二十四節気 処暑☀️

処暑(しょしょ)とは、二十四節気の14番目。

「処」という字には「止まる」という意味が込められているため、「処暑」は「暑さが終わる頃」なのです。

暑さが峠を越し秋に向かう処暑とはいえ、最近の日本の夏は残暑が長く続く傾向にあります。さらに、昔から処暑の頃は台風がよく来るといわれているので気を付けて下さいね!

大仙堂の近くには仁徳天皇陵をはじめ古墳がたくさんあり緑が多い場所です。

昨日の朝、大仙堂で準備をしている時に窓の外から秋を感じた鈴木です🤗

毎朝暑いと思っていたのに、少し涼しく感じる気がします!(日中はまだまだ暑いですね☀️)

蝉の大合唱が鳴り響いていたはずなのに、ツクツクボウシや鈴虫の鳴き声が聞こえてきました!(虫に詳しくないので多分です😅)

もぅ秋なんやなー!ってしみじみと実感しました🍁

治療家 鈴木綾佳

秋は「収斂(しゅうれん)」の季節という。
万物が成熟して収穫される。
徐々に
空から強い風が吹き、
大地には粛清とした
気配が漂います。

秋の養生法
鶏と同じように、早寝早起きすべきである。

つまり、心を安らかにし、
陽気をひそめて、天地の
粛殺した気の影響を和らげる。

これは秋の「収斂」の
気に相応する養生法である。

これに背くと、
秋によく
活動する
肺気が傷む。

すると、冬には
下痢がちになるのである。

黄帝内経 四気調神大論

↓↓↓

「秋の3ヶ月は実りと収穫の季節であり、ときに冷たい風も吹き、葉も枯れ落ちる。この季節の特徴に従って早寝早起きし、過労せず、気持ちを穏やかに保ち、冷たい空気にあまりさらされない様にするのがよい。

これが秋の良い養生方法である。もしこれに逆らっていると、冬になると下痢を起こす。」

秋の養生では、冷えるものや冷たい風に気を付け、早寝早起きを心がけ、心は穏やかに過ごすことが大切だそうです。

外出時は一枚羽織るものをもっておき、冷たい外気に素肌をさらさないようにし、深呼吸なども良いみたいですよ♪

二十四節気 立秋🎐

暑い毎日が続きますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか。
大仙堂治療家 池田玲子です😊


昨日 8月7日から二十四節気の「立秋(りっ
しゆう)」に入りました🌻

大暑処暑の間が「立秋」で、今年は8月7日~22日の期間です。


立秋は秋の始まり🌾

夏の暑さが極まり、秋に向け季節が移り変わり始める日という意味です。

暦のうえでは立秋が夏の暑さのピークであるとされ、立秋の翌日からの暑さは「残暑」と呼ばれます。
  
しかし、実際にはまだまだ暑さの厳しい日は続き、どちらかというと夏真っ盛りという印象が強い時期です💦
「暦生活」より抜粋
立秋を過ぎたものの、今日も全国で猛暑日となりました☀️

熱中症情報を見ても、関東から西では、「危険」レベルとなっています。

熱中症対策を怠らず、無理せずエアコンを付けて、水分補給・塩分補給をしっかりしてお過ごしください。
体内に熱がこもりやすくなる夏のポイントは「クールダウン」🧊

暑いからと体を冷やしすぎたり冷たいものを摂りすぎたりするのは、かえって体調不良をまねきやすいので注意が必要ですが、
今回は、
私が数年前にヨガ仲間から教えてもらった夏になると飲みたくなるドリンクのレシピを紹介させていただきます🥤
黒砂糖とレモン、そして数種のスパイス(ハーブ)で作る「ナチュラルコーラ」です🧉

