二十四節気 霜降

おはようございます👋

本日は二十四節気の霜降にあたる日です

今年もわたくしが担当いたします、霜降(そうこう)
霜降に関しては去年UPしておりますのでこちらをどうぞ〜

20211023 霜降

少し時期が過ぎていますが、ここ最近「ヘェ〜」となったお話。
※さらっと見聞きした情報なので気になる方は検索を

食が増す時期ですが、お米好きとしては少しのおかずで米をかっこむ(かきこむ)食べ方は幼少期から今も変わりません。

そんなお米、江戸時代にはのお米が税金の代わりをなしておりました。
その為江戸には腐るほど米が溢れていたそうです(大阪らしく大袈裟に書いてます)

その為、お米促進キャンペーンとして、
”かずかずの副菜”(のち”おかず(御数)の語源)が発展するのですが、、、

それでもおっつかねぇと思ったお偉いさんたちは、
「味の濃いもんを作れば、もっと米食えるっしょ」という考えのもと編み出されたのが
佃煮や、きんぴらなどの日本らしいお料理のかずかず、おかず。

あれよあれよと消費されるようになるも、この時代のお米はまだ玄米。
当時の調理機器といえば、薪に鉄釜でつきっきりの調理が必須。

そして場所は江戸。
燃料となる薪、木々は江戸郊外からしか頼れない。

運搬コスト、燃料費、調理時間。。。コスパわる!

そこで厚い外皮に覆われているのを剥がして白米にしよう!
そしたら調理時間が1/4に、ということは薪を使う量も減り、
よりお米の消費が拡大!!となるがみなさんご存知「江戸患い」=「脚気(かっけ)」の流行となります。

そもそも何故単食で日本人が済んでいたかというと、
玄米と味噌の栄養素が相互に補填しあい必須アミノ酸うんぬんがまぁまぁカバーされていた。とか、
あとは現代みたくジッとしているのでなく、
大抵は農業や武術など運動をしていて腹持ちのより米と当時の生活サイクルがあっていたなど様々。
現代は飽食、なんなら味だけに特化された化学料理、加工食が多いですね。

自然な食事ってなんやろう?と考えだすと品種改良食材うんぬん、カタカナ文字食材(海外品種など)って日本古来のものではないよな?などキリが無いですね。

多様性と謳われているいる現在にはどうなん?と思われるかもしれませんが、上記としたように体質として米、味噌文化漬けの歴史が数百年ご先祖さんから受け継いでいるので

体質が完全に改変されるには7世代を要するとかで。といっても完全に洋食文化を7世代続けてのお話らしく、この米、味噌体質は脈々と受け継がれているのです。

とめちゃ長々と、、、
米と味噌食いましょうのお話にすり変わったブログでした。

他にも米を研いだ排水が海に大量に排出されるようになった江戸の海。
そこでは豊富な海の幸が育まれ(現代のように科学物質の少ない汚水のため)
大漁の魚介、米をなんやかんやとあって組み合わせたのが江戸前寿司。

同じ時代に日本茶お茶旋風が起き、
朝に米を一回炊いて、昼夜は朝の残りの冷や飯を食べていたのを、
その熱々お茶で温め直して食べ出したのがお茶漬けの始まりなどなど。
尽きませんね、知識食欲。


最後の最後に
猫まんまが色んな面で最強だと思います(笑)

ではまた大仙堂、ブログ内にて

[治療家 矢野慎也]

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