小寒(しょうかん)とは、「寒の入り」といわれ、これから更に寒さが厳しくなるころ。寒さが最も厳しくなる時期の前半です。
『暦便覧』では「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と説明しています。
小寒から節分(2022.2.3)までの三十日間のことを「寒の内」といい、寒が明けると立春(2022.2.4)になります。
暦(こよみ)は中国から日本に渡ってきたものです。季節を記録するものとして太陰暦(新月の日を1日としてひと月を定めたもの)を用いていました。
それを春夏秋冬で二十四分割したものを、二十四節気(にじゅうしせっき)と呼びます。この場合、一年は二十四節気の「立春」から始まり「大寒(2023.1.20)」で終わります。季節をより身近に感じることの出来ます。
中国から伝わった二十四節気は日本の気候に合わないものもあったので、農耕が盛んだった日本では「雑節(ざっせつ)」という暦を合わせて、日本では旧暦として平安時代から用いて今の時代まで残っています。
さらに、日本には七十二候(しちじゅうにこう)という72の季節があります。
季節ごとの鳥や虫、植物、天候などの様子が72の時候の名前になっており、約5日ごとの自然の変化を知ることで、きめ細かな季節の移り変わりを感じることができるので、勉強になりオススメです。良かったら調べてみて下さい♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
治療家 鈴木綾佳