今週のお花 その二十二

こんばんは☺

今週も素敵なお花が届きましたので
ご紹介いたします
水仙のとても良い香りがする
アレンジメントです

水仙
ピンポン菊
カーネーション
アリウム
スモークグラス
モンステラ
スイトピー

和洋折衷
どんな種類のお花も
お花屋さんの手にかかれば
魔法のように七変化
すごいですね

お花をいけるということも
鍼灸につながると
教えていただいたことがあります

いかにおさまりよく
全体が調和するように
いけられるか

日常のあらゆるところに
鍼灸上達の秘訣が
ちりばめられているように思います

和の装いの
ピンと背筋が伸びるようなアレンジメントをみて
すこし背筋を正している私でした

[治療家 米田友紀]

二十四節気☆小寒☆

小寒とは「最も寒い時期の始まり」を意味します。

小寒が「寒の入り」で、立春の前日が「寒の開け」、寒の入りから寒の開けまでの1か月を「寒の内」と言います。
ちなみに「寒」(かん)とは「最も寒い時期」のことです。
寒中見舞いを出し始める時期でもあります。

冬至よりも寒さが厳しくなる時期だと言われますが、寒さを感じるとともに、少しの辛抱で春がやってきますね。

明日(1月7日)は七草粥を食べる日です。なぜ食べれられる様になったのでしょうか??
↓↓
七草粥の由来と起源とは
まずは、七草粥と深い関係のある「五節句」について。
節句とは、1年に5回だけ存在する季節の節目のことです。七草粥を食べる1月7日は、五節句のひとつであり、人日の節句の日と呼ばれるものです。五節句の日付は、下記のことを意味しています。
◆1月7日(人日)
◆3月3日(上巳)
◆5月5日(端午)
◆7月7日(七夕)
◆9月9日(重陽)
つまり、1月7日は1年のうちで最初の節句、「人を大切にする」という意味を持つ「人日」という節句です。はるか昔には、「この日だけは犯罪者を処罰しない日」として、存在していたと言われています。
唐の時代では、人日の日には七種菜羹(ななしゅさいのかん)と呼ばれる、七種類の野菜が入った汁を食べて、無病息災を願ったと言われています。日本にはその後の平安時代になって、この七種菜羹という風習が伝わってきたといわれています。その結果、七種菜羹と、元々日本にあった「若菜摘み」という風習が融合し、七草粥を食べる文化が浸透していきます。
そして時は流れ、江戸時代になると、幕府が人日の日のことを「人日の節句」として、1年間のイベントとして取り入れたことにより、1月7日に七草粥を食べる文化が確立されたのです。

まず七草粥に入っている春の七草とはどんなものなのでしょうか??
↓↓
春の七草は以下の7つで、それぞれに意味を持っています。
芹(せり):競り(せり)勝つ
薺(なずな) :なでて汚れを取り除く
御形(ごぎょう) :仏の体
繁縷(はこべら) :繁栄がはびこる
仏の座(ほとけのざ) :仏の安座
鈴菜(すずな) :神を呼ぶための鈴
清白(すずしろ) :汚れのない清白

七草がゆを食べる意味とは??
↓↓
七草粥に入れる春の七草には上記で解説したような意味があるのと同時に、体の疲れをいたわるような薬草の効果もあります。
七草粥を食べるということは、一年の無病息災を祈るとともに、お正月のおせち料理などで疲れた胃や腸を休めるという意味もあるのです。
スーパーで春の七草を見かけたら、ぜひ作ってみてください。


明けましておめでとうございます。
昨年はたくさんの方々にお世話になり、本当にありがとうございます。
本年も精進していきます。
どうぞよろしくお願い致します。
[治療家 鈴木綾佳]

シノブとユキノシタ
仲良く成長中です^ ^

2020年2月の診療日

全て、完全予約制・治療家指名制となっております。必ずお電話にて事前にご予約下さい。

[祝日]
2月11日(火)建国記念日
2月23日(日)天皇誕生日、2月24日(月)振替休日
[珈琲クラス in 鍼灸 大仙堂]
2月12日(水)14:00〜15:30
[Yoga Class in 鍼灸 大仙堂]
2月11日(火)10:00〜12:00
2月22日(土)18:00〜20:00
[おまけ]
2月3日(月)は節分、2月4日(火)は立春です。
節分で豆を使う理由の一つに「魔(ま)を滅(め)する=豆」という意味もあるらしいですよ☆

今週のお花 その二十一

あけましておめでとうございます☀

今週のお花
新年スペシャルVer.です 笑
さすがお正月ということもあり
めでたい名前が勢揃い!



