二十四節気 啓蟄

こんにちは。

大仙堂治療家の鄭です♪♪

日中の寒さが和らぎ、少しずつ暖かさも感じられるようになってきました。

3月6日から二十四節気の啓蟄(けいちつ)。

啓蟄とは、寒さが緩んで春の陽気になってきたことで、土の中から虫たちが動き出す季節のことを指します。「啓」はひらく、「蟄」は土の中で冬ごもりをしている虫、のことです。

私たちの体も大地から芽が出るごとく、新陳代謝が活発になってきます。そうすることで、冬の寒い時期にとどこおってしまった脂肪や古い塩分を排泄しようとします。東洋医学では「発散」「解毒(デトックス)」を心がけることが養生のポイントとなります。

春が旬の野菜(山菜類)の特徴は「苦味」

苦みのある食材には、不要な老廃物や毒素を体外へ排出する「解毒(デトックス)」作用があります。

で、私が子どもの頃のお話になりますが、毎年、山菜狩りに行っていました。地域の人の集まりで、子どもからお年寄りまで大人数で行った記憶があります。わらびやぜんまい、ふき、うど、とど、せり、ふきのとう、たらの芽など。朝から山の中を探し回りました。特にわらびは年間通して法事で使うので、皆、必死!普段、足や腰が痛いと言っていた祖母もなぜかこの日だけは誰よりも速く山を登っていました(笑)。帰宅後は山菜の下処理。指先を真っ黒にしながら作業していました。

と、思い出話をしたかったわけではなく。東洋医学に出会い、より、旬のものってすごいなと思うようになりました。誰が教えるわけでもなくその時期が来たら土から芽を出し、それを頂くと体にもよくって。自然と植物も動物もつながっている神秘なパワーを改めて感じています!そして、これからもありがた~く頂きたいと思います(結局、食べることが好きなんです^^)

今回、写真がなく文字だけになってしまいました。読みにくかったら申し訳ありません。

それでは今日はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました。

大仙堂治療家 鄭 令子

二十四節気 立春

皆様、こんにちは。

今日は暖かい日差しがあり、風がなければ暖かさも感じます。

立春のお話の前に。

昨日は節分でした。節分とは『季節を分ける』という意味があり、今日からの立春は一年の始まりを意味します。

一年の始まりを迎える前に邪気を払う目的が節分にあるんですね。

昨日、ショッピングモールでは恵方巻き販売でえらいことになっていました。お店の特色に合わせた恵方巻きが年々豪華に、お値段も豪華になってどれも美味しそうですごいな~と感心しますが、我が家は毎年、手作りします。韓国の海苔巻き、キンパは子供たちが大好きなので、調子に乗って、沢山作ります。普段は 4種類の具材で作りますが、今回は恵方巻きバージョン。7種類の具材で作りました。

南南東に向かって、願い事をしながら1本丸かじり。

そして、今日から立春。立春は二十四節気の1番目。

二十四節気は、太陽が動く道である黄道を24等分して名称をつけたもので、季節を知るために用いられます。立春は太陽が黄経315度の位置に来た日と定義されており、例年2月4日頃です。

立春は暦上では春の始まり。

春は自然界では「冬眠」から目覚め、活動に入る時期です。自然界の全てのものがすくすくとのびやかに成長し、新陳代謝が活発になる季節です。人間の身体も体内で眠っていたものが静から動へ動き出す。溜め込んでいたものを外へ出す時期。

東洋医学では「発散」「解毒」を心がけることが健康に過ごすポイントとなります。

健康に過ごすポイント

・早起きを心がけ、ほどよく陽気を浴びて体内に取り入れる。冬よりも活動的なイメージで。

・発散を心がける。ウォーキング、軽い運動、ぬるめの入浴など

・夜はゆっくり休息。陰から陽の季節に入り、活動的・発散傾向に体が切り替わるため疲れやすくなりがち。スムーズに季節の変化についていけるよう、十分な睡眠・休息をとり、からだを癒す。

この2週間ほど、厳しい寒さが続きましたね。習慣にしていた朝のウォーキングですが、朝が起きれずサボり気味でした。

立春を期に、新たに生活習慣を整えて、元気に過ごしていきたいと思います♬

大仙堂治療家 鄭 令子

二十四節気 小寒

ハチ高原スキー場
こんばんは。大仙堂治療家の鄭です♬
1月6日は小寒(しょうかん)。二十四節気の23番目です。
寒さがまだ小さいという意味ですが、寒さが極まる少し手前で、これから本格的な寒さを迎える時期です。一年で最も寒い「大寒」に向かっていきます。
冬の澄み切った空気の中、夜空の星は美しく輝きます。
この時期は体を温める食べ物で、気血の巡りをよくするといいですね(^^)
特に旬の食材は体を温めてくれるものが多いです。
旬の食材 
まぐろ、かぶ、きんかん、小松菜、にんじん、ねぎ、鱈など。

