Yoga Class in鍼灸大仙堂 お陰様で3年目を迎えます♪

おはようございます!大仙堂治療家 池田玲子です。

4月に入りました。
各地で桜が美しい花を咲かせ、季節は本格的な春を迎えています🌸

本来なら、カラダもココロも思いきり開放するべき季節なのに、今年は思うように体を動かすことも難しい状況の中、スッキリしない毎日を過ごされている方がたくさんおられることと思います。

鍼灸大仙堂では、月2回(第二火曜日の午前と第四土曜日の夜)にヨガクラスを開催しております。

3年前(2017年)の初秋に鍼灸大仙堂が大改装ののちリニューアルオープンしたのを機に、めちゃくちゃ広くなった待合スペースで何かやってみたい事がある人、やっていいで!という山本先生の言葉に、私の夢の一つでもあった「鍼灸院でヨガ教室」をやりたい✨と手を挙げました。

せっかくやるなら、他には無い大仙堂でしか出来ないようなヨガ教室にしよう、という山本先生のアイデアで、90分間のヨガレッスンの後に季節に合わせて選んだ本格的な漢方をお飲みいただき、季節ごとの養生法などのお話をする時間を設けることにしました。

そして、今から2年前の2018年4月10日(火)、記念すべき「第一回Yoga Class in鍼灸大仙堂」を開催させていただきました。
初めてのクラスの参加者は2名。
このお二人は、2年経った今でも、ほぼ毎月参加してくださる常連さんです。

初めの頃は、漢方の知識がほとんどない状態での毎月の漢方選びに悪戦苦闘💦
ヨガのレッスン内容・養生法のお話内容etc.いい加減な事は出来ない!と、準備に苦労し毎回緊張しながら当日を迎えていました。

時には参加者がゼロの日もあり、せっかくこんな贅沢なスペースを独り占めできるならと、一人きりで2時間ヨガをして帰ったこともありました。

最近では、定員の10名に近い方が参加してくださる日も増え、毎回楽しく幸せな時間を共有させていただいています💕

ふと気付くと、この3月で、第一回の開催から丸2年が経っていました。

毎月、漢方についてまとめたプリントをお配りしているのですが、先日、2年分(24枚)のプリントを大仙堂の待合室の床に並べてみました🍀

自粛ムードが強まる中ではありますが、少しでも皆様の免疫力アップのお手伝いが出来ればと、大仙堂ヨガクラスは予定通り月2回の開催を継続しております。

今月は、
・4月14日(火)am.10時〜12時
・4月25日(土)pm.18時〜20時
の開催となっております。

年齢や性別・ヨガ経験の有無などに関わらず、どなたでもご参加いただけます❣️

ご興味がありましたら、是非お問合わせの上、お気軽にご参加ください。

[治療家 池田玲子♪]

発熱発汗でカラダの大掃除❗

この冬、15年ぶりくらいに大風邪をひきました。

昨年11月の終わり頃から何だか喉の調子が悪く、咳が止まらず💦
それでも体は普通に動くし熱もないし、何より気持ちは元気だから✨と、睡眠4〜5時間の超過密スケジュールで走り回る毎日💨

今年に入って1月の半ばにさしかかった頃、咳が少し治まってきたなと思っていた矢先、仕事から帰宅後に何だかヒドく寒い❗😰

背中がゾクゾク、、
いくら部屋を暖めても、とにかく寒い!
あったかいお風呂に入れば治るかも、と熱めのお湯に浸かってみても、ますます悪寒はひどくなり、追い焚きをし続け、このままだと私、煮物になってしまう🍲
と、お風呂は諦めて熱を測ってみると、、、

・・38.7度⁉️

なにこれ?この体温計壊れてる!?

翌朝、再び熱を何度測ってみても、あれれ…やっぱり38.5〜38.7度の熱、、💦
ようやく私は自分がひどく風邪をひいてしまっていることに気付いたのでした😰

あまりに久し振りすぎて、風邪ってどうやって治すんだっけ❓と、とても治療家とは思えない思考回路に陥ってしまった私😅

とりあえずインフルエンザだったら大変!と仕方なく大嫌いな病院へ。

検査の結果、インフルエンザではなかったけれど、とにかく長引く咳を止めたくて、病院で出された咳止め薬を安易に服用。
これが大きな間違いでした!

