二十四節気☆啓蟄☆

啓蟄(けいちつ)と読みます。
大地が温まって、冬ごもりから目覚めた虫たちが、穴をひらいて顔を出す頃です。
啓は「ひらく」、蟄は「土の中に閉じこもっていた虫」という意味があります。

虫だしの雷
立春後の初めての雷をさす言葉で、土の中で冬眠中の虫たちの目覚めを促す雷という意味があります。
立春を過ぎ、啓蟄のころには大気が不安定になり、雷が鳴る事があります。
この雷は、春の到来を伝えてくれるめでたいものと考えています。

一雨ごとに気温が上がり、日差しも春めいて、生き物が再び活動し始めます。

世間ではコロナウィルスのニュースが毎日報道されています。
こんな時こそ自然に目を向けてイヤな気分を吹き飛ばしましょう^ ^
虫だけではなくお花たちも顔出してきてます♪

[治療家 鈴木綾佳]

小さくて見えないかな⁈ スミレが咲いて来てますよ♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

二十四節気☆雨水☆

二十四節気の第2節の節気です。

立春から雨水(うすい)へと変わり、暖かい陽気になってきて雪や氷が解け、雨水になる。ということです。
雪解け水が大地や田畑を潤し、川や湖に張っていた氷も水に戻り、ようやく春の足音が聞こえ始めます。

今日は昨日までと違い暖かい日になりましたね^ ^

雨水の時期に咲く花 沈丁花(ジンチョウゲ)o(^▽^)o
春の香りが良い花の代表です♪
クチナシ、キンモクセイと合わせて三大香木と呼ばれてます。

沈丁花は大仙堂の花壇にも植わっていますよo(^-^)o

まだまだ蕾が多いですが、近寄ると良い香りがしています♪
これからどんどんお花が咲いてくるので楽しみですね♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

[治療家 鈴木綾佳]

ジンチョウゲ1分咲き(^O^)

二十四節気☆立春☆

立春は二十四節気の第1節目で一年の最初の節気です♪
立春は、春らしさを感じる最初の日ということです。

この日から暦の上では春となり、さまざまな決まり事や節目の基準になっています。
春は「立春」から「立夏(5月の初め頃)」の前日までとなります。

旧暦では立春近くに正月が巡ってきたので立春は春の始まりであり、一年の始まりでもありました。「新春」「迎春」などの言葉にその名残が見られます。
立春=正月には必ずしもならないのは、二十四節気は太陽の動き元日は月の動きで決められていたからです。

梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の兆しが所々で感じられます。

[治療家 鈴木綾佳]

患者さんから頂いた“金のなる木”が仲間入りしました♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
小さな可愛いお花が咲いてます♡

二十四節気☆大寒☆

大寒は冬の最後の節気であり、二十四節気の24番目にあたる節気です。

大きく寒いと書くことからも「冷気が極まって、最も寒さがつのる時期」という意味があり一年の内で一番寒さが厳しくなる時期です。

実際には気象データから1/26〜2/4までが日本が最も寒くなる時期だと分かっています。

大寒が24番目ですので、次の順番は一番目に戻って「立春」となります。
大寒は1/5〜2/4の前日までの期間を指すこともあります。
期間の意味でとらえると、大寒の最後の日が「節分」となります。

節分は季節の分かれめ、節目という意味です。
今は立春の前日を節分といいますが、昔は二十四節気の立春、立夏、立秋、立冬の前日をそれぞれ節分といい、年に4回ありました。
しかし、立春前日の節分は特別です。旧暦では、この立春の前後がお正月ですから、このときの「節分」は、つまり冬の終わり、一年の最後の日、というわけです。

節分行事の元々の意味は新しい年の始まりの前日に厄を祓って、新年の幸運を願う行事でもありました。
今年の豆まきはぜひ、新しい春の喜びを願って豆を撒いてみて下さいね♪

[治療家 鈴木綾佳]

大仙堂シクラメン三姉妹♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
一昨々年の子は何色の花でしょうか⁇
花が咲いてくれるといいな〜♪

二十四節気☆小寒☆

小寒とは「最も寒い時期の始まり」を意味します。

小寒が「寒の入り」で、立春の前日が「寒の開け」、寒の入りから寒の開けまでの1か月を「寒の内」と言います。
ちなみに「寒」(かん)とは「最も寒い時期」のことです。
寒中見舞いを出し始める時期でもあります。

冬至よりも寒さが厳しくなる時期だと言われますが、寒さを感じるとともに、少しの辛抱で春がやってきますね。

明日(1月7日)は七草粥を食べる日です。なぜ食べれられる様になったのでしょうか??
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七草粥の由来と起源とは
まずは、七草粥と深い関係のある「五節句」について。
節句とは、1年に5回だけ存在する季節の節目のことです。七草粥を食べる1月7日は、五節句のひとつであり、人日の節句の日と呼ばれるものです。五節句の日付は、下記のことを意味しています。
◆1月7日(人日)
◆3月3日(上巳)
◆5月5日(端午)
◆7月7日(七夕)
◆9月9日(重陽)
つまり、1月7日は1年のうちで最初の節句、「人を大切にする」という意味を持つ「人日」という節句です。はるか昔には、「この日だけは犯罪者を処罰しない日」として、存在していたと言われています。
唐の時代では、人日の日には七種菜羹(ななしゅさいのかん)と呼ばれる、七種類の野菜が入った汁を食べて、無病息災を願ったと言われています。日本にはその後の平安時代になって、この七種菜羹という風習が伝わってきたといわれています。その結果、七種菜羹と、元々日本にあった「若菜摘み」という風習が融合し、七草粥を食べる文化が浸透していきます。
そして時は流れ、江戸時代になると、幕府が人日の日のことを「人日の節句」として、1年間のイベントとして取り入れたことにより、1月7日に七草粥を食べる文化が確立されたのです。

まず七草粥に入っている春の七草とはどんなものなのでしょうか??
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春の七草は以下の7つで、それぞれに意味を持っています。
芹(せり):競り(せり)勝つ
薺(なずな) :なでて汚れを取り除く
御形(ごぎょう) :仏の体
繁縷(はこべら) :繁栄がはびこる
仏の座(ほとけのざ) :仏の安座
鈴菜(すずな) :神を呼ぶための鈴
清白(すずしろ) :汚れのない清白

七草がゆを食べる意味とは??
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七草粥に入れる春の七草には上記で解説したような意味があるのと同時に、体の疲れをいたわるような薬草の効果もあります。
七草粥を食べるということは、一年の無病息災を祈るとともに、お正月のおせち料理などで疲れた胃や腸を休めるという意味もあるのです。
スーパーで春の七草を見かけたら、ぜひ作ってみてください。


明けましておめでとうございます。
昨年はたくさんの方々にお世話になり、本当にありがとうございます。
本年も精進していきます。
どうぞよろしくお願い致します。
[治療家 鈴木綾佳]

シノブとユキノシタ
仲良く成長中です^ ^