二十四節気 夏至

こんにちは!
今年は6月21日に「夏至」を迎えます。
二十四節気では6月21日から7月5日までの15日間が「夏至」の期間となります。

5月5日に「立夏」となり、「小満」「芒種」とだんだん夏らしくなってきて、「夏至」はもっとも昼の時間が長くなる時です。

図の一番上が夏至!

国立天文台によると、2024年「夏至」の大阪の日の出は4時45分日の入りは19時15分だそうです。この後は少しずつと日の出が遅くなり、7月7日頃から日の入りも早まっていくようです。

半年後の冬至では、日の出が7時過ぎ、日の入りが16時台となるのですから、自然界のルールというか、地球や宇宙の動きに大きなものを感じます。

これから夏本番に向けて、まだまだ暑くなるでしょうし、日本には梅雨があります。今年は梅雨入りが遅いようですが、21日から雨予報が続いているのでそろそろでしょうか。

こんな季節の変わり目に体調を崩されるかたが少なくありません。

夏は陽気がとても強い季節なので、五臓のうち「火」に属する「心」に熱をこもらせず、穏やかにしておくことが大切です。昨年の夏は、唐辛子入りの辛すぎるものを食べて、心に熱がこもって、一晩中眠れなかったという事件がありましたので、この夏は失敗しないように気をつけようと思います。
また、梅雨時は湿気が多い時期ですので、体内に湿気をこもらせないことも大切です。体内に湿気が増えると、脾胃(消化器系)の働きが悪くなってしまい、食欲低下、からだの重怠さ、むくみ、下痢、めまい・・・などの症状がでてきます。冷たいもの、甘いもの、油濃いもの、消化の悪いものをとりすぎないようにしましょう。

日々の養生と鍼で、梅雨も暑い夏も元気に乗り切っていきましょう!

【治療家:熊本 和】

This week’s flowers 20240613

こんにちは😃

今週も1週間ありがとうございました。

今週もしっかりお花が届いておりますので紹介いたします。

全体はこちら

ラインナップはこちら

  • ブルーベリー
  • バラ
  • シンバラ
  • アストランチャ
  • マリーサイモン
  • スターチス
  • ベビーハンズ
  • セローム

梅雨はいづこへ?明日からとの予報も…

そんな梅雨は木の子たちの最盛期!?
食べれる、食べれない問わずに湿気ているとこであればモリモリと🍄

となる前の晴天続きだった5月下旬〜6月頭某日。

あれ?干し椎茸作れるんじゃね?

と、我が家の外環境的にできる!と判断。

まぁー、日にちのかかること。

4日干してやっと8割くらいはカラカラに🦴

干し椎茸がお高い理由がなんとなくわかりました。

でも、自家製だからか椎茸嫌いには最悪なほど
香りが強い逸品が。笑

さ、わたしも梅仕事そろそろせねば…
では、またブログ内、大仙堂にて🙏

[治療家 矢野慎也]

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This week’s flowersと梅仕事 2024.06.06💐

皆さま、こんにちは。
大仙堂治療家の池田玲子です😊

今年の梅雨入りは、各地で遅れているようです。

沖縄・奄美は5月21日(火)ごろ(平年より9日~10日遅い)、
昨日8日(土)は九州南部(平年より9日遅い)、
今日9日(日)は四国(平年より4日遅い)で梅雨入り(速報値)となりました。

15日土曜日以降は、太平洋高気圧が強まり梅雨前線が本州付近に北上するため、近畿も梅雨入りの可能性がありそうとのこと、
以上、本日の気象発表情報でした☔
毎年この時期になると、必ずやる事のひとつが「梅仕事」です🍑

