おばさまゴレンジャー。

写真 2
ランニング中に遭遇する
赤青黄色のゴレンジャー

ラジオ体操後にも関わらず
勝ち誇った笑い声と共に
道幅いっぱい5人が並んで
こっちに向かってくる

避けようと思えば思うほど
凝視してしまう
凄まじいエネルギー

定かではないが
ゴレンジャーの笑顔で
地球の何パーセントかは
平和が保たれているはずだ

やまかつ

怖いもの。

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長女はオバケ
次女もオバケ
三女は獅子舞が怖いらしい

怖いものがあるって
自分以外の存在を
認めている証拠

怖いものがあるって
悪いことはしてはいけない
と心の何処かにちゃんとある証拠

私が怖いものは、、、ヒミツです

やまかつ

 

リズム。

写真 2 (2)
海から陸へやってくる波
意識して感じる心臓の鼓動
闇夜を照らす月の満ち欠け
様々な季節の移り変わり

このリズムの中に生まれ
このリズムの中で生き、死に
また、リズムの中に生まれる

この秩序は狂う事がなく
小さな円は大きな円を支え
ある抑揚を別の抑揚が包む

そう
ひとつの環のなかで

やまかつ

鍼をするということ②。

e (13)
さて
鍼をするのは私なのか
私を集中させるのが鍼なのか
私がそのツボに鍼を刺すのか
そのツボが私に刺さるのか
両者なのか
どちらでもないのか

これら私と鍼と相手が複雑に
絡み合い分離することはできない

ひとつ なじませること
ひとつ つながること

その瞬間
結果として鍼が成立
それが鍼をするということ

やまかつ

鍼をするということ。

e (18)
患者さんの苦しみを抱え込み
逃れることのない自分との葛藤

雨滴のような息をのみこみ
永遠と続く沈黙

そして自問自答

一歩一歩と思考を重ね
未だ見ぬ世界へと分け入る

命を預かり 鍼をひとつ

鍼をひとつするとはそういうこと
他の何でもない己との会話

やまかつ