二十四節気 秋分

 2021年の「秋分」は9月23日。国民の祝日にもなっているので、みなさんご存知の日ですね。二十四節気では、一年間を24節に区切って第16節目が「秋分」にあたります。立春(2月3日~)から数えて、もう一年の3分の2なんですね。  

 秋分は昼夜の長さがちょうど同じくらいになり、これからは少しずつ昼間の時間が短くなります。日暮れが早くなってくるとなんだか気ぜわしくなりますね。 自然界の陰陽のバランスも陰>陽となっていきます。  

鍼灸大仙堂の窓から見る古墳。空が秋っぽくなってきたような。。。(9月22日撮影)
古墳の足元というか、古墳の手前の阪和線レール沿いに彼岸花!!(9月22日撮影)秋分らしい風景!
阪和線の車窓からみた空。まだ夏の余韻も。。。(9月22日撮影)

 この時期の養生として、昨年の鈴木先生の秋分のblogでも紹介されていましたが、 肺や体を潤す作用のある食べ物を取る事を私もオススメしたいと思います。 

 秋に旬をむかえる柿、銀杏、木耳、青梗菜、、落花生などが体を潤す作用を持っています。  

 ブログでオススメするからには私も食べてみなくては。。。と柿、をいただきました。

 は熱を収めて、のどの渇きを解消してくれる性質があります。  

 東洋医学的には、以下の働きも期待できるようです。  

【生津潤燥】唾液の生成を促進、乾燥した体を潤す  

【清熱化痰】毛細血管の循環障害を改善  

【除消渇】 糖尿病の症状を改善

 ただし、は「寒性」の働きをもつため、普段から冷え性で、よく腹痛がある方には残念ながらあまり合いません。まあ、どんなタイプの方でも食べ過ぎは要注意です(^_-)-☆   参考文献:梁晨千鶴著『東方栄養新書』メディカルユーコン

 最後に ♪梨のおやつ♪ をご紹介します。  

もう2回もつくりました♪

 普通、生でいただくことが多い梨ですが、生姜・黒胡椒(ホール)・水で煮ると、これまたスパイスのさわやかな辛みと梨の自然な甘味でとっても美味しくなります。冷やしていただいても美味しいですが、胃腸の弱い方だと冷やさずに食してみてくださいね。

【鍼灸大仙堂治療家:熊本 和】

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