どんなティータイムがお好きですか?(珈琲クラス4回目)

鍼灸大仙堂のblogにようこそ!
ほっと一息つきたいときに、どんなティータイムがお好きですか?

・カフェで勉強中の合間にホットコーヒー。
・紅茶とお菓子で友人とおしゃべり。
・朝一番に低めの湯温でゆっくりいれた緑茶。
・食後の熱~いほうじ茶。
・暑い日のアイスコーヒーと涼しげな氷の音  etc

どれもこれもそこに居た人とともに思い出がよみがえります。

今回の珈琲クラス4回目では、1種類の豆で様々な味を自由に立てる方法について、座学&実習をしました。参加された方々それぞれのお好みの味のコーヒーが思い出に添えられるようになると嬉しいです!

では、当日の様子を写真とともにご覧ください。

全員が生豆「コロンビア・ナリーニョー・スプレモ」を浅焙りと深焙りの2種類の焙煎をしました。 1回目~3回目は深焙煎で、今回初めて浅焙煎に挑戦!みなさん、どうやったらうまくいくだろうかと工夫されていました。
こんな感じで順番に焙煎をしていきました!
この後、ミルで浅焙煎、深焙煎それぞれを、細挽き、粗挽きと2種類の大きさに挽きました。
そしてドリップ。お湯を注ぐとコーヒーの粉がこんもり膨らみます。この膨らんだ感じが愛おしい!!
浅焙煎の細挽き、浅焙煎の粗挽き、深焙煎の細挽き、深焙煎の粗挽きの4種類をたてて試飲。どの味が自分好みか、じっくり味わっていただきました。
どの味に人気があったか投票!
第一位:深焙煎の粗挽き 5人 でした!

ちなみに私のこの日の好みは浅焙煎の細挽きでしたよ。
本日のお菓子は・・・アトリエうかいのクッキーと堀内果実園の柿ショコラホワイトとあんぽ柿。大好評でした~♪
オススメです!
いつも撮り忘れる全員集合写真。今回は開始前にパチリ!

次回は2月12日(水)14時からの開催となります。
今回もすでに満席ですが、興味のある方は受付までお申し出ください。
空き席がでたときのご案内や今後の開催計画にて検討させていただきます!

[治療家&コーヒーインストラクター:熊本 和]

なんだかんだ東洋医学[修行の巻2]

−正確な日本語−

私が生まれ〜鍼灸臨床家に至るまでの様々な気付き。
その、なんだかんだをランダムに綴っている第二弾!
今回のキーワードは−正確な日本語−です。

ブラキオサウルスの督脈って。。

東洋医学が医学であることの前提として
〝他者との相互理解〟は欠かせません。
ましてや〝病=気の状態変化〟という
実態が掴みづらいものを相手にしているため
術者同士での会話に−正確な日本語−は不可欠です。

例えば。
患者さんが「痛い」と表現したときに
ズキズキと拍動するように痛いのか?
ナイフで刺されるように痛いのか?
重だるく痛いのか?
痺れるように痛いのか?
力が抜けるように痛いのか?
など、実は痛みには幾つもの種類があり
東洋医学的な意味合いもそれぞれに異なり
もちろん、治療法も違います。

とはいえ
普通は「痛い」としか言いませんから
こちらから追加して聞き出す必要があります。
更に、その聞き出した情報を
−正確な日本語−でカルテに記載することで
他の術者と東洋医学的な情報を共有することができるのです。

約15年程前。
全ての新患問診を鍼灸師たちが行い
東洋医学で診断し、医師が漢方薬を処方する
という、漢方クリニックで修行していた頃。

2時間以上、初診問診をした後
情報を全てPCで打ち込みカルテとして残す
ということを毎日していました。

食事をする時間と鍼に触れる時間以外は
PC作業をする、という毎日。
1日何時間も早朝から夜中まで
東洋医学の参考書を片手に
PC作業を繰り返していました。

もちろん−正確な日本語−で。

するとどうでしょう。
日常の会話までが−正確な日本語−でないと
どこかで引っかかる自分が出てきたのです。

当時、結婚して数年の私は妻と二人暮らし。
早朝から夜中まで漢方クリニックにいた
私が帰宅する唯一の理由は
〝寝ること〟のみになっていました。

私自身が−正確な日本語−ブームの真っ只中
妻はいつものように私の帰宅直後から
機関銃のようにその日の出来事を話します。

私はその話を真剣に聞こうとするのですが。。
主語はどこにあんねん。
時系列がバラバラやし。
結論までが長すぎる。
などなど。

真剣に聞こうとすればするほど
フラストレーションが溜まっていき
でも、それではダメだと考え直すも
頭の中を整理したいがために
何度も聞き返す私。
イライラしてくる妻は黙りだす。
それでもスッキリしたくて聞き返す私。
そして、お互い大爆発!!

