なんだかんだ東洋医学[修行の巻4]

–質問の仕方–

私が生まれ
鍼灸臨床家に至るまでの様々な気付き。
その、なんだかんだを綴っている第四弾!
今回は−質問の仕方−です。

コレ、かなり師匠や先輩方に鍛えられましね。

どんなこともそうですが
最初は分からないことばかり

ですから
分からない事がダメ、なのではなく
聞き方がめちゃくちゃ大事なんです。

兄弟子や姉弟子
ましてや師匠に質問しに行くときに
「○○って何ですか?」
のような、しょーもない質問の仕方をすると

注意してくれる先輩はまだ優しい方で
ある先輩には、笑ってごまかされたり。。
ある大先輩からは、適当な答えのみ。。
ある大大先輩の答えは全て「陰陽やっ!」。。
最終的には無視されて終わります。

自分の質問したい内容について
事前に調べておくのは当たり前。

できれば、自分の質問に対して
先輩や師匠が答えるであろう
〝想定答え〟を幾つか考えておき
その〝想定答え〟に対して
もう一つ被せていく〝想定質問〟
をも幾つか準備しておくと完璧です。

既に、その時点でかなり知識を
入れておく必要がありますね。
ム、ムズい。。

ここで断っておきますね。
コレは、患者さんに対して
言っている訳では決してありません。
患者さんは、どんな質問の仕方でも構わないですよ。
何も気にせず、何でもドシドシ質問して下さい。

後は、質問するタイミング
コレも重要ですね。

聞きたい聞きたいオーラを出しまくってると
先輩や師匠に気付かれて
自分に近づいてくれる事もありません。
(逆に避けられます)

常に質問する内容を
幾つか手持ち札として用意しておき
忙しい時間が少し落ち着いたその瞬間に
その日の出来事と絡めて質問するのです。

って、コレがまた更にムズい!

コレ、何恐竜っすか。。の聞き方はNG!

[上の写真でシュミレーション]
この首と尻尾の長さや
全体のバランスから考えて
ブラキオサウルスを
作成されたのだと私は考えます。

そこで一つ質問です。
この作品の特徴として
生物らしからぬ角ばった状態を
残して作成されている意図は
敢えてブロックの特徴を活かしきることで
〝静と動〟いわゆる〝陰陽〟
を表現されているのでしょうか?

[質問に対する答え]
ん?かっこ良かったらええやん。

[更に一つ被せた質問]
そ、そそそそうですよね。。
じ、じじじ自分自身が良いと思う事が
い、いいい一番重要ですよね。。

こりゃ、完全に負け試合ですね。
修行の道はまだまだ続く。

チャンチャン♫

[鍼灸大仙堂 代表 山本克仁]

今週のお花 その二十五

皆さんこんにちは
今週も素敵なお花が届きましたので
ご紹介いたします

とっても華やかで
可愛いらしいアレンジメントです

カラー

スプレー菊
スイトピー
アゲラタム
アルストロメリア
ユーカリ
ラナンキュラス
スプレーバラ

初めて見た名前は”アゲラタム”
さっそく調べてみたところ
2枚目の写真に写っている
紫色のフサフサしたお花でした

ラナンキュラスに
アルストロメリア
今週は
見た目も名前も華やかなお花たちが
勢揃いしました

ぜひ来院された際は
お花に癒されてくださいね🌸

[治療家 米田友紀]

春節

昨日から春節、旧元日ですね。
今回の冬はとても暖かい!

きょねん、毎年感じていた冬の悲しい匂いも感じられず
あれよあれよとクリスマス、年末と経ち、
気がつけば1月も終わり。。。。

十数年ぶりに正月らしい正月は過ごしましたが
いかに外気、環境によって四季を感じていたことを痛感。


寒すぎるのは辛いですが、物足らんというか。
むむむ。


そんな中、インフルエンザのシーズンは到来!!