梅シロップと梅干し作りは、毎年必須の行事になっています😋

先日、綺麗な青梅をたくさんゲットしたので、先ずは梅シロップ作りから✨
今年は知り合いに教えてもらった、いつもとはひと味違うレシピで梅シロップを仕込みました。
例年は、梅と砂糖で漬け込むシンプルな梅シロップでしたが、今年は少し大人の香りを楽しもうとチャレンジ😉 スパイスをプラスした梅シロップを仕込みました✨
加えるスパイスは、お好みで変えてみてもよいかと思いますが、私が知り合いから教わったレシピを公開いたします😋

スパイス好きな方やご興味ある方はチャレンジしてみてくださいね👇


【スパイス仕込みの梅シロップ】

青梅 1kg
てんさい糖かキビ糖 650g
レモン(国産) 1個

新生姜 100g

クローブ 10粒くらい
カルダモン 10粒くらい
シナモンスティック 2本
ブラックペッパー 10粒くらい
(※スパイス類はホール状の物を砕いて入れるのがよいです。
私はスパイス大好きなので、この2倍くらいの量のスパイスを入れました😁)

リンゴ酢 100cc
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① 梅のヘタを竹串で取り除き、よく水洗いして水気をしっかりふき取り、ジップロックなどに入れて一晩冷凍する。
② 清潔な保存瓶に、梅→砂糖→スライスしたレモンと新生姜→スパイス→リンゴ酢の順に入れ、日の当たらない冷暗所に置き熟成させる。
③ 砂糖が溶けるまで、まんべんなく回るように1日に一回以上、瓶を揺らす。
④ 2週間頃から飲めますが、3週間〜1か月後頃が飲みごろだそうです。

☆炭酸や氷水などで割って、美味しい梅ジュースが楽しめる予定🥰

温度湿度が高くなる日本の梅雨と夏は、胃腸の不調が出やすくなる季節です。 
梅に含まれるクエン酸とスパイスの効果が、胃腸を整えてくれそうです✨
これからやってくる蒸し暑い季節も、スパイス梅シロップでスッキリ乗りきれそう! 今から完成が楽しみです💕 このブログを読んで、梅シロップを仕込みましたという方は、是非また後日、ご感想等お聞かせください☺️
仕込んでから3日後の様子✨もうすでに美味しそうです😍💕
今回使用しているスパイス類は、漢方薬を構成する生薬としてもお馴染みのものです🫚

クローブ
生薬名「丁子(ちょうじ)」:お腹を温め胃腸の働きを改善。

シナモン
生薬名「桂皮(けいひ)」:下半身を温め足腰や月経痛を緩和。

ペッパー
生薬名「胡椒」:カラダを温め胃腸の働きを高める。

ジンジャー
生薬名「生姜(しょうきょう):カラダを温め発汗を促し解熱、吐き気を抑える。

カルダモン
生薬名「小豆蔲(しょうずく)」:気の循環を良くして胃腸をすっきり。
終わりに、、
毎週、大仙堂に届けられる素敵なお花のご紹介です🌻

今回のアレンジは・・
ひまわり
ユーカリ
デルフィニウム
バラ
カラー
アスチルベ
ブプレリューム
スターチス

夏の訪れを感じさせるヒマワリとアンティークカラーのバラを中心に、落ち着いた雰囲気のお洒落なアレンジです✨

大仙堂に来られた際には、どうぞゆっくりご覧ください🌹

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました🍀


【大仙堂治療家 池田玲子♪】

This week’s flowers20240530

こんにちは。

大仙堂治療家の鄭です。

今週も素敵なお花が届いています

本日のラインナップはこちら ↓ ↓ ↓
・ヒマワリ
・アガパンサス
・カンパニュラ
・ユーカリ
・アストランチャ
・テマリソウ
・スターチス
・ドウダンツツジ
イチオシはやはり、ヒマワリ!!
ヒマワリは大きいものから小さいものまで合わせると100種類以上の品種があり、品種改良で増えていっているそうです。
その中でも今回のヒマワリは黄色い花びらの中に赤~茶色がのっているのが特徴的で、落ち着いた雰囲気があります。
色々調べたところ、似たような品種がある中で、恐らく、サンリッチという品種だと思います。
花言葉は「憧れ」「あなただけをみつめる」。
ヒマワリはラテン語で太陽の花を意味します。まさに、これからのお花ですね^^
話は変わりまして…。
5月のGWに摘んできたよもぎを乾燥させていたのですが、それを弱火でじっくり乾煎りし、お茶にしました。
途中から爽やかな香り、そこから進んでいくと、ほんのり香ばしいお茶の香りで家の中が何ともいい香りで包まれました。

