読み方は、つい「こゆき」と読んでしまいそうですが、「しょうせつ」と読みます。
小雪は、「雪が降りはじめるころ」のことを言います。
ちょうどこの頃に使う言葉に「小春日和」があります。
これは、旧暦の10月を小春と呼ぶ事に由来する言葉で、春先に使うのは誤りという事になります。
現在の新暦で言えば10/23〜12/22頃が旧暦の10月の範囲です。
この時期の天候や陽気が春のものと似ていますが、春とは区別する意味合いもあり、「小春」と呼ばれるようになりました。
これまでの寒さとは打って変わって、日差しも暖かくて陽気になることがあります。このような日を小春日和と言います。
つまり、「ふいにやってくる春のように暖かい日」と言えます♪
あくまでも晩秋〜初冬にかけて使う言葉になります。
俳句においては、小春日和は冬の季語です。
[治療家 鈴木綾佳]