風呂敷。

写真 (25)
ある時は、スカート
ある時は、髪の毛
ある時は、マント
ある時は、ん?何これ?

頭から足先まで
風呂敷を巻いて
家中のホコリを
引き連れながら
御姫様たちが前を通る

風呂敷は変幻自在
何も言わず、巻かれている
包み込む、なびいている
かなりキャパが広い奴だ

やまかつ

毎日が毎日。

カバ
今日も思う存分
生き切ったー
と毎日バタンキュー

朝から昼まで
昼から夜まで
で、朝につづく

次の事を考える
余裕もなく
常に目の前に
やるべきことが
用意されている

寝る前に
生き切った―
と今日も夜に眠ります

やまかつ

土と石と岩の時間。

大仙公園の木②
相対的に下に位置し
それは動くことがなく
全てを支える存在だ

なめらかに走る川の水
上へ上へと伸びる木々
目的地に向かい歩く人
縦横無尽に変容する雲

自らの動作を制限し
ひとり黙って在り続ける
動く者たちを支え続ける

そんな彼らの言葉を聴き
共に考え 共に座る

やまかつ

サンタクロースさんへ。

写真 (23)
クリスマスですね。
プレゼントくばりがんばってください!

わたしがほしいものは、(できたらでいいです!)
あまりきまっていないんですけど、
ミシンかハーブのレシピブックか…
サンタさんにおまかせで!

本当に去年も去年の去年も
プレゼントくばりたいへんですね。
今年もがんばってください。

クッキーとあたたかいのみものをおいているので
どうぞえんりょなくたべてください。

わたしは(たぶんダメだけど)サンタさんの
かたをマッサージしてあげたいです。

やまひかり

で、悶々としとるわけですよ。

山③
何十年かの人生における
範疇の中から逸脱することのない
相対的な虚ではなく

それ自体の変化が中から溢れ出す
絶対的な虚を感じる

その中に身を置きたい

虚は実を求めているのか
虚は実になりたいのか

それぞれにストーリーがあり
全体としてひとつのループを成す

そんなことばかりを考える
今日この頃

やまかつ