と思いきや、

SARS(重症急性呼吸器症候群)再来のような

「新型コロナウイルス」

恐いですねー
前回のSARSではなんと鍼灸治療が実は大活躍をして、その収束、収拾になったとか。
ですが悲しいことに、検索をかけて鍼灸が有効だったとは出ませんでした。

今回も鍼灸が活躍することを祈ります!(他力本願)

糠床始めました

菌には菌を!(ウイルスですが、、、、、)

新型を見越してか、年末より’ぬか’をこさえています、

古来より日本人は(だけではないですが)
味噌や、糠、納豆などの発酵食品を食べてきてます。
老師の教えをふと思い出したかのように作り始めました。

美味しく一品追加され、手のケアにも!?
一石二鳥!!

糠床を起こすまで、その後の管理など手間ですが是非!?
(*出来上がっても差し上げることはできません。菌が合わず降すかも??)

”いりこ”入れ忘れて、適当にさしたらば”チンアナゴ”的な絵面に。笑

[治療家 矢野慎也]

今週のお花 その二十四

こんにちは
今日は一日雨降りなお天気ですね
いかがお過ごしでしょうか

今週も素敵なお花が届きましたので
ご紹介いたします

ラナンキュラス

ガーベラ
スイトピー
ブプレリューム
バラ

先週分からなかったお花
ラナンキュラスが
今週も入っていたので
一目でわかりました
ピンク色のグラデーションが
本当にかわいくて癒されます

しばらく雨降りお天気が続くそうですね
一雨ごとに春が近づいてくるのでしょうか
そう言えば
今年はまだ雪を見ていません
春が来る前に
一目見れたらなぁ❄️

[治療家 米田友紀]

なんだかんだ東洋医学[修行の巻3]

−想像を形にする力−

私が生まれ
鍼灸臨床家に至るまでの様々な気付き。
その、なんだかんだを綴っている第三弾!
今回のキーワードは−想像を形にする力−

三女の頭から飛び出てきた、お誕生日ケーキちゃん!

基本的に、視覚では捉えづらい
〝気〟を相手にしている私たち。

それでも、患者さんへの問診や
ツボに触れたり、脈を診たりしながら
東洋医学のルールに照らし合わせ
患者さんの〝気の状態〟を
なるべく正確に把握していきます。

そこで、あやふやなモノを
より、実態のあるモノへと
変換する能力が必要になってきます。

そう、
−想像を形にする力−です。
(シャレではありません)

頭の中で想像したものを
目の前に形として現わせる。

患者さんを治療する
ということは
例えてみると
お料理に似ているかもしれません。

この材料で、こんな味の
あんな料理を作りたいなー?

それなら
材料に何使う?
どうやって調理する?
切り方は?焼き方は?
味付けは?盛り付け方は?

で、できた料理はどう?
食べてみてどう?
想像した通りになってる?
何かが足りない?
逆に、何かを入れ過ぎた?
次はどうしたい?
そして、また想像する。

そうなんです。

より細部まで
頭の中で想像した状態を
目前に出現させるには
知識、技術、経験が必要です。

が、先ずは
何かを想像してみましょう!
なんとなく
ボヤーッと考えるのではなく
細部まで
細かく細かく想像することで
リアリティーが増してきます。

次に
何かを作ってみましょう!
絵を描いてもよし。
粘土で何か作ってもよし。
もちろん、お料理でも。

で、自分の想い通りのモノが
目の前にできあがったら
その時、更に良い鍼が
できるようになっているはず!

無形から有形に
−想像を形にする力−

コレ、鍼灸臨床家には必須です!


〜やまかつ こぼれ話〜
自宅で餃子を作った際
子どもたちと一緒に
餡を包む作業を任されまして

でも、
自分の想像した通りの
餃子が食べたい私は
別室に皮と餡を持ち込んで
一人黙々と包みまくっていたのですが

いざ、焼きに入った瞬間!?
子どもたちが想像し形にした
UFO餃子、きんちゃく餃子
中身はみ出し餃子と共に
オレの餃子がいっしょくたに。。

なんか
ちょっとだけ
悲しかったです。

[鍼灸大仙堂 代表 山本克仁]