今週のお花

本日もお花が届きましたのでご紹介させていただきます。

今週のお花💐

・バラ
・カーネーション
・トルコキキョウ
・レナンセラ
・コニカル
・クレマチス
・ミニアジサイ
・スプレーバラ
・レモンリーフ
・ドラセナ

いつも多種ですが、
今回は実りの秋を連想させるような色、ボリューム。

照明に照らされて

個別紹介

とまぁ、お花たちの紹介でしたが、

この中央に位置する、植物。

コニカル🪴

いかにも柿っぽい!
でも、調べるとトウガラシの品種だそうで、
観賞用に品種改良されているそうです。

となると食べれない?
ということもなく、食べると辛いそうです。笑

辛いという味は東洋医学では心に関わりますが、
実際に辛いものを食べると熱い、発汗、心拍亢進、といったエネルギーが内から外へ放出するような、陽的な作用を引き起こします。

では実際の柿はどうか?
夏の終わり、初秋に実果物とあって、
夏に受けた熱を冷ましてくれる効果があります。(諸説色々あり)

なので、食べ過ぎると……

と、お花からいつの間にか食べ物の話に…
食欲の秋のせいでしょうね。笑

長くなりましたが以上今週のお花でした。

※柿はフニャフニャ完熟より、ゴリゴリ食感を楽しみたい

[治療家 矢野慎也]でした。

お月見(十五夜)

こんばんは👋
本日はお月見です!しかも台風後のため日中も晴天、絶好の秋晴れでしたね🌞

ではでは、お月見に関して。

お月見とは、1年の中で最も空が澄みわたる旧暦8月、
明るく綺麗な月を眺める行事のことで、「十五夜」🌛とも言います。

もともと十五夜は旧暦の8月15日でしたが、
旧暦と新暦には11日間の時間のズレ、一定ではない月齢周期(約15日周期)のため、
必ず15日、かつ満月!と合致した日となることは少ないみたいで、、、

でも今日は満月なんです!!

十五夜は、別名「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」とも呼ばれ、
秋🍂の真ん中に出る月という意味があります。

  

実は?”ちゅうしゅう”の名月には2通りの表現があるのをご存知ですか?

「中秋の名月」と「仲秋の名月」

旧暦では、7、8、9月を秋の季節とし、7月初秋、8月仲秋、9月晩秋と定めていました。

つまり、仲秋とは8月のことなので、「仲秋の名月」は「8月の名月」という意味。
一方、中秋とは、秋のちょうど真ん中の日(旧暦8月15日)のこと。

そのため、十五夜の時は「中秋の名月」

  • 仲秋の名月・・・8月の名月
  • 中秋の名月・・・秋の真ん中の名月 ←今日はこれ
こんなん見れるかなぁ

ほかにも旧暦のこの時期は芋類(里芋、さつまいもなど)の収穫時期でもありましたから

「芋名月」🍠

とも言われています。

元来平安時代に月を愛でる文化、習慣が中国より平安貴族に広まり、江戸時代には庶民の間に広まり、秋の収穫、豊作に感謝するという意味でも行われました。

この時期より、芋類が旬を迎える。。。
滋養、滋潤、強壮、健胃、健脾etc…

旬のものってホンマ理に叶っている効能が多いなぁと思います。
上記の単語の意味は、簡単に言うと夏の疲れを取りながら、冬への備えをしてくれる。

っても今の時代は飽食、高栄養価、かつ生活環境はモノとお金でどうとでもなる時代。
手の加えられたものが多いですね。
そんな私は最近無添加野菜を取り入れてます(詳しくは大仙堂治療家へ)。

本物ってやはり、変に水分多かったり、味が単一であったりしないんですよねぇ🍽

さて話を戻して
お月見といえば団子🍡、ススキ🌾。

 

なぜ団子なのか?それは・・・

十五夜が穀物(お米)の収穫時期に重なっていたため、お米の粉で月に見立てて作った団子を供え、お米が無事に収穫できたことに感謝し、次の年の豊作を祈願し、

月に見立てた団子を食し、月の力を分けてもらい、健康と幸せを得ることができると信じたからだそうです。

これは出来立てがうまい

なぜススキ(芒)なのか?それは・・・

諸説色々らしいですが、豊作を模した稲の代わりに飾られたのが始まりとか。

上述にあるようにこの時期はすでに稲は収穫されているため、稲に似ておりかつこの時期に生い茂るススキを飾ったのが有力!

