二十四節気 雨水

全部は出せなかったのですが、2021年に出した雛人形です🎎

過去の記事も一緒に読んで頂けたらと思います^ ^

2021.2.18 風について

2020.2.19 雨水について

去年の今頃、知人に教えてもらい雛人形を何十年ぶりかに出した事が懐かしいです(笑)

そのおかげで私の中で雨水=雛人形になりました。

ありがとうございます😊

古代中国から伝わった3月3日の雛祭り(桃の節句)は、女の子の健やかな成長と健康を願います。

「桃の節句」は、本来は「上巳(じょうし、じょうみ)」の節句」といい、3月の最初の巳(み)の日を指していましたが、のちに3月3日に定まりました。中国ではこの日に水辺で身を清める習慣がありました。

それが平安時代に日本に伝わり、草木、紙や藁で作った素朴な人形(ひとがた)に自分の厄災を移す習わしや、貴族階級の子女の間で始まった人形遊びが結びつき、江戸時代に上巳の節句が五節句のひとつに定められると、5月5日が男の子の節句であるのに対し、3月3日は女の子の節句となり、桃や雛人形を用いることから、「桃の節句」「雛祭り」と呼ばれて定着していったそうです。

「桃の節句」と呼ばれるようになったのは、旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、桃は魔除けの効果を持つとされてきたからだとか。

雛人形には、娘の厄を引き受ける役目があるため、災いがふりかからず、美しく成長して幸せな人生を送れるようにという願いが込められているそうです。

二十四節気の記事を書くために色々調べるのでとても勉強になります。
恥ずかしながら、雛人形の歴史や意味を知らなかったです。

歴史や意味を知るのと知らないのでは全然違ってきますね。
このタイミングで知れて良かったです😊

私の雛人形も祖父母が買ってくれたと聞いていますが、とても幸せな願いが込められていたんですね!

意味を知ったからには、今年は感謝を伝えようと思います。

長文を読んで下さり、ありがとうございます😊
[治療家 鈴木綾佳]

二十四節気 立春

春が立つ。本日より春の始まりですね。
2月ではありますが、空の色は明るく、日差しが強くなり、患者さんの身体(特に脈診所見が顕著です)も含め、そこかしこに春の様相を感じている今日この頃です。

立春ということで、かなり縁起の良いお写真をどうぞ!

2021年の立春記事はコチラ。
2020年の立春記事はコチラ。
いずれも、治療家:鈴木先生が書いて下さっています。

私事ですが…昨日めでたく後厄から抜け出すことができましたー。
ありがとうございます!!

そんなこんなで、自身の体調管理と勉強のため、最近は私の師匠(大阪和泉市:藤本新風先生)と、そのまた師匠(奈良県奈良市:藤本蓮風先生)の治療を受けに定期的に通っております。

ここで!私自身、鍼を生業にしている身ではありますが
「名人の鍼は良い」「絶対に受けるべき」と、今日は声を大にして言いたいと思います。
一般の人にも言いたいですが、鍼灸を生業にされている方は必須です。

何故か!?
それは、鍼を打たれたその瞬間から、身体の中の気が一気に動き出すからです。
身体の深部から外側へとジワジワと拡がる感覚、足の内側に暖かいお湯が流れるような感覚、いずれも、様々な気の凝集と拡散の動きをリアルに体感できるところが素晴らしい。
また、蓮風先生の鍼と、新風先生の鍼では、身体の中を動く気の質、サイズ、スピードが違う所もまた良いんですよねー。
どちらが良いとかではなく、違いを感じることができるという所。これが大変有難いんです。

更に、余韻が長い!これも大事。
治療を受けた後、少なくとも数日間は気の変化を味わえます。
普段、何を食べても飲んでも身体の中(各臓腑、各経絡、各ツボの状態)がどのように動いているのかを、客観的に理解しようとしている人間故に言えることかもしれませんが、名人の鍼はかなり余韻を長く味わうことができます。
この余韻を味合うことも、鍼を受けることの醍醐味である、と個人的には感じております。

結果的に
気持ち良く、そして味わい深く、健康になれる(健康を維持できる)!!
って…読み返してみると、各地の名湯の素晴らしさを紹介しているかのような…まぁ、ええか。

そんなこんなで
この世に生まれ、40年以上鍼を受け続けている私の身体を通しての感想です。私も師匠たちのような鍼ができるよう、日々精進していきたいと思います。

さぁ、やりましょう!

やまかつ






二十四節気 大寒

おはようございます。
治療家の池田玲子です😊

寒いですね!

