This week’s flowers 20221014 珈琲クラス上級コース第3期最終回

こんにちは!ブログにお越しいただきありがとうございます。

①今週のお花をご紹介♪

大仙堂に届きたてホヤホヤのフレッシュさ100パーセントのお花。池田先生撮影。

クレマチス、ホワイトスター、アストランチアマヨール、カラー(白色&赤色)、カーネーション、スプレーバラ、ユーカリ、ポリシャス、セダム、モンステラ 全10種類!

今週、気になったのは小さなベル型のクレマチス。可愛いですね。花の中を覗き込んで撮影しようとしましたが、ぎりぎり無理でした!ご来院時に直接見てみてくださいね。

②珈琲クラス上級コース第3期最終回♪

第1期、第2期の有志の方々にも集まっていただきました。最終回はコーヒー豆の精製方法を勉強した後、ロブスタ種の生豆を使った実習をしました。

コーヒーノキにはいくつもの栽培種があるのですが、味や香りが良いのはアラビカ種です。一方、ロブスタ種は病害虫に強く低地でも栽培しやすい品種ですが、味の面から缶コーヒーやインスタントコーヒー、ブレンドコーヒーに使われています。

今回の実習ではベトナム産のロブスタ種をストレートで焙煎、試飲した上で、ロブスタ種の味の特徴を生かしたブレンドコーヒーを作りました。

上級最終回だけあって、いろんな豆の味を想像しながら、とっても美味しいブレンドコーヒーをつくっていただきました!私も味見をしましたが、それぞれに個性があって美味しかったです。

ブレンド名をご紹介します!配合を知りたい方は個別にお知らせくださいね。

・秋味ブレンド

・こくのあるブレンド

・ワインまつりブレンド

・秋の夜長ブレンド

第3期最終回修了記念写真。

11月6日(日)次期珈琲クラススタートします!ご参加いただける方募集中!!

最後までお読みいただきありがとうございました。気温の変動が大きいですが、お元気でお過ごし下さいね。【治療家:熊本 和】

This week’s flowers 20220915 珈琲とお祭り

次々と台風が発生している中、30℃超えの暑い日が続きますね。首周りにタオルを巻くのが欠かせない治療家の熊本和です。

今回は①今週のお花、②9月11日開催の珈琲クラスとお祭りの様子をご紹介します♪

①今週のお花 9月15日~(写真撮影は池田玲子先生です)

ヒマワリ、ミニバラ、トルコキキョウ、フジバカマ、モンステラ、タデ

タデ:ピンク色の小さな花の房が垂れ下がっているものです。かんざしの飾りみたいで可愛らしいですね。花言葉は「健康」。鮎の塩焼きに添えられている緑色の薬味(蓼酢)はタデの若葉をすりつぶして作るそうですよ。ほー!

②珈琲クラス開催とお祭り(9月11日)

今回は5月からスタートした基礎コース全5回の最終回でした。これまでの様々な生豆の焙煎や試飲の経験をもとに、世界に一つだけのマイブレンドを作りました。

コーヒー生豆20グラムを焙煎すると500㏄のコーヒーを作れます。これまでは生豆20gは1種類で焙煎してきましたが、今回は、ひとつひとつの豆の味を思い出したり、想像しながら、何種類かの生豆を組み合わせて20gにして焙煎しました。

参加者5人の方々が作ったマイブレンドコーヒーをお互い飲み比べ。どれも美味しかったのですが、一番人気は、なっちゃんのブレンド名「シュガーフィックス」。生豆の配合は、ブラジル5g、ハワイコナ3g、モカナチュラル4g、マンデリン8g。気になる方は作ってみてくださいね。

そして、珈琲クラスの日と前日の2日間は百舌鳥八幡宮の秋祭りでした。珈琲クラスの合間に大仙堂の窓からおみこしを見ることができました。コロナ禍で3年ぶりだそうです。とっても活気があって、元気がもらえました♪ 2秒だけですが動画をどうぞ!

