こんにちは👋
7/22は、大暑(たいしょ)、二十四節気の第12節。
小暑より数えて15日目頃を言います。
夏の節気は立夏りっか、小満しょうまん、芒種ぼうしゅ、夏至げし、小暑しょうしょ、大暑たいしょとなっており、
大暑は夏の最後の節気です。
大暑の「暑」とは「炎熱」の意味で、「大暑」は「炎熱の時期」という意味だそうです。(中国語で「暑い」という意味には「暑」ではなく「熱」という字を当てます)
総合するとものごっつあっつい日ということになりますね。
そして夏の終わりのような感じがありますが、これからですよね、夏🍉🌻🏖🐝
夏至で陽の極みとなり、以降は陰の季節になって居るはずですがそう簡単には転化はしません。
火にかけた水が沸点超えたら急に冷たくなることのないように、、、
さて、この大暑をさらに約5日ずつに分けた「七十二候しちじゅうにこう」は?というと。
桐きり始はじめて花はなを結むすぶ 7/22〜27頃
高級木材の桐が花を咲かせる頃。桐は伝統的に神聖な木とされ、豊臣秀吉などの天下人が好んだ花であり、現在も日本国政府の紋章として使用。
土つち潤うるおいて溽むし暑あつし 7/28〜8/1頃
熱、湿がまとわりつく蒸し暑い頃。この暑さを打ち水などでしのぐことしかできませんが、木や草花は緑をますます濃くし我々に不可欠な酸素を作ってくれています。
大雨たいう時ときどき行ふる 8/2〜6頃
夕立や台風などの夏の雨が激しく降る頃。きれいな青空に湧き上がる入道雲は、夕立を教えてくれます。雲の頭が坊主頭に見えることから、入道雲と呼ばれています。
7月17日に関西では梅雨明けし、
本当にその前後では昼夜問わずに雷鳴轟き、雨も多く降りましたが
小暑の記事にもありました、“雷が鳴れば梅雨があける” という諺通り!
昔は、これら二十四節気の内容は現実とはめちゃくちゃずれていると感じてましたが合ってきていると思いませんか?
と思っているのワタシだけでしょうかね😅
少し前から夏日が続き、例年猛暑猛暑と警告が出ていますので
外出時には水分、日差し対策、扇子などの涼感道具の携帯をお忘れなく。
今年は数年?下手したら十年ぶりに海や川、プールに行けたらなぁ
(もちろん3密、感染予防&対策をしながら)
ではでは👋
ご覧いただきありがとうございました。
[治療家 矢野慎也]
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「ちょっと東洋医学」
前回,芒種の時には「湿」をチラリと。
今回は夏に幅を利かせている、暑(邪)、火(邪)について。
暑と火は、熱性をもつ事物の全てが火熱の類に属し、夏季の主気です。
ただ暑と火ではそれぞれもっとも盛んな季節や、その気候の特徴も違う為、
暑・火では発病、病理変化、症候にも異なった面があります。
発端の中国では火の季節が先に訪れ、のちに暑の季節が訪れますが、
日本では暑が先、火があととなります。
その違いは梅雨の時期が先か、あとかの違いで、
中国では先に夏、後に梅雨(国土が広いため諸説あり)
日本は梅雨が先で、夏があと。
というような塩梅。
では暑の気候の特性はというと、湿に火が絡んだ気候、故に日本では梅雨時期〜初夏。ジメジメとして蒸し暑いイメージ
火の気候の特性はというと、熱に燥(乾燥)が絡んだ気候、真夏〜初秋。
ただただ暑くてカラカラなイメージ。実際の日本の夏はズーーーっと蒸し暑い印象。
暑と火、どちらも陽熱の邪で、開泄の性質(暑さで毛穴全開のイメージ)があるため、多汗となり、汗が流れる動くには気も必要としているため、汗とともに気も流れ出てしまいます。
これが度を越すと脱水症状、目眩、熱中症症状などを引き起こします。
(※前回芒種の時と同様に、上記が絶対に起こるわけではありませんので、ふぅ〜ん程度にとどめていただけると幸いです。)
じゃぁ、よく言われる飲み物、塩分取ればええのか?なのですが、
飲み物に関しても、塩分(食べ物)に関してもその人ヒトによって消化吸収される度合いも体格による必須量も違うので一概にはいえません。
ほな何がええのか、大原則としての気!
これがなければ、動けない、お腹動かない、食べても吸収してくれないetc….
かつ、熱、火に対抗できる水(東洋ではスイ)の充実。
これら気、水が不足しないようにするには睡眠です。
夏は日が長くどうしても活動的になりやすい(陽気が盛んな季節)ですが、
今一度睡眠の見直しを。。。
最後まで閲覧していただきありがとうございます。