薬を飲むと、確かに咳はしばらく止まるものの、もの凄い睡魔に襲われて仕事に集中できず、薬が切れると再びヒドい咳…の繰り返し。
結局、二日で薬を飲むのをやめましたが、その後さらに咳が悪化し再び高熱、、💦

しかし、その後二日間ほど、夜中に着替えをしないといけないほど大量に発汗。
たっぷり汗をかいたことで体温が下がり、ようやく風邪の症状も落ち着き始めました。

そして、この発熱・発汗の後に驚くべきカラダの変化が✨

発汗後、体力は落ちて疲れてるはずなのに、
めちゃめちゃお肌の状態が良くなり、顔だけでなく全身ツルツルスベスベ肌になっていたのです(๑´`๑)💕

友人からは、「化粧品変えた?それともエステでも行ったの?」と嬉しいことを言われ、
長い間溜め込んでいた毒素が熱と汗と共にカラダから排出されたんだな〜と、感動しました✨

風邪などのウイルスが体内に侵入すると、そのウイルスと闘い自分の身を守るため「発熱」という防御機能が働きます。

発熱することで体内のウイルスをやっつけ、発汗することでカラダの大掃除をするのです。

だから、熱が上がりきる前に解熱剤で熱を下げてしまうと、ウイルス退治が中途半端となってしまいます。

風邪やインフルエンザなどの感染治療に漢方が使われる時には、「発熱発汗」の作用を利用することが多く、「熱を上げて風邪を治す」というのが東洋医学の考え方です。

これは、「熱が出たら熱を冷ます」という西洋医学の治療とは全く反対です。

西洋のお薬には、「熱が出たら熱冷まし」「頭が痛くなったら痛み止め」
というように、症状を抑える治療が中心で、これは決して根本的に治しているわけではないのです。

あまりに久し振りの風邪は本当につらい体験ではありましたが、改めてカラダが持つ大きな力と向き合う貴重な時間となりました。

[治療家 池田玲子]

冬の寒さには天然の『塩』を!

いつも大仙堂ブログをお読みいただき有難うございます✨

治療家 池田玲子です🎵

先日、淡路島在住の患者さまから嬉しいプレゼントをいただきました。

『自凝雫塩(おのころしずくしお)』
余分なものが一切含まれていない淡路島の海水100%で作られた、自然のミネラルたっぷりの塩です

この塩、淡路島の海水を、特注の釜を使って薪で40時間かけてじっくりと結晶化するまで炊いたあと、まろやかな味になるまで杉樽で寝かして作られているそうです。

いただいてすぐに、ひと口舐めてその美味しさに感動!!
からさだけでなく、程よい甘味や苦味も含まれた何ともステキなお味♥️

出来るだけシンプルに塩の味を楽しみたくて、味付けをしていない温野菜(特に小芋がお気に入り♪)にパラパラとふりかけて食べるのにはまっています(^q^)

この塩で握ったおにぎりも最高です🍙⤴️⤴️

「冬」は、一年の内で最も寒い季節。
万物が一年分の体力やエネルギーを「腎(じん)」に蓄える季節です。

「腎(じん)」は冷えに弱く、腎の冷えは足腰の弱り・身体の老化をもたらします。

寒さに耐えるために、身体は塩気のある食べ物を欲します。

にがりを含んだ天然の塩には、身体にとって大切なミネラルや酵素、ビタミンなどが60種以上も含まれていて、保温作用があるのです。

反対に、精製した塩は身体に必要な水分を奪い、身体を冷やしてしまいます。


人間の血液や体液、そして赤ちゃんが生育する羊水は、海水の成分バランスと非常に似ていて、海水を3~4倍に薄めると成分は血液とそっくりになるそうです。(色は全然違いますが!)

このことから、生命の進化の過程で、海の生物が陸に上がって生活するため、生命維持に必要な海水(塩分)を体の内部に持ち込んだのが血液の始まりであると言われています。


この冬は、特に「塩」の質にこだわってみませんか?
天然のミネラルたっぷりの塩で「腎」を冷えから守り、冬の寒さを乗りきりましょう!!


【治療家 池田玲子】

年齢を重ねることこそ、美しく尊い

先日、『アナザースカイ』というテレビ番組を観ました。
私の大好きな女優 石田ゆり子さんが出演していたからです。

この番組は、毎回一人のゲストを招き、ゲストの興味深い人生を掘り下げていく内容になっていて、ゲストにとっての「海外にある第2の故郷」や「憧れの地」をテーマにトークが進められる紀行番組です。

ゲスト自身がゆかりの場所でロケを行い、自身の人生観について語るという内容です。

今回の放送では、石田ゆり子さんのフランス・パリ訪問に密着。
近日公開の映画『マチネの終わりに』の撮影のために、昨年パリに滞在していた彼女。
今回の番組ロケのため、大切な思い出のつまった地を再び訪れます。

