樹齢三千年。

山②
ピンと張りつめた空気の中
圧倒的な存在感と
静かなたたずまい

枝と枝が絡み合う樹形
少し見ただけでは生きているのか
枯れているのかさえ定かでない

人が描く概念や想像すらも隔たりのある時の流れ
自然のまま あるべき姿のまま
そこに立っていた

三千年生きるとは
こういうことなんだと感じる

やまかつ

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