一方、旬の食材でも冷やす食物もあり、かき、かに、大根、白菜などは体を冷やす食物なので、鍋やスープといった温かい調理をして、温性の食物と組み合わせて食べて下さいね。

私はこの時期、鱈と大根のスープが食べたくなります。
いい鱈が手に入らなくて、まだ食べれていないのですが、大きく切った大根と一緒にスープにします。
こういう時に、幼い頃から旬のものをしっかり食べさせてもらっていたんだなぁと母に感謝です。
画像借りてきました。
お話は変わりまして、皆様、年末年始はどのように過ごされましたか?
私はバタバタとあっという間の年末年始でしたが、お正月から食べ過ぎる日が続き、2kgも増えてしまいました(泣)

そして、昨日は1月7日。
「七日正月」といい、7種類の野菜を入れた七草がゆを食べる慣わしがあります。
新年にこの野菜を食べると自然界から新しい生命力を分けてもらえるので、1年中病気にかからず、寿命が伸びるといわれていました。

今はパック詰めされたものやフリーズドライのもの七草茶漬けなど、手軽になりましたね(^^)
7つの野菜がそろわなくても大根だけのお粥でもいいそうです。デトックス効果が強く、老廃物を排出してくれるそうですよ。
長くなってしまいました。
今年も新たな目標を掲げ、1年元気に過ごしたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

二十四節気 大雪

こんにちは。大仙堂治療家の鄭です。

毎日寒い日が続いていますね。

12月7日は二十四節気の大雪(たいせつ)でした。

大雪とは、雪が降り積もるころを指す二十四節気の21番目です。

大雪を迎えるころには、平野部でも雪が降り始め、空っ風が吹き、日照時間が短くなるなど、本格的な寒さが到来します。また、動物たちが冬眠に入る時期でもあるといわれています。

今年は12月7日から冬至までが大雪になります⛄️

この時期の我が家の定番。

1週間前に干し始め、小さいのはそろそろ食べ頃。干すスペースが少ないのが残念です。

韓国には季節や体調に応じた、たくさんの伝統茶があります。民間療法として各家庭でよく飲まれており、専門のカフェもあるほどです。

その内の1つ、双和茶(サンファ茶)は風邪の予防や滋養に効くといわれ、この時期によく飲まれるお茶です。

この時期ならではの双和茶、ゆず双和茶を作りました。

ゆずの中身をくり抜いて、9種類の生薬を詰め、蒸す→乾燥する、を9回繰り返します。

種は化粧水、中身ははちみつ漬け。捨てるところがありません(^^)

最後は韓紙に包んで紐で結び、保存します。

手前が1年前の物。大きさもかなり違います。

飲む時は30分程煮出して。

干し柿を開いてクルミを巻いて作るコッカンマリという薬菓と頂きます😋

今年も残り少なくなりました。

慌ただしく毎日を過ごしていますが、そういう時こそ深呼吸をして呼吸を整えたり、軽く運動したりと気持ちよく過ごせるように心掛けています(^^)

皆様も年末年始、体調にお気をつけくださいね。

大仙堂治療家 鄭 令子

二十四節気 立冬2022.11.7

こんにちは。大仙堂治療家の鄭です😊

11月7日は二十四節気の立冬でした。立冬は二十四節気の19番目になります。

二十四節気は1年を4つの季節に分け、さらにそれぞれの季節を6つに分割しています。立冬は冬に分類されている節気のうち、最初にめぐってくるものなので、まさに冬の始まりですね。

冬は自然界では「万物の収蔵」休眠状態に入り、春からの活動に備える時期です。陰の気が最も盛んになります。陰のエネルギーは内へ内へと向かうので、動物の冬眠のイメージで、エネルギー、栄養分を消耗することは避け、「補い」「蓄える」ことを意識してゆっくり過ごしましょう☺️

話は変わりまして、この1週間は学びの1週間でした。

韓国釜山東義大学付属韓方病院教授によるお話を聞くことが出来ました。(10月30日)
1部では中国から天津中医薬大学准教授によるオンラインでの講義、2部では国際ウエルネス薬膳協会の先生の講演を聞くことが出来ました(11月6日)

色んな方との出会いにより、学びの機会を頂けたことに感謝です✨

講義内容ももちろん素晴らしく、有意義な時間でしたが、薬膳のお話や韓方(ハンバン)の養生法など、生活にすぐに取り入れれるお話も面白かったです♪♪

今日は443年ぶりの皆既月食、天王星食でしたね。皆さま、ご覧になられましたか?

大仙堂治療家 鄭令子