心に落ちた。

5 (5)
いつのまにか 無意識に
いつも 何かと 比べている
それは35年というモノサシ
計算された 私というルール

子どもは 真っ直ぐだ
その瞬間 その瞬間に
全速力でぶつかりはじける

今 何故 私は鍼を持つのか
それは止まることのない変化

私たち自身も変化しながら
変化の世界に存在しうる

まるで子ども達のように

やまかつ

はい、チーズ。

s (1)
シャッターを押したその瞬間
それは過去の一部分となる
それは現在ではない過去

しかし、それは、
現在と分断されるモノではなく
ひとつながりの中で
「いま」へと続く過去となる

その瞬間は未来を投影しているのか?
やはり、過去の一部分なのか?

過去と未来を行き来する現在に身を置き、それは繰り返される

まるで言葉のように

やまかつ

あやふや。

5 (4)
個体ではなく
どちからというと気体なのか
いや、液体もときどき

温かくもあれば冷たく
硬いと思っていたら
急に溶けだしサラサラに

トゲトゲしく
そして沼地のように
動きづらくなる

いずれの形容詞にも当てはまる
「気」という存在

だからこそ、だからこそ
より論理的に解釈する
必要があるのですよ

やまかつ

引き算。

e (27)
テスト スポーツ 預金
増えていく数字を追い求め
今以上に何を望むのか

モリモリに筋肉を鍛え
硬く分厚い鎧をまとう
そんなに何に怯えるのか

言葉を並べるよりも
大きく見せる事よりも
その中心に凛と立つ
己を真っ直ぐ見つめてみる

パンツ一丁になった時
あなたには何が残る

やまかつ

三つ子の魂百まで。

写真 (40)
三女が3歳になりました

この3年間でこの子に
どれだけしてやれたのか
また、どれだけ
やり過ぎてしまったのか

子どもは私有物ではない

どのような形であれ
彼女のやりたい方法で
世の中の為に生きることを願う

この子が100歳の頃には
私は133歳か…
それまでに答え、出てくれー

やまかつ