引き続き、少しずつではありますが、鍼灸 大仙堂の内部をご紹介していきましょう!
今回は施術室の木の柱たちについて!コチラですね。
鍼灸 大仙堂には施術室が17部屋あり、その両サイドに合計18本の個性豊かな柱たちが鎮座しております。同じものは一つとしてなく、それぞれに表情があり、それぞれの部屋に合わせて配置されております。
で、この柱たちの役目は!?
当然、床と天井を支えている訳ではなく、飾りといえば飾りなのですが…私たち治療家にとって、とても重要な役目をしてくれています。
それは、私たちが治療している最中、無意識化であってもなるべく違う景色を目にするようしたかったのです。設計の段階で、17部屋全て、柱がない状態の部屋にしたり、同じ素材の角材にすることもできたのですが、何時間も何日も無意識化に同じ景色ばかりを見ていると治療家の気が鬱滞してしんどくなり、結果として患者さんの治療に影響するかもしれない、と私は考えました。
そのため、何か良い素材がないか…日々頭を悩ませつつ、古材屋さんを探し回った記憶が今でも鮮明に蘇ります。そこで出会ったのが、古民家の茅葺屋根を支えている柱たちでした。
柱の順番や天地など、やまかつのかなり細かい指示に対して、職人さんが完璧に取り付けて下さいました。
実は、長さが足りなくて二本だけ継いでいる柱があります。知っていましたか?コレを知っている人はかなりの鍼灸 大仙堂オタクですよ。
私には18本の中でもお気に入りの柱が密かにあります。皆さんも、是非お気に入りの柱を見つけて頂けたらと思います!!
そんな感じで。ほな。
やまかつ