珈琲クラスin鍼灸大仙堂2回目も盛り上がりました♪

11月13日(水)の午後、珈琲クラスin鍼灸大仙堂2回目を開催しました。
今回のテーマは「コーヒーは生鮮食品」。

この写真を見てください!

コーヒーの生豆を半日くらい水につけたところ。

にょきっと豆からでているのは、根っこです!
そう、焙煎する前のコーヒーの生豆はコーヒーの実「コーヒーチェリー」の種なんですよ。この根がでた豆を植えて育てるとコーヒーの木が育ちます。すごいですね!

この生きている豆を焙煎していただくコーヒー。
どうすれば美味しくいただけるか楽しく実習しながら学んでいます。

ひとりひとりが①生豆焙煎⇒②ミル⇒③ドリップをすべてを体験します♪
この写真は焙煎している様子。
ドリップ中①♪楽しそうな笑顔♪
ドリップ中②♪「コーヒーが気になってカメラ目線は無理です~!」
今月のお菓子はインストラクター熊本が新大阪駅を物色して選んだ関西限定パブロダックワーズ(シナモンアップル味)。自分で焙煎したコーヒーといただくと格別なお味に~♪

今回も楽しんでいただけて良かったです。

次回は12月11日(水)14:30~の開催です。
ありがたいことにすでに満席となっております。珈琲クラスに興味がある方がいらっしゃいましたら大仙堂受付までお知らせください。空きがでた場合にご案内させていただきます。
[治療家&コーヒーインストラクター:熊本 和]

珈琲クラスin鍼灸大仙堂ってどんなの?

昨日、10月9日に珈琲クラス1回目を開催しました!

普段、珈琲の「生豆」を見る機会はなかなかないと思います。
このクラスでは生豆をご自分で焙煎していただき、新鮮で美味しく、からだにやさしい珈琲を楽しんでいただくというものです。

ちょっとだけクラスの様子をご紹介~♪

一人ずつ珈琲4杯分の生豆を焙煎体験!
とてもいい香りが漂い、うっとり。
  ↓
3分~5分程度で焙煎完了!
「案外、簡単にできるのね」
  ↓
焙煎したての豆を試食。
「なかなかイケル!」
  ↓
焙煎豆を挽いて、ドリップ。
香りやお湯を入れているときの状態を観察。
「なんか、いつものと違う!」
  ↓
試飲。
満足そうな笑顔いっぱい!!

珈琲クラス1期生の皆さん、とっても楽しそうであっという間の90分でした。

ここでクラスの様子の写真を一枚もとっていないことに気づいて、あわててパチリ。いい笑顔でしょう?

インストラクター熊本がデパ地下お菓子売り場を時間かけてチェックし選んだお菓子をご用意しています!今回は秋限定柿の和生菓子でした♪

珈琲クラスは今回を含め全7回開催していきます。 次回は「コーヒーは生鮮食品」と題して11月13日(水)14時から開催します。もちろん焙煎実習もありますよ。 今回は募集枠1名です。申し込んでいただいた方の中から抽選で決めさせていただきます。
[治療家:熊本 和]

鍼灸修業雑記(中国広州編③)


広州中医薬大学病院の外来問診室の看板には「治未病問診」と表示されていました。
二千年以上前に著された医学書『黄帝内経』に「聖人不治巳病、治未病」とあり、その意味は「名医は病気になってからの患者を治すのではなく、未だ病気になっていない人を治す」ということです。それは東洋医学の診方でみるからこそできること。そんな聖人の足元に少しでも近づきたい!

せっかく中国にきたので、中国の先生に鍼灸治療を志す者へのおススメの本を紹介してもらおうとお願いしました。中国語で書かれた本でも辞書をひきつつ勉強するくらいの心づもりでした。
 
そうすると、なんと!
 
「藤本蓮風先生の本を読みなさい。」と言われびっくり!!
 
まさに私が所属している北辰会の創始者であり代表(2019年現在、会長)のことではないですか。鍼灸大仙堂ではスタッフ全員が北辰会会員であり、北辰会の考え方に基づいた治療をしています。
日本国内の先生に言われるのではなく、鍼灸本場の中国の先生に勧めていただくとは!

これはもっともっと学び、頑張らねばと思った中国の研修の旅でした。

                      [治療家 熊本 和]

鍼灸修業雑記(中国広州編②)

注文した飲物は全て生温かい状態で提供されます。

【中国広州編②】
 鍼灸大仙堂の治療家、熊本和です。
 いつもお読みいただきありがとうございます♪

広州に行った季節は3月でしたが、雨天が多く、湿度・気温高めの日が多かったです。私はほぼ半袖Tシャツで過ごしました。
研修で疲れた後の夕食では、冷たいビール!!といきたいところですが、現地ではビールを普通に注文すると常温のものが提供されるんですよ。びっくり!
冷たいものを欲しがる外国人のために特別に冷やしたビールも用意されているのですが、「冷たいビールをください」と頼まないと、生温かいものがでてきます。
現地の方によると広州は暑い地域なので、エアコンなどでかえって冷えたり、また冷たいものをとりすぎると、体の水の巡りが悪くなるということ知っていて、飲物は常温なんだそうです。また、食材は体の巡りを良くするものが豊富で、日常生活の中に自然と食養生の考え方が組み込まれていることに感動しました。調理方法は食材に合わせていろいろあり、さすが「食は広州にあり!」と言われるだけあるなあと思いました。
ホテルの一角にあるケンタッキーで毎朝モーニングを食べていたのですが、なんとお粥のモーニングでした。とろとろに炊いたお粥は朝の胃に活力を与えてくれましたよ。(^^)v[治療家 熊本和] (つづく)

鍼灸修業雑記(中国広州編①)

【中国広州編①】
 「鍼灸 大仙堂」の治療家 熊本 和(くまもと かず)です。
鍼灸による治療家をめざす者としては、鍼灸発祥の地、中国の鍼灸治療を一度は見ておきたいということで、広州中医薬大学の国際学院と附属病院で研修を受けてきました。
広州中医薬大学付属病院は一日一万人が受診するという大規模な病院でした。中医学と西洋医学両方の科があり、薬局も中薬房と西薬房がそれぞれ同じ規模で設置されていました。
中医学の外来では日本では見たことがない生きた蜂の針を使った「蜂針」を始め、針を真っ赤になるまで焼いて使う「火針」や「吸角」「金三針」「推拿」「耳針」等、いろんな手技を専門とする科があり、患者さんの希望と病状に合った方法が選ばれて治療されていました。患者さんは赤ちゃんから年寄りまで、病状も運動器疾患から脳卒中まで様々でした。入院している脳卒中の患者さんは同病院で西洋医学の科で手術を受け、その後中医学専門病棟で鍼灸治療を受けているという方もたくさんいらっしゃいました。
 帰国してから、学んだことを身につけるために学校のクラブ活動(中医研究会)の中で火針や吸角の練習を部員同士でやりました。ちなみに鍼灸大仙堂では火針、吸角はもちろん蜂針による治療は行っていませんのであしからずご了承くださいね。[治療家 熊本和](つづく)