二十四節気 立春

皆様、こんにちは。

今日は暖かい日差しがあり、風がなければ暖かさも感じます。

立春のお話の前に。

昨日は節分でした。節分とは『季節を分ける』という意味があり、今日からの立春は一年の始まりを意味します。

一年の始まりを迎える前に邪気を払う目的が節分にあるんですね。

昨日、ショッピングモールでは恵方巻き販売でえらいことになっていました。お店の特色に合わせた恵方巻きが年々豪華に、お値段も豪華になってどれも美味しそうですごいな~と感心しますが、我が家は毎年、手作りします。韓国の海苔巻き、キンパは子供たちが大好きなので、調子に乗って、沢山作ります。普段は 4種類の具材で作りますが、今回は恵方巻きバージョン。7種類の具材で作りました。

南南東に向かって、願い事をしながら1本丸かじり。

そして、今日から立春。立春は二十四節気の1番目。

二十四節気は、太陽が動く道である黄道を24等分して名称をつけたもので、季節を知るために用いられます。立春は太陽が黄経315度の位置に来た日と定義されており、例年2月4日頃です。

立春は暦上では春の始まり。

春は自然界では「冬眠」から目覚め、活動に入る時期です。自然界の全てのものがすくすくとのびやかに成長し、新陳代謝が活発になる季節です。人間の身体も体内で眠っていたものが静から動へ動き出す。溜め込んでいたものを外へ出す時期。

東洋医学では「発散」「解毒」を心がけることが健康に過ごすポイントとなります。

健康に過ごすポイント

・早起きを心がけ、ほどよく陽気を浴びて体内に取り入れる。冬よりも活動的なイメージで。

・発散を心がける。ウォーキング、軽い運動、ぬるめの入浴など

・夜はゆっくり休息。陰から陽の季節に入り、活動的・発散傾向に体が切り替わるため疲れやすくなりがち。スムーズに季節の変化についていけるよう、十分な睡眠・休息をとり、からだを癒す。

この2週間ほど、厳しい寒さが続きましたね。習慣にしていた朝のウォーキングですが、朝が起きれずサボり気味でした。

立春を期に、新たに生活習慣を整えて、元気に過ごしていきたいと思います♬

大仙堂治療家 鄭 令子

二十四節気 大寒

二十四節気は、季節の移り変わりを知るために1年を約15日間ごとに24に分けたもので、毎年、太陽の動きに合わせて1年を24等分して決められるため、日付が固定されているわけではありません。

2023年は1月20日〜2月3日までの期間が大寒です♪

二十四節気の24番目が大寒で、次の立春が1番目となり、立春を迎えると暦のうえでは春になります。

大寒の最終日(立春の前日)が、豆まきでおなじみの節分です。旧暦のころは、立春が新しい年の始まりを意味していたので、節分の豆まきは年越しの行事にあたるみたいですね。

毎年この時期にご案内するスイセンは…
先週が暖か過ぎたのか、まだ蕾ですね(OvO)

来週から凄く寒くなるみたいなので、咲いてくれたら嬉しいですね♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

治療家 鈴木綾佳

二十四節気 小寒

ハチ高原スキー場
こんばんは。大仙堂治療家の鄭です♬
1月6日は小寒(しょうかん)。二十四節気の23番目です。
寒さがまだ小さいという意味ですが、寒さが極まる少し手前で、これから本格的な寒さを迎える時期です。一年で最も寒い「大寒」に向かっていきます。
冬の澄み切った空気の中、夜空の星は美しく輝きます。
この時期は体を温める食べ物で、気血の巡りをよくするといいですね(^^)
特に旬の食材は体を温めてくれるものが多いです。
旬の食材 
まぐろ、かぶ、きんかん、小松菜、にんじん、ねぎ、鱈など。

一方、旬の食材でも冷やす食物もあり、かき、かに、大根、白菜などは体を冷やす食物なので、鍋やスープといった温かい調理をして、温性の食物と組み合わせて食べて下さいね。

私はこの時期、鱈と大根のスープが食べたくなります。
いい鱈が手に入らなくて、まだ食べれていないのですが、大きく切った大根と一緒にスープにします。
こういう時に、幼い頃から旬のものをしっかり食べさせてもらっていたんだなぁと母に感謝です。
画像借りてきました。
お話は変わりまして、皆様、年末年始はどのように過ごされましたか?
私はバタバタとあっという間の年末年始でしたが、お正月から食べ過ぎる日が続き、2kgも増えてしまいました(泣)

