二十四節気 雨水

雨水とは、降る雪が雨へと変わり、氷が溶け出す頃のこと。昔からこの季節は農耕の準備をはじめる目安とされてきました。

動植物の成長や発動をうながす「風」ですが、元気が不足し、抵抗力が衰えている人にとっては、体調をくずす要因となることがあります。
これを「風邪(ふうじゃ)」と呼びます。
「風」には上に舞い上がる性質があるためか、人でも頭や顔などの上部が侵されやすく、目の充血、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、めまい、のぼせなどの症状となってあらわれます。

「風邪をひいた」とは、「風」に侵された事だったのです。
花粉症もこの症状と似ています。

風邪は春だけでなく一年中発生します。
その対策は、体表で発散させて体に侵入させない事です。
昔から風邪の対策に、ネギやショウガを入れたお粥を食べて、寝て汗をかくと言う方法がありますが、これは「風邪」がまだ体の深くまで侵入しないうちに、汗と一緒に追い出すという考え方です。
寒気がして鼻水が出るような寒性の風邪の時は効果的です。

[治療家 鈴木綾佳]

一昨年のシクラメンも頑張って咲いてくれました♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

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