蒼き衣を纏いて金色の。。。。

とまぁ、長々と書いておりますが四季、行事を通じて自分が今どの位置にあり、どう行動せねばならないか、というの感じさせてくれるのが古来からの行事ですね。

今やイベントといえば、単に楽しむ、飲み食いだけ〜などなど、
少し?本来の意味と逸脱した形になってます。

こういう事に気付かせてくれる、考えさせてくれる事に感謝しながら
今夜は月を眺めたいと思います。

※あくまでも個人の見解なのでご了承を😁

良い、お月見を〜🎑

[治療家 矢野慎也]

二十四節気 白露

こんにちは👋

9/7は白露(はくろ)

即座にお酒の名前!と思い出すのは昔の名残?
飲んだことはないですけどね(実は、あのお酒の呼び名は「しらつゆ」)

 

さ、それはさておき、白露は二十四節気の第15節、

処暑より数えて15日目、9月8日頃だそうです。

この頃は夜中に大気が冷え、大気中の水蒸気が露となり、草木や樹木に朝露が宿り始める

太字の部分重要です。最下記へ)

降りた露は光、白い粒のように見える様から白露という名が付いたそうですね。

日中の暑さも和らぎ、だんだんと秋の気配。

さらに二十四節気を5日ずつに分けた、

七十二侯しちじゅうにこうでは白露から最初の5日間を、草露白、鶺鴒鳴、玄鳥去、に分けられる。

 

草露白(初候9/7〜9/11頃)

草の上に降りた朝露が、朝の空気の中で白く見える時期。

読んだ字のごとく。

山の方で宿泊した日(研修とか遊びでとか)なんて早く目覚めませんでした?

私は100%明るくなり出した頃に自然と目覚めて、周りを起こさないようにソッと抜け出して、白く霧がかって少し肌寒い外で一人その空間を楽しむことが好きでした。

 

鶺鴒鳴(次候9/12〜9/16頃)

セキレイ鳴く

鶺鴒(セキレイ)は、川辺を好む鳥です。鶺鴒は秋の季語でもあります。鶺鴒が鳴きはじめる時期です。

鶺鴒は昔東北、北国に多く分布しておりましたが、近年は近畿各地に生息域を広げ、鳩、スズメに紛れて見かけることもしばしば。

この鶺鴒、種類がありますが主にはハクセキレイ、セグロセキレイとがいるようで、見分け方は目の下が白か黒か、なのですが、見たらなんとなくこっちが白やな、こっちがセグロやな、とわかります。

なんといってもその特徴的な行動として、尻尾を“ぴこぴこ”と動かしまるでバランスを取りながら動く姿!嗚呼、その鳥おるおる!となった人も多いはず(普段何気に鳥を見ていたら)

尾っぽぴこぴこ、ハクセキレイ

 

玄鳥去(末候9/17〜9/21頃)

つばめ去る

春先に日本へ渡ってきて子育てを終えたつばめが、秋になり越冬するために東南アジアのほうへ海を渡っていく時期です。

昨今は台風で東南へ渡るもの大変になっているのでは!?(渡り鳥やからそれぐらいわかっているか…)

ひえーーーん(飛燕

 

 

トータルとして白露の時期とは気温が下がり、陽(夏至:陽の極み)から陰へ気(全て)が変化する時期、動植物たちも毛の生え変わりやねぐらを変えたり季節に沿って変化を見せ始める時期。

人もまた当てはまります。

日中暑い暑いと感じていても朝晩はもうだいぶ寒くなっています、気候の変化に気づかずまだ暑いものだと思い込み、薄着、過度な冷房はこれまでの夏の疲れに加え、蓄積された体の冷えへと繋がり、、、

そろそろ冷やすならしっかりと温めることも重要。

かつ、この夏あまり汗らしい汗をかけてない方も是非、風呂にて発汗を!

