鍼をするということ。

e (18)
患者さんの苦しみを抱え込み
逃れることのない自分との葛藤

雨滴のような息をのみこみ
永遠と続く沈黙

そして自問自答

一歩一歩と思考を重ね
未だ見ぬ世界へと分け入る

命を預かり 鍼をひとつ

鍼をひとつするとはそういうこと
他の何でもない己との会話

やまかつ

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