二十四節気 立冬

11月7日は立冬。 二十四節気では11月7日から11月21日の期間が立冬で、暦の上ではいよいよ冬の始まりです。 立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒と6つの節気が冬に区分されます。

久々に登場!水彩色鉛筆で描いた太極陰陽図と二十四節気

これから冷えて寒くなっていくのか・・・と思うと、来年2月の立春が待ち遠しくなってしまいますね。 実際にはまだまだ秋の紅葉を楽しめる時期でもあります。 四季の移り変わりを感じながらゆったり過ごす時間を少しでも持ちたいものです。

大仙堂の窓から見える古墳の様子も少しずつ秋冬に向かっているような気がします。 夏は古墳の樹木の葉っぱから光が発散されている感じでしたが、落ち着いた色合いとなってきています。

冬の過ごし方、養生については、先週の池田玲子先生のblog今週のお花で紹介されていますので、ご覧くださいね。

私からは食べ物のご紹介! 夏から秋にかけて収穫されるサツマイモやカボチャ。いずれも収穫後すぐは水分が多く含まれているので、2週間以上追熟させたほうがホクホク甘味がでてくるそうです。 サツマイモもカボチャも胃腸を助け、元気の「気」を補ってくれる食べ物です。これからの季節にもうまく取り入れたい食材ですね。

お米はいつもの水加減で、そこにサツマイモ丸ごと投入し炊飯器のスイッチオン。炊き上がったら写真のように崩してご飯と混ぜていただきます。すごーく美味しいですよ。

今回もお読みいただきありがとうございます。寒くなっていく季節ですが、どうぞお元気でお過ごしくださいね。 【鍼灸大仙堂治療家:熊本 和】

今週のお花から

こんにちは!鍼灸大仙堂治療家の熊本です。

今週も素敵なお花をご紹介いたします。

まあるく纏まっていて、とても可愛らしいブーケです♪

花材とその花言葉をご紹介します。

・アジサイ(辛抱強い愛情・ひたむきな愛)

・ケイトウ(おしゃれ・色あせぬ恋)

・ブルースター(幸福な愛・信じあう心)

・キク(高貴)

・カーネーション(感謝の心)

・てまり草(純粋な愛)

・タニワタリ(あなたは私の喜び)

・ドラセナ(幸福)

なんだか幸せな気持ちになれますね♡                        と、ここまで書いておきながらなんなんですが、私にはどうしてもこんな風に見えてしまいます(^^;)

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花から話がそれていきますが、私(熊本)の家には黒猫のくろちゃんが家族として一緒に住んでいます。 とある事情で2か月ほど別々に暮らしていたのですが、10月からはまた一緒に住めることになり、その嬉しさからか、大仙堂のお花まで猫に見えてしまいます。 

昨夜のくろちゃんの写真をちょっとご覧ください。

6歳 オス くろちゃん

大あくびをしています。                               ふだんはなかなか口の中を見ることはできないのですが、なかなかいい感じの舌の色です!

普段の鍼灸治療の際に舌を診せていただくことが多いですが、舌は、その形、色、苔の状態などから、健康状態を知ることができます。

特に、舌をみることでお体の状態が冷えに傾いているのか、熱に傾いているのかを知るのに大いに役立つんですよ。 

患者さんが「私は冷え性なんです」とおっしゃっても、舌の状態からそうではないことがわかることも少なくないです。

今日はお花からお話がそれていきましたが、以前に投稿した爪の話と合わせて、鍼灸治療のための診断について、少しでも知っていただけたら嬉しく思います。

お読みいただきありがとうございました。【鍼灸大仙堂治療家:熊本 和】

二十四節気 秋分

 2021年の「秋分」は9月23日。国民の祝日にもなっているので、みなさんご存知の日ですね。二十四節気では、一年間を24節に区切って第16節目が「秋分」にあたります。立春(2月3日~)から数えて、もう一年の3分の2なんですね。  

 秋分は昼夜の長さがちょうど同じくらいになり、これからは少しずつ昼間の時間が短くなります。日暮れが早くなってくるとなんだか気ぜわしくなりますね。 自然界の陰陽のバランスも陰>陽となっていきます。  

鍼灸大仙堂の窓から見る古墳。空が秋っぽくなってきたような。。。(9月22日撮影)
古墳の足元というか、古墳の手前の阪和線レール沿いに彼岸花!!(9月22日撮影)秋分らしい風景!
阪和線の車窓からみた空。まだ夏の余韻も。。。(9月22日撮影)

