二十四節気 秋分 ~秋といえば・・・

こんにちは!

今年の二十四節気の秋分は9月22日から。8月7日に立秋を迎えましたが、その後もどれだけ猛暑が続くのか、もう夏が終わらないのではと思うほどの暑さ続きの日々でした。

ですが、9月22日の今日はしっかり雨が降り、夕方の爽やかな空気に秋を感じることができました。ちょっと一息つけそうですね。これから過ごしやすい気候となりますように!

秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋などと言われますが、鍼灸大仙堂でもいろんなイベントを開催いたします。

9月22日「韓国料理教室」(担当:鄭先生) まさに今日、開催で、とても美味しくできあがったそうですよ。次は12月開催予定です。

9月23日「ヨガクラス6周年記念特別企画~太陽礼拝ワークショップ」(担当:池田先生) いよいよ明日開催です。池田先生の心地よい声とともにカラダとココロを整えましょう。ヨガは毎月第2火曜、第4土曜にも定例的に開催しています。

10月20日「多肉植物のミニ寄せ植えワークショップ~新鮮な焙煎珈琲の試飲付き(担当:熊本)初の試みです。私がやってみて楽しかった寄せ植えを皆さと一緒に楽しめたらと思います。

10月20日「珈琲クラス上級コース」新規スタート(担当:熊本)以降、1,2か月に1回開催。

12月1日「珈琲クラス基礎コース」新規スタート(担当:熊本)以降、1,2か月に1回開催。

あわただしく日々が過ぎていきますが(私だけ・・・?)、ちょっと自分のために心地よい時間を過ごすことも大事にしたいですね。

【治療家:熊本 和】

写真はこれまでに作った多肉植物のミニ寄せ植えです。興味のある方はご参加くださいね。

This week’s flowers 20240822 & 大仙堂の新メンバー紹介

今週のお花をご紹介します!

  • アナスタシア ヨーロッパで改良された洋菊の一種です。上の写真では見えない白い花です。
  • フジバカマ 秋の七草のひとつ。
  • フォルモーサ オレンジ色の太い筆みたいな形の花です。丈夫なので夏場もありがたい!
  • アストランチャ このブーケでは一番上にある白い花たち。
  • アスター これも日持ちするので夏に助かる!
  • モンステラ うちわのような大きな葉っぱ。この写真は影で映っていますよ。
  • オオデマリ 白いぼんぼりのような花を咲かせます。ここでは葉っぱが使われています。

私のお気に入りはオオデマリの葉っぱです!濃い緑色でくっきりした葉脈が見えて、お花をひきたててくれます。木陰で涼しい風が吹く様子が思い浮かぶような気がします。あ~、早く猛暑が落ち着いてほしい~ですね。

ここで・・・、上の写真の奥の方に見える人形にお気づきでしょうか?大仙堂に新たな仲間が増えました!

拡大写真をどうぞ!!

なんだか、なごませてくれます。大仙堂にお越しの際はゆっくり眺めてくださいね。

一日1回は「わっはっはっ」と笑って、元気に過ごしていきましょう♪

【治療家:熊本 和】

二十四節気 大暑

7月22日より二十四節気の「大暑」にはいりました。
1年で一番暑い時期と言われていますが、まさしくその通りで、全国的な猛暑日が続いていますね。私は夏生まれですが、暑い夏は苦手です(^^;)

東洋医学では、夏のこの時期にヒトに影響する外邪(外的要因)として、暑邪があります。炎天下や猛暑時に影響を受けるもので、カラダの中に一気に熱がこもってしまいます。また、湿度が高い時期にには湿邪もあります。サラサラ流れてほしい気の流れを阻害し、よどませてしまいます。全身が重怠くなったり頭が重かったり、むくみ、下痢、お腹の調子がいまいちということもあります。
それらの外邪がヒトへ影響するのを予防するために、日頃の生活習慣などからカラダに湿や熱を溜め込まないように出来るといいですね。また、基本的なこととして五臓のバランスをとっておくこともとっても大切です。

私は大暑の始まりの日に、冬瓜のスープとスパイス入りトウモロコシピラフを作りました!