そして、昨日は1月7日。
「七日正月」といい、7種類の野菜を入れた七草がゆを食べる慣わしがあります。
新年にこの野菜を食べると自然界から新しい生命力を分けてもらえるので、1年中病気にかからず、寿命が伸びるといわれていました。

今はパック詰めされたものやフリーズドライのもの七草茶漬けなど、手軽になりましたね(^^)
7つの野菜がそろわなくても大根だけのお粥でもいいそうです。デトックス効果が強く、老廃物を排出してくれるそうですよ。
長くなってしまいました。
今年も新たな目標を掲げ、1年元気に過ごしたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

二十四節気 冬至

冬至(とうじ)は一年で最も昼が短く、夜が長い日です。

寒さを乗り切るために、日本では昔からこの日に栄養価の高いカボチャを食べ、ゆず湯に浸かる風習があります。

冬至のいわれはどの食材も、体を温めたり疲労を回復したり、胃腸の調子を整えたりする効果が期待できる食材ばかり。

言葉遊びやゲン担ぎのように思えますが、実は寒さが厳しくなる冬至の時季にピッタリの食材です。

○昔は冬の寒い季節の野菜不足を補うものとして保存が利き、カロテンやビタミンが豊富なカボチャはとても貴重な栄養源だったからだと言われています。

東洋医学的効能
・胃腸の吸収力を高めて元気をつける
・炎症を抑えて痛みを止める
・解毒作用
・虫下し

カボチャは甘味で「温性」と古文献に記載されています。「温性」の食品ならば、食べすぎると舌が赤くなったり顔面にニキビやできものなど、熱がこもって起こる症状が現れるはずです。ところが、東洋のカボチャは、食べすぎると舌の色が真っ白く、下痢などがよくみられます。
これは甘味より「潤い」の性質の方が強く、余分な水分が溜まってしまい、気や血の循環が悪くなりやすいためです。

ゆず湯に浸かる風習は、江戸時代からあったようです。「ゆず湯に入ると一年間風邪をひかない」といわれるほど、ゆずには血行を促進して冷え性を和らげる効果があると言われています。

○冬至を境に日が長くなることにゲン担ぎをし、なんきん(カボチャ)、にんじん、れんこん、ぎんなん、うんどん(うどん)など、「ん」のつくものを食べて「運盛り」をした風習からだと言われています。

冬至の記事を調べてたら色々なところで出てきた「いとこ煮」
材料を煮えにくいものから順にお鍋に入れて煮込んでいくことから、「おいおい煮る」を「甥甥」にかけ、すなわち「いとこ」と名付けられたとされている説もあるそうですね。

↓↓↓↓

小豆とカボチャで煮るだけなら私にも作れるかな⁈と思い家を探すと…小豆あった💡

カボチャもたるたるファームさんのお野菜セットに入っていたバターピーナッツカボチャがあるぞ〜🥜

これは作れるぞ⁈という事で
夜な夜な作りました〜♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

治療家 鈴木綾佳

二十四節気 大雪

こんにちは。大仙堂治療家の鄭です。

毎日寒い日が続いていますね。

12月7日は二十四節気の大雪(たいせつ)でした。

大雪とは、雪が降り積もるころを指す二十四節気の21番目です。

大雪を迎えるころには、平野部でも雪が降り始め、空っ風が吹き、日照時間が短くなるなど、本格的な寒さが到来します。また、動物たちが冬眠に入る時期でもあるといわれています。

今年は12月7日から冬至までが大雪になります⛄️

この時期の我が家の定番。

1週間前に干し始め、小さいのはそろそろ食べ頃。干すスペースが少ないのが残念です。

韓国には季節や体調に応じた、たくさんの伝統茶があります。民間療法として各家庭でよく飲まれており、専門のカフェもあるほどです。

その内の1つ、双和茶(サンファ茶)は風邪の予防や滋養に効くといわれ、この時期によく飲まれるお茶です。

この時期ならではの双和茶、ゆず双和茶を作りました。

ゆずの中身をくり抜いて、9種類の生薬を詰め、蒸す→乾燥する、を9回繰り返します。

種は化粧水、中身ははちみつ漬け。捨てるところがありません(^^)

最後は韓紙に包んで紐で結び、保存します。

手前が1年前の物。大きさもかなり違います。

飲む時は30分程煮出して。

干し柿を開いてクルミを巻いて作るコッカンマリという薬菓と頂きます😋

今年も残り少なくなりました。

慌ただしく毎日を過ごしていますが、そういう時こそ深呼吸をして呼吸を整えたり、軽く運動したりと気持ちよく過ごせるように心掛けています(^^)

皆様も年末年始、体調にお気をつけくださいね。

大仙堂治療家 鄭 令子