小満(しょうまん)は二十四節気の8番目です。
江戸時代に作られた暦便覧(暦の解説書)によると…
「万物盈満すれば草木枝葉繁る」とあります。
「盈満(えんまん)」は「物事が満ちあふれること」という意味を持っています。
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「全てのものが満ち溢れると、草木に枝葉が茂る」
…難しいですね(⌒-⌒; )
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「あらゆる生命が満ち満ちていく時期のこと。太陽の光を浴びて、万物がすくすく成長していく時期。」
植物もぐんぐんと成長する力が満ち溢れ、草木枝葉が茂る時です。
二十四節気の作られた中国北方では、秋に種まいた大麦や小麦など夏の作物がちょうど穂をつける時期でもありました。
穂が出始めた麦を見て「今年は順調に育っている」とホッと一安心(少し満足)したのだそうです。そんなところから来ているとも言います。
西日本で走り梅雨がみられる頃です。
走り梅雨は「梅雨の走り」とも言い、本格的な梅雨を目前にしながら、先走るようにぐずつく天候の事を指します。
通常はこの後に晴れた日が続き、その後に梅雨入りとなります。
[治療家 鈴木綾佳]