本来スパイス類は体内の熱を高める作用が強いので、体に熱を持ちやすい方は控えめに。

血流を良くして、利水作用や発汗作用のあるスパイスも入っていますので、体にこもった熱をうまくクールダウンできるよう、興味ある方はチャレンジしてみてくださいね😋

着色料などの添加物未使用で体に優しい、大人のナチュラルコーラです。
「ナチュラルコーラ」レシピ

【材料】
・黒砂糖 500g
・水 500ml
・クローブ 3g
・カルダモン 2g
・シナモンスティック 2本
・バニラビーンズ 2本
・レモン 2分の1個
・タイム 適量
・炭酸水 お好み

【作り方】
1、クローブ、カルダモン、シナモンスティック、バニラビーンズを鍋に入れて、沸騰するまで温める。

2、一旦火を止めた鍋に黒砂糖を入れて、溶けるまで混ぜる。

3、弱火で10分程度煮て火を止める。

4、レモンをスライスしてコーラの鍋に入れる。

5、清潔な瓶にうつして一晩冷蔵庫で寝かせる。

6、お好みの量をグラスに入れて炭酸水を注ぎ、タイムを飾る。

※ スパイス類は、最近ではスーパーの調味料売り場などでも手に入りやすくなっていますが、シナモンスティックやバニラビーンズ、生のタイムなどが無い場合は、パウダーやエッセンスでもOKです。

私は炭酸水で割って飲むのが好きですが、冷えが気になる方は、お水やお湯割りもどうぞ😋


夏の疲れを次の季節に残してしまわないよう、
バランスのとれた食事
軽い運動
質の良い睡眠
を意識して過ごせるといいですね✨


【治療家 池田玲子♪】

7月の連休に、高知県安芸郡北川村にある「モネの庭マルモッタン」 に行ってきました✨ 
モネの絵画そのままのような風景にテンションがめちゃくちゃ上がりました😍

二十四節気 大暑

こんにちは👋

7/23(土)は、大暑(たいしょ)、二十四節気の第12節。

小暑より数えて15日目頃を言います。
昨年も大暑を担当させてもらっていたのでこちらをどうぞー
(去年は7/22が大暑でした)

2021年7月22日大暑

またまたこれだけでは終わりませんよー
ちょこっと真面目に綴ります。

夏に幅を利かせている、(邪)、(邪)について。


は、熱性をもつ事物の全てが火熱の類に属し、夏季の主気です。

酷暑が過ぎれば、
丈夫な草木も枯れ果てて。

恐るべし暑・火

ただではそれぞれもっとも盛んな季節や、その気候の特徴も違う為、
暑・火では発病、病理変化、症候にも異なった面があります。


の気候の特性はというと、
湿に火が絡んだ気候、日本では梅雨時期〜初夏。ジメジメとして蒸し暑いイメージ

の気候の特性はというと、熱に燥(乾燥)が絡んだ気候、真夏〜初秋。
ただただ暑くてカラカラなイメージ。実際の日本の夏はズーーーっと蒸し暑い印象。

暑と火、どちらも陽熱の邪(読んで字の如くあっつい邪)で、
開泄の性質(暑さで毛穴全開のイメージ)があるため、
多汗となり、汗が流れ動くには気も必要としているため、汗とともに気も消耗してしまいます。

これが度を越すと脱水症状、目眩、熱中症症状などを引き起こします。
(※上記の事が絶対に起こるわけではありません、”ヘェ〜そうなんやぁ”程度に思っていただけると幸いです。)

では、よくいわれる飲み物や、塩分取ればええの?
ってことになるんですが、

飲み物、塩分(食べ物)に関して、その人ヒトによって消化吸収される度合いも体格による必須量も違うので一概にはいえません。みな同じ体や構造ではあるけども。

ほな何がええのか、大原則としての気!
これがなければ、動けない、お腹動かない、食べても吸収してくれないetc….

かつ、熱、火に対抗できる水(東洋ではスイ)の充実。
これら気、水が不足しないようにするには睡眠です。

夏は日が長くどうしても活動的になりやすい(陽気が盛んな季節)ですが、
今一度睡眠の見直しをしてみても!!


