This week’s flowers 20220328

ラナンキュラス、ライスフラワー、スカビオサ、てまり草、ガーベラ、天文草、ポリシャス
今週の、やまかつイチ押し「佇まい系」のお花は、ラナンキュラス。お茶の席に出てくる上生菓子のよう。渋めのお抹茶と一緒に頂きたいですね。
鈴◯先生に、ラナンキュラスを集中して撮影している姿を激写されましたー。

こんにちは。やまかつです。
本日は風邪についてのお話をしてみましょう!

お身体のお掃除=お風邪

「風邪」は、(かぜ)の他に(ふうじゃ)とも読めます。
「風」と何が違うかというと、「邪」が付いているか否か。
この「邪」の漢字、訓読みでは(よこしま)と読みます。日本語の意味では、正しくない、捻じ曲がる、偽る。何が正しくて何が捻じ曲がっているか、のモノサシは今の世の中を見ていると疑問が多く沸き上がってくるのですが…話が逸れました。

東洋医学的な考え方で、風邪を引く要因は二つ。

一つは内的要因=体内のバランスが崩れることです。ストレスや寝不足などで疲れが溜まると体内のバランスは崩れやすくなります。もう一つは外的要因=急な気象変動です。急な気温低下や、それに伴う強風の日は要注意ですね。これら、二つの要因が重なることで、人は風邪を引きやすくなります。
逆にいうと、どちらか一方では、風邪を引くことはありません。

次に、風邪を引いた時の症状を考えてみましょう。
クシャミ、喉痛、発熱、寝汗などがありますが、これらは全て、身体の掃除によって出たゴミ、と言えます。ゴミを外に出すことで、身体がバージョンアップしているのですね。お薬を使用すると症状を抑えてはくれますが、同時にゴミは体内に残ることが多いです。となると、お薬とはうまく付き合う必要がありますね。

まとめると、「疲れている時に冷たい風に当たると風邪を引きやすいが、色々な症状によって身体に溜まったゴミを外に出し、その後には新しい身体を手に入れることができる」。言い換えると、「たまに風邪を引くことで、大きな病になることを身体自身が防いでいる」。
そんな感じです…漢字!?

最後に、「風邪」の「邪」を別の漢字に変えたくなってきました。
例えば、「是:音読み(ゼ)、訓読み(これ・この)」などは如何でしょうか。日本語の意味としては、道理にかなっている・正しい。「邪」とは逆の意味ですね。
これからは、「風是」と書いて(かぜ)と読み、皆でバージョンアップしていきましょう!

じゃ、バイバイ!

やまかつ

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