と感じた“2021夏”

(ちなみに夏らしいことカットスイカを食べたくらいで終わってしまいました。笑)

ではでは👋

[治療家 矢野慎也]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょこっと東洋医学」

白露での、“大気中の水蒸気が〜”

これ、東洋医学の五行にある「金から水が生まれる」ってやつなんですよ。

自然界で、が目に見えて出来上がる、出現する現象の一つに、
「大気の水が寒暖差によって霧になり、草木に付着して露、水になる。」ですが、

古人達はいかにして、そのことを人間にも当てはめたのか?

農具か、金や鉄器、甕などに水滴が付着する、それは決まって夜から朝にかけて。

これが有力!?(個人の見解です)

飲食での摂取以外でも人体は水を生成しているのでは!?その水は結構大丈夫なんちゃう?

と、だいぶ端折っての考えですけども

ま、何が言いたいかと申しますと。

自然、事象をよく観察していた古人は”金”より”水”は生まれる、
それは飲食(土:脾胃)より得る水のほかに、寝ることで”補われる水”があって、その”水”が少なくなると体が乾燥して、熱に偏りやすくなりますよー

と言っているのでしょう(諸説、個人的見解もあり)。

 

みなさんご存知のように、寝ないと疲れが〜免疫が〜と、ありますように、
東洋医学では上述のような状態をいち診断材料として治療しております。

なのでよく寝て、体を少しでも動かして、余分な水分は排泄し、飽食の時代なのでそない食べずにぼちぼち楽しい食事を摂る生活を!

と言う目標を常に持ち、今をともに戦いましょう!
大仙堂にてお待ちしております。

今週のお花

こんにちは☔️

梅雨に逆戻りのような昨今、また夏が来ればなどと夏休み気分を味わいたい矢野です。

と、冬はまたアレが増えそうですからね(^^;

では、今週のお花です💐

全体はこんな感じで今週もボリューミーで変わり種がチラホラ

俯瞰写真。
季節の移ろいに合わせて次第に夏の色鮮やかな感じからシックに大人な秋色ちっくに…

ユリ
バラ(カフェスル)←茶しばこ?ではないです、はい。
紫陽花
ヘリクリサム(花)
多くは葉っぱが特徴的でユーカリに似ているそうな。
サンタンカ
アストランチャ
エリンジウム

 

と、以上が今週のお花なのですが個々で見ると濃いですね。

「森を見て、木を見て〜」

世界的イベントが終わり、次々に出てくる情報、自然災害などなど。

なんでもそうですけど、一方向からの視点(情報)では見れているものって限られますね。


ってことで、

番外編の写真も。

照明と植物の影

 

 

また明日より来院お待ちしております😀

最後まで見てくださり貴重なお時間ありがとうございます。

[治療家 矢野 慎也]

二十四節気 大暑

こんにちは👋

7/22は、大暑(たいしょ)、二十四節気の第12節。

小暑より数えて15日目頃を言います。
夏の節気は立夏りっか小満しょうまん芒種ぼうしゅ夏至げし小暑しょうしょ大暑たいしょとなっており、
大暑は夏の最後の節気です。

大暑の「暑」とは「炎熱」の意味で、「大暑」は「炎熱の時期」という意味だそうです。(中国語で「暑い」という意味には「暑」ではなく「熱」という字を当てます)

総合するとものごっつあっつい日ということになりますね。
そして夏の終わりのような感じがありますが、これからですよね、夏🍉🌻🏖🐝

夏至で陽の極みとなり、以降は陰の季節になって居るはずですがそう簡単には転化はしません。
火にかけた水が沸点超えたら急に冷たくなることのないように、、、

さて、この大暑をさらに約5日ずつに分けた「七十二候しちじゅうにこう」は?というと。

桐きり始はじめて花はなを結むすぶ 7/22〜27
高級木材の桐が花を咲かせる頃。桐は伝統的に神聖な木とされ、豊臣秀吉などの天下人が好んだ花であり、現在も日本国政府の紋章として使用。

