われています。

東洋医学的効能
・胃腸の吸収力を高めて元気をつける
・炎症を抑えて痛みを止める
・解毒作用
・虫下し

カボチャは甘味で「温性」と古文献に記載されています。「温性」の食品ならば、食べすぎると舌が赤くなったり顔面にニキビやできものなど、熱がこもって起こる症状が現れるはずです。ところが、東洋のカボチャは、食べすぎると舌の色が真っ白く、下痢などがよくみられます。
これは甘味より「潤い」の性質の方が強く、余分な水分が溜まってしまい、気や血の循環が悪くなりやすいためです。

ゆず湯に浸かる風習は、江戸時代からあったようです。「ゆず湯に入ると一年間風邪をひかない」といわれるほど、ゆずには血行を促進して冷え性を和らげる効果があると言われています。

○冬至を境に日が長くなることにゲン担ぎをし、なんきん(カボチャ)、にんじん、れんこん、ぎんなん、うんどん(うどん)など、「ん」のつくものを食べて「運盛り」をした風習からだと言われています。

冬至の記事を調べてたら色々なところで出てきた「いとこ煮」
材料を煮えにくいものから順にお鍋に入れて煮込んでいくことから、「おいおい煮る」を「甥甥」にかけ、すなわち「いとこ」と名付けられたとされている説もあるそうですね。

↓↓↓↓

小豆とカボチャで煮るだけなら私にも作れるかな⁈と思い家を探すと…小豆あった💡

カボチャもたるたるファームさんのお野菜セットに入っていたバターピーナッツカボチャがあるぞ〜🥜

これは作れるぞ⁈という事で
夜な夜な作りました〜♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

治療家 鈴木綾佳

二十四節気 大雪

こんにちは。大仙堂治療家の鄭です。

毎日寒い日が続いていますね。

12月7日は二十四節気の大雪(たいせつ)でした。

大雪とは、雪が降り積もるころを指す二十四節気の21番目です。

大雪を迎えるころには、平野部でも雪が降り始め、空っ風が吹き、日照時間が短くなるなど、本格的な寒さが到来します。また、動物たちが冬眠に入る時期でもあるといわれています。

今年は12月7日から冬至までが大雪になります⛄️

この時期の我が家の定番。

1週間前に干し始め、小さいのはそろそろ食べ頃。干すスペースが少ないのが残念です。

韓国には季節や体調に応じた、たくさんの伝統茶があります。民間療法として各家庭でよく飲まれており、専門のカフェもあるほどです。

その内の1つ、双和茶(サンファ茶)は風邪の予防や滋養に効くといわれ、この時期によく飲まれるお茶です。

この時期ならではの双和茶、ゆず双和茶を作りました。

ゆずの中身をくり抜いて、9種類の生薬を詰め、蒸す→乾燥する、を9回繰り返します。

種は化粧水、中身ははちみつ漬け。捨てるところがありません(^^)

最後は韓紙に包んで紐で結び、保存します。

手前が1年前の物。大きさもかなり違います。

飲む時は30分程煮出して。

干し柿を開いてクルミを巻いて作るコッカンマリという薬菓と頂きます😋

今年も残り少なくなりました。

慌ただしく毎日を過ごしていますが、そういう時こそ深呼吸をして呼吸を整えたり、軽く運動したりと気持ちよく過ごせるように心掛けています(^^)

皆様も年末年始、体調にお気をつけくださいね。

大仙堂治療家 鄭 令子

二十四節気 小雪

小雪とは、20番目の二十四節気です。

わずかながら雪が降り始めることを意味しています。

小雪の前は立冬、後は大雪で冬本番を迎える時期でもあります。

明日(11月23日)は収穫を感謝して、この年に収穫された穀物を食べる「新嘗祭」が行われる日です。小雪はちょうど新嘗祭が行われる時期にもあたります。最近では勤労感謝の日として有名なので、新嘗祭についてはあまり意識しないかもしれませんが、今年は旬の食べ物を感謝していただいてみようと思います♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

寒い冬は温かいものを食べたくなりますね!

この季節に旬をむかえる、えび、なまこ、まぐろ、かぶ、きんかん、小松菜、にんじん、ねぎなどには体を温めてくれる作用があります。

もち米、山芋、南瓜、鶏肉、羊肉、黒砂糖なども同様です♪

一方、牡蠣、カニ、大根、白菜などは体を冷やすの食物なので、鍋やスープとして温かい調理をしたり、温めてくれる食材と組み合わせて食べた方が美味しく食べれますよ(*⁰▿⁰*)

治療家 鈴木綾佳

二十四節気 立冬2022.11.7

こんにちは。大仙堂治療家の鄭です😊

11月7日は二十四節気の立冬でした。立冬は二十四節気の19番目になります。

二十四節気は1年を4つの季節に分け、さらにそれぞれの季節を6つに分割しています。立冬は冬に分類されている節気のうち、最初にめぐってくるものなので、まさに冬の始まりですね。

冬は自然界では「万物の収蔵」休眠状態に入り、春からの活動に備える時期です。陰の気が最も盛んになります。陰のエネルギーは内へ内へと向かうので、動物の冬眠のイメージで、エネルギー、栄養分を消耗することは避け、「補い」「蓄える」ことを意識してゆっくり過ごしましょう☺️

話は変わりまして、この1週間は学びの1週間でした。

韓国釜山東義大学付属韓方病院教授によるお話を聞くことが出来ました。(10月30日)
1部では中国から天津中医薬大学准教授によるオンラインでの講義、2部では国際ウエルネス薬膳協会の先生の講演を聞くことが出来ました(11月6日)

色んな方との出会いにより、学びの機会を頂けたことに感謝です✨

講義内容ももちろん素晴らしく、有意義な時間でしたが、薬膳のお話や韓方(ハンバン)の養生法など、生活にすぐに取り入れれるお話も面白かったです♪♪

今日は443年ぶりの皆既月食、天王星食でしたね。皆さま、ご覧になられましたか?

大仙堂治療家 鄭令子