簡単に申し上げますと、この時期は消耗し易く乾き易いので休息、睡眠は十分に摂りましょうです(笑

睡眠中に猫に乗られる人のイラスト(男性)
ぐぬぬぬぬ

最後まで閲覧していただきありがとうございます。
また大仙堂、ブログにて〜👋

[治療家 矢野 慎也]

This week’s flowers 20220707🌻

こんにちは!
いつも大仙堂Blogをお読みいただき、ありがとうございます🙇

治療家、そしてヨギーニの池田玲子です🧘‍♀

今週も大仙堂に素敵なお花が届きましたので、ご紹介させていただきます💐
今回のアレンジは、、

花ごぼう
ベビーハンズ
ひまわり
スターチス
ヒペリカム
スプレーバラ
スプレーカーネーション
セダム
アストランティアローマ


ここ最近のうだるような蒸し暑さを一気に吹き飛ばしてくれるような、爽やかな清涼感を感じさせてくれるアレンジですね🎐✨
明るい夏の太陽のようなヒマワリ🌻✨
今回、とにかく一番気になったのが、
「花ごぼう」❗❗

そう、あのゴボウの花なんです😳
ゴボウに花が咲くなんて、考えもしなかったし初めて見ましたー😲
ちっちゃなハリネズミみたいで可愛いです🦔💕
緑のトゲトゲの先にふんわりとした白と赤紫のアザミのような花が咲いています☺️
大仙堂に来られた際には是非、そっと触ってみてください。くれぐれもトゲに注意❗
世界中で、ゴボウの根を野菜として食用にするのは日本と台湾、朝鮮半島だけだそうです。 

ゴボウ(牛蒡・Burdock)はユーラシア大陸原産の、キク科の植物です

普通のゴボウは根の部分が食用にされますが、若ゴボウ(葉ゴボウ)は、根・軸・葉まで食べられます。

そして、初夏から夏にかけて特徴的な花を咲かせます。

また、2年以上の株を干したものは生薬として使用され、牛蒡根(ごぼうこん)といい、
食欲増進、発汗利尿などの薬効があります。

 種子を干したものも生薬としての効能があり、
悪実(あくじつ)といって、抗菌、血糖降下、血管拡張などの薬効があるそうです。
そして、ゴボウにも花言葉がありました!

珍しいゴボウの花言葉を調べてみたら、ちょっと面白かったので、ここでご紹介させていただきます😁

ゴボウの花言葉は、なんと、 、 、

「いじめないで」🥺💧


、 、いやいや、私いじめてませんよ!😅💦

思わず叫んでしまいました(笑)


それ以外にも、

「私にさわらないで」 
「用心・警戒」 

……思いきり拒否されてます😅

なぜ、こんな花言葉なのか?

まるでイガグリ(毬栗)やウニのようなかたいトゲが、他者を寄せつけないネガティブな花言葉を生んだのではないかと言われています。

花言葉にもいろいろあって、調べてみると楽しいですね☺️

2022年7月7日から、暦の上では
二十四節気の一つ『小暑(しょうしょ)』に入りました。

小暑は、いよいよ暑さが本格的になる頃という意味です。

セミが鳴き始める頃で、小暑から立秋(8月8日頃)までが『暑中』となり、暦の上では暑中見舞いを出す時期に入ります。



二十四節気をそれぞれ三分割したものを七十二侯(しちじゅうにこう)といい、
一年間を七十二個に分けたもので、初侯・次侯・末侯という三つの侯があります。
小暑の場合

初侯-温風至る(あつかぜいたる) 
夏らしい風が温風を運んでくる時期です。

次侯-蓮始めて開く(はすはじめてひらく) 
蓮の花が咲き始める時期。

末侯-鷹乃学を習う(たかすなわちわざをならう
鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える頃。巣立ちの季節です。
私は、蓮の花が大好きなので、
特に、次候ー蓮始めて開く
が嬉しい季節です✨
ヨガの象徴的シンボルでもある蓮の花🧘‍♀✨            「蓮は泥より出でて泥に染まらず」 蓮の花(蓮華)は、古代インドの聖典などで清らかさや聖性の象徴として称えられてきました。

