こんにちは。
鍼灸大仙堂代表の山本克仁です。
東洋医学のことを、自由に思いつくままに綴っていきたいと思います。
※(一社)北辰会の正式な見解ではない場合もありますのでご注意下さい。
今回は、〝陰と陽〟についての二回目です。
WHOが挙げている陰陽の定義を説明する上で
重要なポイントの一つ
陰と陽は、常に変化し続けている状態
というものがありました。
今回はこの点について、もう少し掘り下げましょう。
言い換えると
固定的な静止画ではなく、動き続けている動画
と捉えて頂くと理解しやすかったですよね。
春夏秋冬などの季節は常に変化し続けています。
生物はこの世に生まれ、成長し、老いていき、形を崩していく。
あなたの恋心も、、、変化していきます。
そして、夫婦関係も、、、
これは、変化させてはなりません。
いやいや、そんなことはないですよね。
常に変化し続けております。
モチロン良い意味で(かなり主観的ですね)。
すいません。
話が反れました。
陰陽といえば、この図です。
太極図(たいきょくず)と言います。
白と黒の勾玉が重なり合っている感じ。
白の部分が陽、黒の部分が陰を表しています。
また、白と黒の勾玉が
時計回りに回転している図でもあります。
この回転している状態が
陰陽の絶え間ない運動変化=常に変化し続けている状態
を表しているのです。
水の変化を思い浮かべてみて下さい。
水蒸気から水へ、水から氷へ、またその逆も然り
温度によって、質が変化していく中
その所在も、上に行ったり下に行ったり
一定であることはないですよね。
森羅万象
天地間にある一切の事象は
形を変えながら、グルグルと巡り続けているわけです。
続く。
[鍼灸大仙堂代表 山本克仁]