この『アナザースカイ』のロケ中に、現地で50歳の誕生日を迎えることになったという彼女。実は初めてパリを訪れたのが19歳の時。当時、20歳の誕生日もパリで迎えたそうです。

20歳の頃には、パリは「大人がすごくステキな街(という印象)だった。」と思い出を語り、今年50歳という年齢になることに「最初はとても怖かった…何か大変なものが来るっていう気がして…。」
「でも、そんな風に年齢に縛られているのが、すごく日本特有な事だなと思う。向こう(パリ)の人は、年齢を重ねていくことが素晴らしいことだっていう文化が根っこにある。」と、日本とフランスの価値観の違いを強調されていました。


『年齢を重ねることこそ、美しく尊い』というパリの人たちの価値観は、未来に大きな希望を与えてくれる、という ゆり子さんの言葉は、私の心にも大きく響きました。

そんな風に思いながら、これからの長い人生を歩んでいけたら、いくつになっても、この先の人生が楽しい事でいっぱいな気がしてきて年をとることが怖くなくなり、むしろどんな素晴らしい出来事が待ってるのかとワクワクしてきます。


これから出会えるはずの沢山の楽しみを充分に堪能できるように、自身のカラダやココロのメンテナンスは しっかりとしていきたいものです。

美しく輝きながら年を重ねていけるように… 大切なカラダとココロをととのえるには、なんと言っても「鍼灸」と「ヨガ」がおススメです!(^^)

11月に公開の映画『マチネの終わりに』
原作をじっくりと読んでから映画館に足を運ぼうと思っています。

映画大好き♥️治療家 池田玲子でした♪

しっかり息を「吐いて」ますか?

  • 皆さま、いつも大仙堂ブログをお読みいただき、ありがとうございます!
    大仙堂治療家の池田玲子です(^^)

今回は、私が日頃ヨガの指導をさせていただく中でも、一番大切にしている「呼吸」のお話です。

中国の古い言葉に、

息とは、古きを吐き 新しきを吸い、
以て 臓を練り、
意をもっぱらにし、
精を積み、
神に通ずることなり。

というのがあります。

「呼吸」とは、単なる肺におけるガス交換だけではなく、

古く汚れてしまった空気を吐き出し、新鮮な空気を体内にとり入れて、内臓の鍛練・精神統一・生命力の強化・真理の自覚を可能にする…という意味です。

古来から東洋では、呼吸というものを非常に大切にしてきました。

私たちは、普段、無意識に呼吸をしています。

私たちの身体は、とてもうまく出来ていて、寝ている時でも呼吸を忘れずにすむようなしくみに作られています。

しかし、私たちは日ごろ、身体や心を理想的に使っているわけではなく、大抵の人たちが、ずいぶん間違った使い方をしてしまっています。

呼吸も、それに引きずられて 歪みを生じ、そんな歪んだ呼吸は、心身までも歪ませていくという悪循環に陥っているのです。

幸い、呼吸は、自分で意識的にコントロールすることも出来ます。

普段、生活をする中で、今自分が息を吸っているのか、吐いているのか、そんな事に意識を向けることは少ないと思いますが、時々でよいので、ご自分の呼吸に意識を向ける時間を持っていただけたら…と思います。

「呼吸」という字は、先に「呼(はく)」という字を書きます。

普段の呼吸を意識するとき、吸うことよりも、まずは吐くことを大切にすると、より良い呼吸ができるようになります。

息を吐くと、副交感神経が優位になり、筋肉や血管がゆるんで血液の流れが良くなります。

血液の流れが改善されると、体温が上がり、同時に免疫力も上がります。

呼吸は、自分で意識して、速くしたり遅くしたりすることが出来ます。

血圧が高かったり 低かったり、動悸がしたり、体温が高すぎたり 低すぎたりした時にも、吐く息を中心にしてゆっくり呼吸をすると、体温や脈のリズムが整ってきます。

日ごろ、多くの方の身体を診させていただいて強く感じることは、ストレス社会を生きる現代人の方たちの多くが、「吸う息」ばかりになっていたり、「息が止まってしまっている」ということです。

吐く息を中心にした呼吸は、身体や心の緊張をゆるめ、全身に活力を与え、自律神経を安定させます。

「吸う息」や「止まった息」は、緊張を生み、怒りや悲しみの感情を生む息です。

反対に、「吐く息」は、笑いを生み出す息なのです。

古い息をしっかりと吐き出し、新しい気に満たされた空気を身体の中に循環させ、
笑いにあふれた人生を送りたいものです。

[治療家 池田玲子]