あぁ〜見たことあるある!紋章
高級木材の桐の花。あ、初めましてです。


土つち潤うるおいて溽むし暑あつし 7/28〜8/1
熱、湿がまとわりつく蒸し暑い頃。この暑さを打ち水などでしのぐことしかできませんが、木や草花は緑をますます濃くし我々に不可欠な酸素を作ってくれています。

山歩きしたいですね〜。ふと気を抜くと自然の厳しさを痛感することも。


大雨たいう時ときどき行ふる   8/2〜6

夕立や台風などの夏の雨が激しく降る頃。きれいな青空に湧き上がる入道雲は、夕立を教えてくれます。雲の頭が坊主頭に見えることから、入道雲と呼ばれています。

遠くからいる分には良いが、この直下は。。。

7月17日に関西では梅雨明けし、
本当にその前後では昼夜問わずに雷鳴轟き、雨も多く降りましたが
小暑の記事にもありました、“雷が鳴れば梅雨があける” という諺通り!

昔は、これら二十四節気の内容は現実とはめちゃくちゃずれていると感じてましたが合ってきていると思いませんか?
と思っているのワタシだけでしょうかね😅


少し前から夏日が続き、例年猛暑猛暑と警告が出ていますので
外出時には水分、日差し対策、扇子などの涼感道具の携帯をお忘れなく。


今年は数年?下手したら十年ぶりに海や川、プールに行けたらなぁ
(もちろん3密、感染予防&対策をしながら)

ではでは👋

ご覧いただきありがとうございました。

[治療家 矢野慎也]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       ↓

  「ちょっと東洋医学」

前回,芒種の時には「湿」をチラリと。

今回は夏に幅を利かせている、(邪)、(邪)について。


は、熱性をもつ事物の全てが火熱の類に属し、夏季の主気です。

ただではそれぞれもっとも盛んな季節や、その気候の特徴も違う為、
暑・火では発病、病理変化、症候にも異なった面があります。

発端の中国では火の季節が先に訪れ、のちに暑の季節が訪れますが、
日本では暑が先、火があととなります。

その違いは梅雨の時期が先か、あとかの違いで、
中国では先に夏、後に梅雨(国土が広いため諸説あり)
日本は梅雨が先で、夏があと。

というような塩梅。
では暑の気候の特性はというと、湿に火が絡んだ気候、故に日本では梅雨時期〜初夏。ジメジメとして蒸し暑いイメージ


火の気候の特性はというと、熱に燥(乾燥)が絡んだ気候、真夏〜初秋。
ただただ暑くてカラカラなイメージ。実際の日本の夏はズーーーっと蒸し暑い印象。

暑と火、どちらも陽熱の邪で、開泄の性質(暑さで毛穴全開のイメージ)があるため、多汗となり、汗が流れる動くには気も必要としているため、汗とともに気も流れ出てしまいます。
これが度を越すと脱水症状、目眩、熱中症症状などを引き起こします。
(※前回芒種の時と同様に、上記が絶対に起こるわけではありませんので、ふぅ〜ん程度にとどめていただけると幸いです。)

じゃぁ、よく言われる飲み物、塩分取ればええのか?なのですが、
飲み物に関しても、塩分(食べ物)に関してもその人ヒトによって消化吸収される度合いも体格による必須量も違うので一概にはいえません。

ほな何がええのか、大原則としての気!
これがなければ、動けない、お腹動かない、食べても吸収してくれないetc….

かつ、熱、火に対抗できる水(東洋ではスイ)の充実。
これら気、水が不足しないようにするには睡眠です。

夏は日が長くどうしても活動的になりやすい(陽気が盛んな季節)ですが、
今一度睡眠の見直しを。。。

最後まで閲覧していただきありがとうございます。