皆々様の無病息災を願いつつ、今回のブログは終わります。お読みいただきありがとうございました。

【治療家:熊本 和】

This week’s flowers & 2022夏キャンプ

今週のお花とともに、大仙堂有志による夏キャンプの思い出を少しご紹介します。

まずお花。

今回は私の出勤曜日に届きましたので、自分で撮影。結構、難しいことを実感!!

ヒマワリ・バラ・カーネーション・キク・ヒペリカム・ドラセナレッド・スモークグラス・ユーカリ。

生花やグリーンはいいエネルギーを放ってくれているように感じます。大仙堂にお越しの時にお近くでご覧くださいね。

そして、夏キャンプの一部をご紹介。

大仙堂有志で「自然の森ファミリーオートキャンプ場」へ行ってきました。

見渡す限り木々に囲まれた贅沢な場所でした。
小さな小川がいくつも流れていて、その水音が耳に心地よかったです。

キャンプのお楽しみと言えば、なんといっても食事ですよね???

美味しいお肉でバーベキュー、子供たちと作ったハヤシライスやドーナツ。

サンチュにエゴマの葉っぱを重ねて、キムチと豚肉、特製味噌をのせて、葉っぱをくるっと巻いていただくサムギョプサル。初めてでしたが、とっても美味しかったですよ。

そして、もうひとつ感動したのは小5の女の子が焼いた目玉焼き。躊躇せず、生卵を器用にポンポンと割って、お水を少し入れて紙皿でさっと蓋をして、とっても美味しそうな出来上がり♪ 小さかったあの子が、こんなことができるようになっている!!久々に孫に会うおばあちゃんの感動を味わった気分でした(笑)

テント泊も久々の体験でした。

自然の中に身をおく、仕事以外の話をいろいろしてみる、いろんなヒト(大人も子供も)と交流してみる、やったことがないことや久々なことにチャレンジしてみる、童心にかえってみる。。。現地にいた時間は20時間弱でしたが、いろいろいい体験をさせていただきました。ありがとうございました。来年も行けるように体力増進につとめたいと思います!

【治療家:熊本 和】

This week’s flowers 20220714 花と夏の過ごし方

1.今週のお花をご紹介!

写真:池田玲子先生
写真:池田玲子先生

ブルーベリー

ヒマワリ

スプレーバラ

セダム

カーネーション

トルコキキョウ

スターチス

モンステラ

2.夏の病因

今年は早めに梅雨明けを迎え、いきなりの猛暑、そして雨による高湿度で、あまり快適とはいえない気候ですね。多くの患者さんからは「急な暑さ、湿気の多さに体がついていかず、しんどいです」というお声を聞きます。

ヒトの心身を不調にさせる原因は、東洋医学では大きく3つに分類されます。

①内因 七情によるもの、怒・喜・憂・思・悲・恐・驚などの精神的因子が一定範囲を超えたり、長期に続き過ぎた時に心身に影響します。

②外因 四季の変化「風・寒・暑・火・湿・燥」が正常範囲を超えたり、その範囲に達しないときに「邪」となって、心身に影響します。また、正常範囲であっても、ヒト側がその変化に適応できない状態の場合も同様です。

③不内外因 不適切な飲食、過労、外傷等

急な暑さ到来や過剰な湿気が続くなど、まさに②外因の「暑邪」「湿邪」に該当します。暑いからと冷たいものを摂りすぎると「五臓」の「脾」の働きを弱めてしまい、体の水の巡りが悪くなり、頭重や体の重だるさ、しびれ、関節の痛みや動かしにくさを引きおこすこともあります。また暑い中、休憩や水分補給なしにいることで、多量の汗とともに「気」も失ってしまいます。

3.夏の養生

どの季節でもお話することですが、大事なことは基本3つ。

①睡眠 十分な睡眠をとることで五臓六腑の修復がされやすくなります。

②運動 夏はからだの中にこもった余分な熱を運動して排出しましょう。また、運動で手足を動かすことで全身の「気」がめぐりやすくなるとともに、胃腸の働きもよくなります。