お灸の原料になるヨモギ。
性味:苦辛、温
帰経:脾・肝・腎
効能:中を温め冷を逐い、湿を除く
※漢方294処方 生薬解説より引用

韓国でも民間療法としてヨモギ蒸しなど、よく使われていますね。
味もとっても美味しく、癒しの時間を過ごせました♪
残りはお茶パックに小分けして保管^^
お茶つながりで、私が普段愛飲しているお茶をご紹介します!
韓国の理道(イド)発酵韓茶。カフェイン、無添加で体にもよく、味もとっても美味しいです。
いろんな種類がある中で、この時期におすすめのすらり茶、するり茶。
蓮葉や陳皮などが入っていますが、独自の微生物で発酵させているので、苦みやクセもなく美味しくいただけます。
季節や体調に合わせて、お茶を選ぶのも日々の楽しみでもあります。
ご興味ある方は鄭まで♪

最後まで読んでいただきありがとうございました。
6月に入りましたね。
皆さま、お元気にお過ごしください。

This week’s flowers & 蒸し暑くなってきたら…

こんにちは!

1.今週のお花をご紹介します♪

  • オキナグサの実
  • ひまわり
  • アストランチャ
  • ニゲラの実
  • 紫陽花
  • カーネーション
  • カスミ草
  • ピットスポラム

初めて見た「オキナグサの実」。写真中央のフサフサの長い毛がはえているものです。長い毛が老人のひげのようにみえるので翁草と命名されたという説もあります。花はアネモネに似た感じで、以前は代表的な山野草として日当たりのよい原野で見られたそうですが、今は絶滅を危惧されているとのこと。見てみたいなぁ~。

2.蒸し暑くなってきたら…

5月5日に二十四節気「立夏」となり、5月20日には「小満」となりました。今日は25℃を超える暑さで半袖で気持ちいいくらいです。だんだんと夏らしくなっていくとともに、湿気が多い梅雨も近づいてきます。私はジメジメ暑いのは苦手です。皆さんはいかがでしょうか。

東洋医学の五臓の中の「脾」は、胃腸の働きや食欲、体力、水分代謝などの働きと考えます。「脾」は湿気や冷飲食に弱いので、梅雨時に冷飲食が多いと働きが弱まってしまいます。また、からだの中に湿気を生じやすくさせる「甘いもの」「油濃いもの」「もち米」「消化の悪いもの」などを控えたほうがよいでしょう。

ちょうど今頃からの時期に私のお皿によく登場する食材が、胡瓜、茗荷、紫蘇です。

  • 胡瓜は身体にこもった余分な熱をさましたり、水はけをよくしてくれます。また、のどの渇きも収めてくれます。
  • 紫蘇・茗荷は気血の巡りをよくしてくれます。

さらに、最近出会った食材で摘果メロンもお気に入りです。メロンもウリ科なので、きっと胡瓜と同じような作用をするのかなと思いますが、生でサラダに加えると、ポリポリコリコリの食感がたまりません。

自然界の中で生活しているものとして、自然界がどんなふうに季節の変化をしているか、そんなときに、ヒトの体にはどんな変化がおきやすかを考えてみて、それに合う食事を考えてみるのは楽しいですね♪スーパーには年中なんでも揃っていますが、この季節ならではのものを見つけて、養生とともに、楽しんでくださいね。

参考文献:梁晨千鶴著『東方栄養新書』、橋本浩一主編『東洋医学に学ぶ四季の健康法』

【治療家:熊本 和】