本日 1月20日は「大寒」

二十四節気の二十四番目、最後の節気です⛄

「小寒」から「立春」までの30日間を「寒の内(かんのうち)」といい、大寒はその真ん中にあたります。



一年中で最も寒い時季ですが、「寒の内」に汲んだ水を「寒の水(かんのみず)」と呼び、昔から、寒の時期に汲んだ水には霊力が宿ると考えられてきました。

「寒仕込み」「寒造り」といって、味噌や日本酒などの仕込みも、この寒い時期の水を使って行われるそうです🍶

二十四節気は「立春」で始まり、「大寒」で終わる🌸❄

私は寒いのは苦手ですが、大寒が過ぎると、少しずつ陽の光に暖かさが増して静かに閉ざされていた世界の蓋(ふた)がゆっくり開かれていくような、、そんな感覚になれるこの季節の空気は好きです☺️
蓋(ふた)のあるものに惹かれます。

昔から、気が付くと、いつのまにか蓋物の器が増えています😁

何かを入れる目的ではなく集めてしまっているので、ほとんどの器の中には何も入っていません💦

ただ、蓋がある、、ということに何か神秘的なワクワクするような不思議な魅力を感じてしまうのです。

蓋を開いた先に新しい世界が広がっていくような、 、まさに今の季節のイメージにぴったり✨
これは、ほんの一部。 蚤の市でゲットした物、中国の茶壷、奈良で見つけた塩壷 などなど、 、飾るためだけに増えていく蓋物たち❣️
四天王寺さんの蚤の市で出会って一目惚れ💕 どこかアジアの香りがします。 
蓋を開けると、未知の世界が覗けそう👀 ワクワク✨

【 大仙堂治療家 池田玲子 】

二十四節気 小寒

🎍あけましておめでとうございます🎍
鍼灸大仙堂も本日から通常通り診察がスタートしています♪
皆様の元気なお顔を見れることが何よりも幸せです。
本年もよろしくお願い致します^ ^

小寒(しょうかん)とは、「寒の入り」といわれ、これから更に寒さが厳しくなるころ。寒さが最も厳しくなる時期の前半です。

『暦便覧』では「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と説明しています。

小寒から節分(2022.2.3)までの三十日間のことを「寒の内」といい、寒が明けると立春(2022.2.4)になります。

暦(こよみ)は中国から日本に渡ってきたものです。季節を記録するものとして太陰暦(新月の日を1日としてひと月を定めたもの)を用いていました。

それを春夏秋冬で二十四分割したものを、二十四節気(にじゅうしせっき)と呼びます。この場合、一年は二十四節気の「立春」から始まり「大寒(2023.1.20)」で終わります。季節をより身近に感じることの出来ます。

中国から伝わった二十四節気は日本の気候に合わないものもあったので、農耕が盛んだった日本では「雑節(ざっせつ)」という暦を合わせて、日本では旧暦として平安時代から用いて今の時代まで残っています。

さらに、日本には七十二候(しちじゅうにこう)という72の季節があります。
季節ごとの鳥や虫、植物、天候などの様子が72の時候の名前になっており、約5日ごとの自然の変化を知ることで、きめ細かな季節の移り変わりを感じることができるので、勉強になりオススメです。良かったら調べてみて下さい♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

治療家 鈴木綾佳

二十四節気 冬至

おはようございます。
寒さが本格的になってきました❄️

本日(12月22日)は、二十四節気の第22節めにあたる「冬至(とうじ)」です。

一年で夜が最も長く昼が短い日🌙

天文学的には、太陽の黄経(こうけい)が270度に達し、太陽が一番南にある状態。
そのため、北半球では昼が短く夜が一番長くなるのです。
画像:「AllAbout 20th」のサイトより

冬至は、別名「一陽来復(いちようらいふく)」と呼ばれています。

「一陽来復」とは、悪い事が続いた後で幸運に向かうこと。

これは、冬至が一年の中で太陽の力が一番弱まる日であり、この日を境に再び力が甦ってくるという前向きな意味合いを含んでいます。
冬至には、カボチャや小豆粥を食べたり、ゆず湯に入る風習があります♨

冬至を境に運も上昇するとされているので、カボチャを食べて栄養を付け、身体を温めるゆず湯に入り、無病息災を願いながら寒い冬を乗り切るという昔の人々の知恵が現代まで残っています。
ところで、、

なぜ冬至にカボチャを食べるのか?ご存知でしょうか。

カボチャは、南アフリカ大陸原産で熱帯性の植物のため、日本でのカボチャの旬は夏です🌴

どうして冬の季節(冬至)に食べられるようになったのか?

それは、
カボチャが長期保存できる野菜だから🎃

昔は、現代と違って野菜のハウス栽培や冷蔵技術が進んでおらず、一年中野菜を食べるのは難しいことでした。

そのため、ビタミンなど多くの栄養を含み長期保存もできるカボチャを、野菜が不足する冬の時期に食べることで、厳しい冬を元気よく乗り切ろうという思いから、冬至にカボチャを食べるようになったそうです😋
冬至の約1ヶ月後には、「大寒」(最も寒さの厳しい頃)がやってきます😰

昔の人たちの知恵も借りながら、元気に冬の寒さを乗り切りましょう😊
今年も残すところあと10日あまりとなりました。

池田の2021年の大仙堂ブログは、今回が最終となります。

思い起こすと、本当に様々な出来事がありましたが、こうして元気に今年最後のブログを書かせていただいていることに感謝いたします🙇🍀


なかなか落ち着かない世の中ではありますが、大変な出来事も、いつか必ず終息につながります。
一陽来復、一日でも早く明るく新しい時代がやってくることを願いながら、、

今年もありがとうございました🙇


新しい年を元気に迎えることができますように、私は残りの時間で大掃除がんばりたいと思います🧹💪💦

                          

患者さまから、Xmasのお菓子「シュトーレン」をいただきました🎄✨ 美味しそうです! クリスマスまで残っているでしょうか、 、😋笑                 

【大仙堂治療家 池田玲子♪】