【冬瓜の東洋医学的効能】

  • 清熱利水消腫(体内の余分な熱を収め、利尿して、むくみを消す)

【トウモロコシの東洋医学的効能】

  • 益気寧心(体力をつけ精神を安定させる)
  • 調中開胃(消化不良や食欲不振を解消する)
  • 利尿・ひげ部分(利尿作用がある)

暑い時は、冷たいものが増え勝ちですが、温かいスープもいいですよ。とうもろこしごはんも美味しかったです!毎日の食事の中で季節、体調に合わせて工夫していけるといいですね。

まだまだ暑さが続きますが、お元気でお過ごしくださいね。

【治療家:熊本 和】

参考文献『鍼灸臨床能力北辰会方式理論篇』、『東方栄養新書』

二十四節気 夏至

こんにちは!
今年は6月21日に「夏至」を迎えます。
二十四節気では6月21日から7月5日までの15日間が「夏至」の期間となります。

5月5日に「立夏」となり、「小満」「芒種」とだんだん夏らしくなってきて、「夏至」はもっとも昼の時間が長くなる時です。

図の一番上が夏至!

国立天文台によると、2024年「夏至」の大阪の日の出は4時45分日の入りは19時15分だそうです。この後は少しずつと日の出が遅くなり、7月7日頃から日の入りも早まっていくようです。

半年後の冬至では、日の出が7時過ぎ、日の入りが16時台となるのですから、自然界のルールというか、地球や宇宙の動きに大きなものを感じます。

これから夏本番に向けて、まだまだ暑くなるでしょうし、日本には梅雨があります。今年は梅雨入りが遅いようですが、21日から雨予報が続いているのでそろそろでしょうか。

こんな季節の変わり目に体調を崩されるかたが少なくありません。

夏は陽気がとても強い季節なので、五臓のうち「火」に属する「心」に熱をこもらせず、穏やかにしておくことが大切です。昨年の夏は、唐辛子入りの辛すぎるものを食べて、心に熱がこもって、一晩中眠れなかったという事件がありましたので、この夏は失敗しないように気をつけようと思います。
また、梅雨時は湿気が多い時期ですので、体内に湿気をこもらせないことも大切です。体内に湿気が増えると、脾胃(消化器系)の働きが悪くなってしまい、食欲低下、からだの重怠さ、むくみ、下痢、めまい・・・などの症状がでてきます。冷たいもの、甘いもの、油濃いもの、消化の悪いものをとりすぎないようにしましょう。

日々の養生と鍼で、梅雨も暑い夏も元気に乗り切っていきましょう!

【治療家:熊本 和】

This week’s flowers & 蒸し暑くなってきたら…

こんにちは!

1.今週のお花をご紹介します♪

  • オキナグサの実
  • ひまわり
  • アストランチャ
  • ニゲラの実
  • 紫陽花
  • カーネーション
  • カスミ草
  • ピットスポラム

初めて見た「オキナグサの実」。写真中央のフサフサの長い毛がはえているものです。長い毛が老人のひげのようにみえるので翁草と命名されたという説もあります。花はアネモネに似た感じで、以前は代表的な山野草として日当たりのよい原野で見られたそうですが、今は絶滅を危惧されているとのこと。見てみたいなぁ~。

2.蒸し暑くなってきたら…

5月5日に二十四節気「立夏」となり、5月20日には「小満」となりました。今日は25℃を超える暑さで半袖で気持ちいいくらいです。だんだんと夏らしくなっていくとともに、湿気が多い梅雨も近づいてきます。私はジメジメ暑いのは苦手です。皆さんはいかがでしょうか。

東洋医学の五臓の中の「脾」は、胃腸の働きや食欲、体力、水分代謝などの働きと考えます。「脾」は湿気や冷飲食に弱いので、梅雨時に冷飲食が多いと働きが弱まってしまいます。また、からだの中に湿気を生じやすくさせる「甘いもの」「油濃いもの」「もち米」「消化の悪いもの」などを控えたほうがよいでしょう。

ちょうど今頃からの時期に私のお皿によく登場する食材が、胡瓜、茗荷、紫蘇です。

  • 胡瓜は身体にこもった余分な熱をさましたり、水はけをよくしてくれます。また、のどの渇きも収めてくれます。
  • 紫蘇・茗荷は気血の巡りをよくしてくれます。

さらに、最近出会った食材で摘果メロンもお気に入りです。メロンもウリ科なので、きっと胡瓜と同じような作用をするのかなと思いますが、生でサラダに加えると、ポリポリコリコリの食感がたまりません。

自然界の中で生活しているものとして、自然界がどんなふうに季節の変化をしているか、そんなときに、ヒトの体にはどんな変化がおきやすかを考えてみて、それに合う食事を考えてみるのは楽しいですね♪スーパーには年中なんでも揃っていますが、この季節ならではのものを見つけて、養生とともに、楽しんでくださいね。

参考文献:梁晨千鶴著『東方栄養新書』、橋本浩一主編『東洋医学に学ぶ四季の健康法』

【治療家:熊本 和】