③食事 質の良いものを適量で。個々の人によってお体の状態が異なりますので、ご自分に合った食事についてアドバイスが欲しい方は担当の治療家にお尋ねくださいね。

4.私のお気に入りのお茶ご紹介

先月の菊花茶に続いて、今月は「玫瑰小豆蔲茶」のご紹介です。

左から、イランの玫瑰花、小豆蔲、中国山東省の玫瑰花。

「玫瑰」は玫瑰花(まいかいか)のことで、ハマナスの花の蕾です。バラのような香りがします。気血の流れをよくしたり、美容効果も期待できるそうです。「小豆蔲(しょうずく)」はカルダモンです。カルダモンはスパイスの女王と言われていて、血のめぐりをよくしたり、痰をとったり、鼻詰まりにも作用するそうです。どちらもそれぞれにいい香りでリラックス効果も大きそうです。

これらをミックスして90℃のお湯で花茶をつくり、氷の上に落として冷やしました。小さな茶杯で2,3杯いただきましたが、からだの中に爽やかな風が吹き抜けるようでした!

蒸し暑い日が続きますが、工夫してお元気でお過ごしくださいね。いつでも鍼灸でもサポートさせていただきます。最後までお読みいただきありがとうございました。

【治療家:熊本 和】

二十四節気 夏至

本日6月21日から「夏至」

暦では5月5日の「立夏」から夏が始まっており、8月7日に「立秋」を迎えて終わります。

「夏至」は3か月続く夏のちょうど真ん中です。

夏は1年のうちで陽気が一番盛んな時期となります。その中でも「夏至」は陽気が一番多く、何かとヒトにも影響してきます。

       お手製陰陽対極図、再登場!

陰陽で言えば、「陽」は「陰」と比べて相対的に

動的 で、

ヒトのからだにおいては 

気や熱が集まりやすい 性質があります。

五臓「肝・心・脾・肺・腎」で言えば、「心」は他と比べて非常に「陽気」が強い臓なので、暑い夏に陽気がこもりすぎないような養生が大切です。

「ココロ」を愉快に穏やかに整える。そして外に発散させることも大切。

ご自分のココロがゆったりすることにも時間を使ってくださいね。

さらに、日本はただいま梅雨真っ只中。

夏の陽気が盛んになっていく中、湿気もたっぷりです。

この時期に、味の濃いもの、甘いもの、油っこいもの、冷たいものを摂りすぎると、「脾」に負担をかけてしまうこととなり、カラダの中の湿気が増えすぎてしまうこととなります。そうすると、重だるさがとれなかったり、食欲がおちたり、お通じが下痢気味になったり、、、。先日の矢野先生の「芒種」のブログもご参照ください。

そこで、私のオススメの飲物をご紹介いたします。

菊花茶です!!

カラダの余分な熱を外にだしてくれて、気サラサラ、目のサポートにも働いてくれます。写真のようにお湯を注いで、好みの味がでたところでグラスに注いでいただきます。急須にはどんどん差し湯をしておかわりできますので経済的でもあります(^_-)-☆熱々でも、常温でも美味しいですよ。

先日の中国茶のお稽古でいただいた菊花茶には驚きました!

台湾の山で冬に摘まれた芳香菊という種類だそうですが、なんとパッションフルーツの香りがします。また、はちみつの香りや甘みも感じられます。とっても珍しい菊花茶でした。お値段は、なんと1グラム1400円だったそうです。。。また出会えるといいなぁと思っています。

よかったら、菊花茶をお試しくださいね。

暑さ、湿気の多い中、体調が変わることもあると思います。ぜひ、東洋医学的な考え方での鍼灸で、お元気回復のためのお手伝いをさせていただければと思います。

【治療家:熊本 和】

参考文献:『東方栄養新書』メディカルユーコン、『中医養生のすすめ』東洋学術出版社、『臓腑経絡学』アルテミシア