泥の中から美しい花を咲かせるは、仏教では神聖な花とされ、極楽浄土の象徴でもあります🙏

蓮の地下茎は野菜の蓮根(レンコン)としておなじみですし、
蓮の実も、お茶菓子などとして食べることがあります。

蓮といえば、レンコンができる蓮だけでなく、水面に浮かぶように咲く睡蓮(すいれん)も、この時期が見頃です✨

この時期、各地の池や沼、水田などで蓮や睡蓮の花を見ることができますが、
蓮の花が咲くのは、未明から早朝🌅

午後にはしぼんでいることが多いので、蓮の花を見るには、早めに出かけたいものです。
こちらは、レンコンの蓮ではなく、睡蓮(すいれん)。
睡蓮は水の上に浮かぶように咲く花が印象的な水生植物です。
さて、私事ですが、 、

7月中旬の連休、今年は今からワクワクの楽しみが待っています💕

ずっと行きたいと思っていた、睡蓮の美しい場所へ遠出する予定です🚗

はたして、私はどこへ行くのでしょうか?

このお話は、
また次回のBlogかInstagramで、、😊

最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀


【 大仙堂治療家 池田玲子♪ 】
これがヒントです😉

二十四節気 夏至

本日6月21日から「夏至」

暦では5月5日の「立夏」から夏が始まっており、8月7日に「立秋」を迎えて終わります。

「夏至」は3か月続く夏のちょうど真ん中です。

夏は1年のうちで陽気が一番盛んな時期となります。その中でも「夏至」は陽気が一番多く、何かとヒトにも影響してきます。

       お手製陰陽対極図、再登場!

陰陽で言えば、「陽」は「陰」と比べて相対的に

動的 で、

ヒトのからだにおいては 

気や熱が集まりやすい 性質があります。

五臓「肝・心・脾・肺・腎」で言えば、「心」は他と比べて非常に「陽気」が強い臓なので、暑い夏に陽気がこもりすぎないような養生が大切です。

「ココロ」を愉快に穏やかに整える。そして外に発散させることも大切。

ご自分のココロがゆったりすることにも時間を使ってくださいね。

さらに、日本はただいま梅雨真っ只中。

夏の陽気が盛んになっていく中、湿気もたっぷりです。

この時期に、味の濃いもの、甘いもの、油っこいもの、冷たいものを摂りすぎると、「脾」に負担をかけてしまうこととなり、カラダの中の湿気が増えすぎてしまうこととなります。そうすると、重だるさがとれなかったり、食欲がおちたり、お通じが下痢気味になったり、、、。先日の矢野先生の「芒種」のブログもご参照ください。

そこで、私のオススメの飲物をご紹介いたします。

菊花茶です!!

カラダの余分な熱を外にだしてくれて、気サラサラ、目のサポートにも働いてくれます。写真のようにお湯を注いで、好みの味がでたところでグラスに注いでいただきます。急須にはどんどん差し湯をしておかわりできますので経済的でもあります(^_-)-☆熱々でも、常温でも美味しいですよ。

先日の中国茶のお稽古でいただいた菊花茶には驚きました!

台湾の山で冬に摘まれた芳香菊という種類だそうですが、なんとパッションフルーツの香りがします。また、はちみつの香りや甘みも感じられます。とっても珍しい菊花茶でした。お値段は、なんと1グラム1400円だったそうです。。。また出会えるといいなぁと思っています。

よかったら、菊花茶をお試しくださいね。

暑さ、湿気の多い中、体調が変わることもあると思います。ぜひ、東洋医学的な考え方での鍼灸で、お元気回復のためのお手伝いをさせていただければと思います。

【治療家:熊本 和】

参考文献:『東方栄養新書』メディカルユーコン、『中医養生のすすめ』東洋学術出版社、『臓腑経絡学』アルテミシア