守破離の破。

写真 5 (2)
伝統の型に合わせ
自分の器を拡げた後
型が破れるコトを謂う

「破る」ではなく
「破れる」である

脱したい 離れたい
と常に考えている間は
型の中から出ることはない

一心不乱に突き進む結果
気付くと型が破れている

その流れ そのコトこそが
本当の意味での型破り

やまかつ

怒りのチカラ。

写真 2
久しぶりにブチ切れた
が、理性がはたらき
ギュッと内側に押し込み
自分の中に片付けた

片付けたつもりが
ズキズキの頭痛
ゴリゴリの肩凝り
シャーシャー下痢
なんじゃこりゃ

「あれや、あれしかない」

気づくと体は緩んでいく
怒りのチカラをなめていた

やまかつ

己に克つ。

写真 2 (2)
時の変容の中 自問自答
競争好きな自分を見つけた

常に他者と自分とを比較
相手を否定することで
自分を肯定 安心していた

ひとり ひとりになり
また静かに見つける
これからは自分との約束

誰も見ていない
誰も邪魔しない
誰も指摘しない

これが一番難しく
これが一番楽しく
自分らしく息ができる

やまかつ

機械化。

ミナミのビル
より良い生活の為
合理的、機能性を目指し
どんどん便利になる反面

大いなる自然を破壊し
結果的に心身が窮屈に
なっているのも現実

機械を使うはずの
人間が機械に使われ
机に長時間向かい
機械化している現実

何処に向かい 何を求めるのか
大きな分岐点が目の前に

選択の自由は誰にでもある

やまかつ

守破離の守。

写真 1 (4)
「型にハマる」とは
小さな枠に押し込まれ
不自由になる事ではなく

悠久の歴史に支えられた
伝統を真に継承し遺す事

その己よりも大きな器に
合わせ 伸ばし 拡がる事
自分の可能性を超える事

型を破るのはその後だ

勘違いして己を過大評価し
自由が欲しいと叫び飛ぶ
それは単なる型なしだ

やまかつ