This week’s flowers 20241121

こんにちは!先週木曜日に届けていただいたお花をご紹介します。

ブーケに針葉樹の枝が入りだすとクリスマスが近づいてきたな~と感じます。

私は花や植物を観察するときに、より近くで見て、あるいはスマホで撮った写真を拡大して細部をみることで、その不思議なくらいの美しさにほれぼれすることが多いです。皆さんはいかがでしょうか?

そんな私ですが、今回、下の写真も撮ってみました。

花やブーケだけでなく、花瓶の透明感、花が置かれている台の全体の様子、花の左にはY先生に似た新メンバーが薄着で頑張っています!右には流木に仏様?? 光の当たり方も含めて、これもまた、とっても美しいなぁと思いました。

「俯瞰してみる」ことも大事ですね。

もし、何かに行き詰まることがあったとしたら、深呼吸して視野を拡げられるといいなぁと思います。いろんなことや道がみえるかもしれません。

もちろん、カチコチになった心とからだに鍼灸もいいですよ。

【治療家:熊本 和】

二十四節気 霜降

10月23日より二十四節気「霜降」にはいります。「霜降」は「秋が深まり冷え込みが増し、里山には白い霜が降り始め、冬の到来を感じる頃」とされています。15日後の次の節気はなんと「立冬」です!

しかし、今年は暑い日がいつまでも続いたせいか、草木の実の熟成や紅葉などが遅いように思います。私は身近な自然や食べ物をスマホで写真を撮るのが好きなのですが、昨年、一昨年と写真を振り返ってみても、今年は秋の進行具合が遅いように思います。


とは言っても、朝晩は20度以下に気温が下がるようになってきました。ちょっとほっとします。
そして、日中は陽射しがあると25度を超える日も。。。
こんな時に注意したいのが日中に暑くて汗をかいて、その後、冷え込んでカゼをひくというパターンです。
東洋医学で「腠理(そうり)の開闔(かいごう)」という言葉があります。

「腠理」とは皮膚のきめや、皮膚と皮下筋肉との間隙を指します。腠理は気血津液が流通するための門戸であり、外邪がからだの内部に侵入するのを防ぐ機能もあります。

「開闔」とは腠理が解放して汗の分泌調整や、不要な熱を発散させたり、逆に閉合して大事なものをしまう(収斂させる)というような働きのことです。説明が難しい!!

この時期、日中がまだ暑くて、あるいは運動をして汗をかくこともありますが、汗がでるということは腠理がひらいている、つまり、皮膚表面が弛緩して引き締まっていないという状態です。

汗をかいた後に寒暖差などで冷えてしまうと、風邪(ふうじゃ)寒邪(かんじゃ)がヒトのからだの表面から侵入しやすくなり、「かぜひき」になるわけです。
衣服の調整を工夫するなどして、徐々に来るべき冬の寒さに慣れていくようにしましょう。

最後に秋の食養生。夏はからだを冷やすような食べ物が美味しかったですが、だんだんと気温が下がってくると、からだを温めるような食材や調理方法を選びましょう。

今日の我が家の一品をご紹介してブログをしめくくりたいと思います。お読みいただきありがとうございました。【治療家:熊本 和】

二十四節気 秋分 ~秋といえば・・・

こんにちは!

今年の二十四節気の秋分は9月22日から。8月7日に立秋を迎えましたが、その後もどれだけ猛暑が続くのか、もう夏が終わらないのではと思うほどの暑さ続きの日々でした。

ですが、9月22日の今日はしっかり雨が降り、夕方の爽やかな空気に秋を感じることができました。ちょっと一息つけそうですね。これから過ごしやすい気候となりますように!

秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋などと言われますが、鍼灸大仙堂でもいろんなイベントを開催いたします。

9月22日「韓国料理教室」(担当:鄭先生) まさに今日、開催で、とても美味しくできあがったそうですよ。次は12月開催予定です。

9月23日「ヨガクラス6周年記念特別企画~太陽礼拝ワークショップ」(担当:池田先生) いよいよ明日開催です。池田先生の心地よい声とともにカラダとココロを整えましょう。ヨガは毎月第2火曜、第4土曜にも定例的に開催しています。

10月20日「多肉植物のミニ寄せ植えワークショップ~新鮮な焙煎珈琲の試飲付き(担当:熊本)初の試みです。私がやってみて楽しかった寄せ植えを皆さと一緒に楽しめたらと思います。

10月20日「珈琲クラス上級コース」新規スタート(担当:熊本)以降、1,2か月に1回開催。

12月1日「珈琲クラス基礎コース」新規スタート(担当:熊本)以降、1,2か月に1回開催。

あわただしく日々が過ぎていきますが(私だけ・・・?)、ちょっと自分のために心地よい時間を過ごすことも大事にしたいですね。

【治療家:熊本 和】

写真はこれまでに作った多肉植物のミニ寄せ植えです。興味のある方はご参加くださいね。

This week’s flowers 20240822 & 大仙堂の新メンバー紹介

今週のお花をご紹介します!

  • アナスタシア ヨーロッパで改良された洋菊の一種です。上の写真では見えない白い花です。
  • フジバカマ 秋の七草のひとつ。
  • フォルモーサ オレンジ色の太い筆みたいな形の花です。丈夫なので夏場もありがたい!
  • アストランチャ このブーケでは一番上にある白い花たち。
  • アスター これも日持ちするので夏に助かる!
  • モンステラ うちわのような大きな葉っぱ。この写真は影で映っていますよ。
  • オオデマリ 白いぼんぼりのような花を咲かせます。ここでは葉っぱが使われています。

私のお気に入りはオオデマリの葉っぱです!濃い緑色でくっきりした葉脈が見えて、お花をひきたててくれます。木陰で涼しい風が吹く様子が思い浮かぶような気がします。あ~、早く猛暑が落ち着いてほしい~ですね。

ここで・・・、上の写真の奥の方に見える人形にお気づきでしょうか?大仙堂に新たな仲間が増えました!

拡大写真をどうぞ!!

なんだか、なごませてくれます。大仙堂にお越しの際はゆっくり眺めてくださいね。

一日1回は「わっはっはっ」と笑って、元気に過ごしていきましょう♪

【治療家:熊本 和】

二十四節気 大暑

7月22日より二十四節気の「大暑」にはいりました。
1年で一番暑い時期と言われていますが、まさしくその通りで、全国的な猛暑日が続いていますね。私は夏生まれですが、暑い夏は苦手です(^^;)

東洋医学では、夏のこの時期にヒトに影響する外邪(外的要因)として、暑邪があります。炎天下や猛暑時に影響を受けるもので、カラダの中に一気に熱がこもってしまいます。また、湿度が高い時期にには湿邪もあります。サラサラ流れてほしい気の流れを阻害し、よどませてしまいます。全身が重怠くなったり頭が重かったり、むくみ、下痢、お腹の調子がいまいちということもあります。
それらの外邪がヒトへ影響するのを予防するために、日頃の生活習慣などからカラダに湿や熱を溜め込まないように出来るといいですね。また、基本的なこととして五臓のバランスをとっておくこともとっても大切です。

私は大暑の始まりの日に、冬瓜のスープとスパイス入りトウモロコシピラフを作りました!

【冬瓜の東洋医学的効能】

  • 清熱利水消腫(体内の余分な熱を収め、利尿して、むくみを消す)

【トウモロコシの東洋医学的効能】

  • 益気寧心(体力をつけ精神を安定させる)
  • 調中開胃(消化不良や食欲不振を解消する)
  • 利尿・ひげ部分(利尿作用がある)

暑い時は、冷たいものが増え勝ちですが、温かいスープもいいですよ。とうもろこしごはんも美味しかったです!毎日の食事の中で季節、体調に合わせて工夫していけるといいですね。

まだまだ暑さが続きますが、お元気でお過ごしくださいね。

【治療家:熊本 和】

参考文献『鍼灸臨床能力北辰会方式理論篇』、『東方栄養新書』