立春とは、初めて春の兆しが現れてくる頃のこと。
今年は2021年の立春の瞬間は『2月3日の23時59分』なのだそう。あと1分遅ければ例年通り2月4日だったと考えると…
騙されたような、特別の様な感じですね!
春は風と共にやってきます。
最初に吹く南風を「春一番」と呼ぶように、自然現象の特徴は「風」が多い事です。
風が吹くごとに暖かさが増し、動植物はその春の気に先導されて活動を開始します。
これは人間も同じこと。
風が暖かくなると心がはずみ、新しいことを始めたくなります。
春は食べ物と運動が心と身体のコントロールに必要な季節です。
[治療家 鈴木綾佳]
二十四節気 大寒
大寒とは、一年でもっとも寒さが厳しい頃のこと。日がしだいに長くなり、春へ向かう時期でもあります。
二十四節気の24番目の節気で、24つある節気の最後になります。
「大寒」が終わると「立春」。すなわち暦の上では春がやってくることになっています。
大寒の朝に汲んだ水は1年間腐らないと言われ、昔の人達は長期間保管していたそうです。
大寒の日の朝は凍てつくような寒さ。
その中で雑菌もなかなか繁殖できません。そこから、大寒の水はきれい、質が良いと言われ酒・醤油・味噌などを作るのに非常に適した季節と言われています。
[治療家 鈴木綾佳]
老化防止と長寿のためによいお味噌♪
東洋医学的効能としては…
・体にこもった余分な熱を収め、毒を解消する
・ストレスを解消する
現代の研究では…
・動脈硬化、高血圧、心臓病の予防
・骨粗鬆症の予防
などなどにも効果があるそうです。
味噌は胃腸の機能を高めてくれる長寿商品で、大豆は良質のタンパク質に富み、栄養バランスも優れています♪
味噌にも色々調理方法がありますが、気軽に食べれるお味噌汁から食事に取り入れてみてはいかがでしょうか(≧∇≦)⁇
二十四節気 小寒
小寒とは、寒さが極まるやや手前の頃のこと。寒の入りを迎える今日から寒の明け(節分)までの約1か月が寒の内。
一年で最も寒さの厳しい時期になってきますね!
古典名書には
↓↓↓
冬は「閉蔵(へいぞう)」の季節という。
冬の三か月間は、万物の生機が閉じこもる。
至る所で川が凍り、地が裂け、天の陽気は万物から遠ざかる。
冬の養生法…
夜は早く寝て、朝はゆっくりと起き、日の出日没に伴って起居すべきである。
欲望を鎮めながら、すでに遂げたような満足感を保つ。
体内の陽気を漏らさないように、寒い刺激を避け、体を温かく包む。
これは冬の「閉蔵」の気に相当する養生法である。
これに背くと、冬によく活動する腎気が傷む。
すると、翌春に足が痺れ、腰が曲がる病気になる。
と書かれています。
※閉蔵(へいぞう)とは
冬は草木が枯れ落ち、穀物は倉(蔵)の中にしまい込まれ、動物は冬籠りする様に、すべてを閉塞して陽気(エネルギー)を外に出さない季節です。
※冬の養生法…
気を鎮めてひそやかな気持ちで過ごし、早く寝て朝は日の出るのを待ってから起き、じかに冬の寒さに当たらないように体を温め、過労して汗をかかないようにする。
二千年以上前の本に書かれている事が現在を生きる私達にも同じように繋がってきます。
昔の人はどうやって調べたんでしょうか⁇
不思議だし、面白いですよね〜!
早寝早起きが良いのは秋ですよ♪
冬はゆっくりの方が身体は嬉しいのです^ ^
遅刻は大変ですが、お休みの日等はゆっくり起きる日も作ってみてくださいね!
[治療家 鈴木綾佳]
明けましておめでとうございます。
決意新たに今年も精進していきたいと思います!
今年もよろしくお願い致します。
鈴木綾佳
二十四節気 冬至
冬至とは、一年でもっとも昼が短く、夜が長いころのこと。
一年のうち、最も昼の時間が短いという事は、冬至を過ぎたら夏至に向けて昼の時間が長くなる最初の日。だから古代にはこの日が「一年の始まり」とする説もあります。
「一陽来復」という四字熟語があります。
春の到来や凶事が去って吉事がふたたび戻ってくることをいいますが、ズバリ冬至のことでもあります。
一年で1番短い日の翌日からは少しずつ日が伸びてゆくことから、悪いことが続いたあとに良い方へ転じる日としたのです。
冬至は太陽の高さが1番低い日なので、その分影も長くなります。
そんな事を気にしながら空を見上げてみるのも良いかもしれないですね♪
[治療家 鈴木綾佳]
二十四節気 大雪
大雪(たいせつ)とは、本格的に冬が到来するころ。山々は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もります。
冬は体を温める食べ物を意識的に食べて、気血の巡りをよくしなければなりません。
この季節に旬をむかえる
えび、マグロ、蕪、小松菜、人参、ネギなどにはその作用があります。
一方、牡蠣、蟹、大根、白菜は体を冷やす食べ物なので、鍋やスープといった温かい調理をして食べると良いでしょう。
[治療家 鈴木綾佳]