触れる 離す
止まる 走る
食べる 出る
出会い 別れ
生きる 死ぬ
人はどちらか一方を好み
もう一方を嫌う傾向にあるようだ
どちらもがどちらをも同時に含み
どちらかを分かつことはできない
目に見える世界だけでなく
動きや変化の中であっても
それは完全なるひとつながり
やまかつ
Every day is a good day!
触れる 離す
止まる 走る
食べる 出る
出会い 別れ
生きる 死ぬ
人はどちらか一方を好み
もう一方を嫌う傾向にあるようだ
どちらもがどちらをも同時に含み
どちらかを分かつことはできない
目に見える世界だけでなく
動きや変化の中であっても
それは完全なるひとつながり
やまかつ
全ては気の集まり
全ては流れている
ひとつとして
停滞しているものはない
駅に人が集まり
電車に乗って流れていく
食べ物が胃に集まり
身体の中を流れていく
父と母の気が集まり
この世に生まれ死を迎える
気が集まり流れ
元の姿に戻っていく
全ては流れと集まり
やまかつ
ありえない出来事が
次々と目の前で起こる
ズボンの上にスカート二枚履き
プラス風呂敷マント三枚
さぁ寝よか、と言ったの直後に
お水ちょーだい、の一言
口の周りに海苔を付けながら
鏡の前で髪の毛チェック
笑わせてもーてます
人間としての許容量
鍛えられております
やまかつ
文字を見て 考え
言葉に戻す作業よりも
身体で感じたままを
そのままにしていたい
言葉にするという翻訳は
そこには全く必要なく
フラれた後のせつない想い
試合に負けた時の悔しさを
そのままにしていたい
指一本で何でもできる
この時代だからこそ
本来のイキモノとしての
この感覚を大切にしたい
やまかつ
目的地に向かい歩いている私を
地球に足を踏み出す私に変える
目の前に映る景色は四季の変容
振り向けばそこに浮かぶ月と雲
吸気に乗せて意識は更に拡がり
呼気の合図で体中の関節が緩む
手足に頭に腹に血潮が強く流れ
全神経を集中させて力強く凝視
今か今かと息を潜めて機を伺う
その一瞬は二度とは来ない時間
それは相反するようで常に同時
場の大きさ色合い質感を享受し
そして私は目的地へと歩き出す
やまかつ