南天
葉牡丹
千両
ラン
スイトピー
アルテルナンテラ



2020年がスタートしました
お正月
いかがお過ごしでしょうか?

私はさっそく初詣に行って来ました
風は冷たいですが
陽の光は明るくあたたかく
本当に良い天気で
朝の爽やかな空気を胸いっぱいに取り入れ
清々しい気持ちになりました

昨年からスタートした『今週のお花』も
今日で21回目の更新

鍼灸と関係のない記事ですが
きれいなお花に癒されて
皆さんの心がほっと一息つけるような
そんなブログが書けたらうれしいです
今年もよろしくお願いします

昨年中は大変お世話になり
ありがとうございました
皆様のご健康とご多幸を
心よりお祈り申し上げます

[治療家 米田友紀]

なんだかんだ東洋医学[修行の巻1]

−空気を読む−

早朝の澄んだ空気と東京の街。太極図っぽい。

こんにちは。
今回から、私やまかつが生まれてから〜現在に至るまで
(現在も目下修行中ではありますが)
バリバリの臨床家になるまでにあった様々な気付き。
その、なんだかんだをランダムに綴って行きたいと思います。

今から15年ほど前。
私が20代中頃の時の話です。

ある、有名な鍼灸院で修行していた私は
修行を始めて数ヶ月した頃、
師匠が患者さんを治療しているベッドサイドで
診察所見や治療方法などをカルテに記載する
いわゆる〝書き〟を任せて頂けることになりました。

「ようやくナマで治療を見ることができる!」
と意気込んでいた私。
そこに、兄弟子から大切な助言がありました。
「治療中は師匠の邪魔をしないこと。
患者さんの舌や師匠の治療を覗き込んではダメ。」

そりゃそうです。
当たり前のことです。
そんな事分かってます。
と言葉だけを自分のルールで解釈していた私。

さぁ、師匠の治療が始まりベッドサイドで
意気込みながら私の〝書き初め〟が始まりました。

ベッドよりも低い姿勢で座りながら
師匠の発言を一言一句書きもらすことなく
また、兄弟子からの助言も守るべく
患者さんと目線を合わせることもなく
横目で師匠の手元ををガン見していたその瞬間!

〝ボコッ!〟
患者さんからは見えないように
師匠の足が私に飛んできたのです。
見上げると、目線で「出て行けの合図」。

チーン。。
そこで、私の「書き初め」は修理したのです。

スタッフルーム戻り
何が悪かったのか訳が分からず戸惑っている私。
そこに、師匠が戻って来られ
「今日は帰って、反省文書いて明日出直せ。」
の一言。

帰宅後、〝師匠の手元を横目でガン見〟が悪かったのかと思い
反省文を書いて翌日に提出するも
「何も分かってない。今日も帰って、反省文書いて明日来い。」
これが数回続いた時、兄弟子が教えてくれたのです。

「治療中は、師匠と患者さんとの関係性が一番重要。
その空気を乱してはダメ。
意気込んでもダメ。
石みたいに固まってもダメ。
ここは、お前の勉強する場所じゃなくて、真剣勝負の場。
そこで、お前は〝師匠の治療が一番効くような空気感とはどうゆうものか〟という視点を持つことが何より重要だし、
それを実践することが一番の修行になる。

なるほど。コレなんですよ!
(当たり前なんですが、その当時は分かりませんでした)

よっしゃーって意気込んでもダメ。
緊張し過ぎて固くなってもダメ。
師匠の真剣勝負の空気を読んで、
その流れを止めずに
己の身体に染み込ませることこそが
一番の修行になるんですねー。

教科書に載ってないけど
メチャクチャ大事なことなんです。

まぁ、その後も直ぐに空気が読めるわけでもないので
何度かチョップ、頭突き、膝蹴りの度に
反省文を書きながら流れを読めるようになった私でした。
(今の時代では訴えられそうですが、、、)

[追伸]
カーテンの外で(もちろん黙って)
師匠と患者さんとの会話を聞いていても
カーテン越しに師匠から「うるさい。帰って反省文。」
と言われたこともありました。。

真剣勝負とは、そんな世界です。

[鍼灸大仙堂 代表 山本克仁]