 この時期の養生として、昨年の鈴木先生の秋分のblogでも紹介されていましたが、 肺や体を潤す作用のある食べ物を取る事を私もオススメしたいと思います。 

 秋に旬をむかえる柿、銀杏、木耳、青梗菜、、落花生などが体を潤す作用を持っています。  

 ブログでオススメするからには私も食べてみなくては。。。と柿、をいただきました。

 は熱を収めて、のどの渇きを解消してくれる性質があります。  

 東洋医学的には、以下の働きも期待できるようです。  

【生津潤燥】唾液の生成を促進、乾燥した体を潤す  

【清熱化痰】毛細血管の循環障害を改善  

【除消渇】 糖尿病の症状を改善

 ただし、は「寒性」の働きをもつため、普段から冷え性で、よく腹痛がある方には残念ながらあまり合いません。まあ、どんなタイプの方でも食べ過ぎは要注意です(^_-)-☆   参考文献:梁晨千鶴著『東方栄養新書』メディカルユーコン

 最後に ♪梨のおやつ♪ をご紹介します。  

もう2回もつくりました♪

 普通、生でいただくことが多い梨ですが、生姜・黒胡椒(ホール)・水で煮ると、これまたスパイスのさわやかな辛みと梨の自然な甘味でとっても美味しくなります。冷やしていただいても美味しいですが、胃腸の弱い方だと冷やさずに食してみてくださいね。

【鍼灸大仙堂治療家:熊本 和】

2021大掃除完了!

タイトルをみて「え?この時期に?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、鍼灸大仙堂では年に一度の掃除は、年末ではなく、毎年9月にやっています。 今年は9月5日に実施しました。 窓を開け放っても、水で雑巾を絞っても、「寒い!」「冷たい!」がなく、かえって「気持ちいい~!!」ので、この時期の大掃除はおススメです。 壁、床、窓、カーテン・タオルなどリネン類、飾っている絵や置物?などなど、すべて心を込めてきれいにしました。 個々の物がきれいになっただけでなく、大仙堂の空気自体がリフレッシュ✨ このリフレッシュした空間で患者様をお迎えしていきます。 以下、大掃除の様子を秘蔵写真でご紹介いたします。

壁、天井など高いところを拭き清めた後は、床へ。 掃除機をかけた後、蜜ロウワックスがけ。大仙堂の床は無垢材なので、使い込み、時々ワックスがけをすると、どんどんいい味がでてくるのです!

蜜ロウは厚塗りをしないよう注意が必要~。スポンジで蜜ロウを塗りこんで、そのあと乾いた雑巾で磨いていくので、厚塗りだと雑巾がスルスル動いてくれません(^^;)

大掃除とランチタイム終了後はマスクをはずして記念撮影。前列の小さいカワイイ女の子は山本先生の5人目のお子さんではありません。念のため・・・(^_-)-☆

9月ですけど、新年の気分で、これからもよろしくお願いいたします!! 【文責 治療家:熊本 和】

二十四節気 立秋

8月7日からは暦の上ではとなります。 まだまだ陽気盛んな夏のように見えても、少しずつ少しずつ陰気が増えていき次の季節の準備をしているんですね。

二十四節気の「立秋」(8月7日~22日)を5~6日ずつ3つの季節に分けて詩のように表した「七十二候」があります。 

・涼風至(すずかぜいたる)8月7日~

・寒蝉鳴(ひぐらしなく)8月12日~

・蒙霧升降(ふかききりまとう)8月18日~  

これらの言葉を見ているとだんだんとらしくなっていくように思えます♪ 「暑い」だけではなく少しでも季節の変化を感じ取りながら過ごしていけるといいですね。 そして8月23日は暑さの峠をこして「処暑」を迎えます。待ち遠しい。。。

8月6日立秋の前日。鍼灸大仙堂の窓から見える古墳。太陽の光を浴びてピカピカ光っている木々がどのように変化していくか楽しみです♪

そして、秋と言えば美味しいものがいっぱい! 夏から秋にかけて実が熟していくイチジクもいいですね。 スーパーにはすでに大きなイチジクが並んでいました。2個480円!!

早く熟して欲しい。コンポートにするか、サラダにつかうか、そのままか。。。

イチジクの東洋医学的効能を調べてみました。

・健脾益胃 胃腸を丈夫にする  

・潤肺止咳 毛細血管の循環障害改善

・解毒消腫 炎症を収めて炎症によるむくみを改善する

いろいろと良い作用をしてくれそうですが、食べ過ぎはかえって体に負担がかかります。 なんでもほどほどに。。。が大切ですね。

どうぞお元気でお過ごしくださいね。【鍼灸大仙堂治療家:熊本 和】           

参考文献:梁晨千鶴著『東方栄養新書』メディカルユーコン