いつしか
妻と普通の会話ができなくなっていたのです。

これはヤバイですよね。
−正確な日本語−こそが最高なのだ!
−正確な日本語−だけが言葉なのだ!
と、全て自分のモノサシに変換しないと
気が済まない自分勝手モンスターと化した私は
妻との間で同じ爆発を何度も繰り返すことで
徐々に学んでいきました。

まずは、そのまま受け止める
確認は必要最低限の所だけ。
(それでもウザいかもですが)

つまづきながらも
妻との普通の会話が復活したのです。
メデタシメデタシ。

患者さんが話された情報を
患者さんが感じたままに
こちら側の主観は入れず
−正確な日本語−で記載、残していく。


コレが大事なんですね。

[鍼灸大仙堂 代表 山本克仁]

今週のお花 その二十二

こんばんは☺

今週も素敵なお花が届きましたので
ご紹介いたします
水仙のとても良い香りがする
アレンジメントです

水仙
ピンポン菊
カーネーション
アリウム
スモークグラス
モンステラ
スイトピー

和洋折衷
どんな種類のお花も
お花屋さんの手にかかれば
魔法のように七変化
すごいですね

お花をいけるということも
鍼灸につながると
教えていただいたことがあります

いかにおさまりよく
全体が調和するように
いけられるか

日常のあらゆるところに
鍼灸上達の秘訣が
ちりばめられているように思います

和の装いの
ピンと背筋が伸びるようなアレンジメントをみて
すこし背筋を正している私でした

[治療家 米田友紀]

二十四節気☆小寒☆

小寒とは「最も寒い時期の始まり」を意味します。

小寒が「寒の入り」で、立春の前日が「寒の開け」、寒の入りから寒の開けまでの1か月を「寒の内」と言います。
ちなみに「寒」(かん)とは「最も寒い時期」のことです。
寒中見舞いを出し始める時期でもあります。

冬至よりも寒さが厳しくなる時期だと言われますが、寒さを感じるとともに、少しの辛抱で春がやってきますね。

明日(1月7日)は七草粥を食べる日です。なぜ食べれられる様になったのでしょうか??
↓↓
七草粥の由来と起源とは
まずは、七草粥と深い関係のある「五節句」について。
節句とは、1年に5回だけ存在する季節の節目のことです。七草粥を食べる1月7日は、五節句のひとつであり、人日の節句の日と呼ばれるものです。五節句の日付は、下記のことを意味しています。
◆1月7日(人日)
◆3月3日(上巳)
◆5月5日(端午)
◆7月7日(七夕)
◆9月9日(重陽)
つまり、1月7日は1年のうちで最初の節句、「人を大切にする」という意味を持つ「人日」という節句です。はるか昔には、「この日だけは犯罪者を処罰しない日」として、存在していたと言われています。
唐の時代では、人日の日には七種菜羹(ななしゅさいのかん)と呼ばれる、七種類の野菜が入った汁を食べて、無病息災を願ったと言われています。日本にはその後の平安時代になって、この七種菜羹という風習が伝わってきたといわれています。その結果、七種菜羹と、元々日本にあった「若菜摘み」という風習が融合し、七草粥を食べる文化が浸透していきます。
そして時は流れ、江戸時代になると、幕府が人日の日のことを「人日の節句」として、1年間のイベントとして取り入れたことにより、1月7日に七草粥を食べる文化が確立されたのです。

まず七草粥に入っている春の七草とはどんなものなのでしょうか??
↓↓
春の七草は以下の7つで、それぞれに意味を持っています。
芹(せり):競り(せり)勝つ
薺(なずな) :なでて汚れを取り除く
御形(ごぎょう) :仏の体
繁縷(はこべら) :繁栄がはびこる
仏の座(ほとけのざ) :仏の安座
鈴菜(すずな) :神を呼ぶための鈴
清白(すずしろ) :汚れのない清白

七草がゆを食べる意味とは??
↓↓
七草粥に入れる春の七草には上記で解説したような意味があるのと同時に、体の疲れをいたわるような薬草の効果もあります。
七草粥を食べるということは、一年の無病息災を祈るとともに、お正月のおせち料理などで疲れた胃や腸を休めるという意味もあるのです。
スーパーで春の七草を見かけたら、ぜひ作ってみてください。


明けましておめでとうございます。
昨年はたくさんの方々にお世話になり、本当にありがとうございます。
本年も精進していきます。
どうぞよろしくお願い致します。
[治療家 鈴木綾佳]

シノブとユキノシタ
仲良く成長中です^ ^

2020年2月の診療日

全て、完全予約制・治療家指名制となっております。必ずお電話にて事前にご予約下さい。

[祝日]
2月11日(火)建国記念日
2月23日(日)天皇誕生日、2月24日(月)振替休日
[珈琲クラス in 鍼灸 大仙堂]
2月12日(水)14:00〜15:30
[Yoga Class in 鍼灸 大仙堂]
2月11日(火)10:00〜12:00
2月22日(土)18:00〜20:00
[おまけ]
2月3日(月)は節分、2月4日(火)は立春です。
節分で豆を使う理由の一つに「魔(ま)を滅(め)する=豆」という意味もあるらしいですよ☆