ふと。

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なんの前触れもく
その瞬間は訪れる

急に
頭の中のパズルが
ピタッとハマり出し

それまでの景色が
全く違う景色へと

始めて自転車に乗れた感覚
嬉しくて嬉しくて
色んな道を走りたくなる

もう
突っ走るしかありませんな

やまかつ

当たり前。

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当たり前のことを
当たり前にすること程

簡単なようで
難しいことはない

ただ
歩くことさえも
息をすることさえも

生きることが一番難しい

だからこそ
だからこそ
生き甲斐がある

やまかつ

すべり台目線。

e (30)
子どもが四人もいると
私のからだが
すべり台になる事が
たまにある

すべりまくる娘たち
何回も腹から足の上を
すべり落ちる娘たち

公園のすべり台の
気持ちはきっと
こんなんだろうか

うん
なかなか、わるくない

やまかつ

直線への違和感。

e (25)
雲のうごめき
木々のまるみ
経絡との会話

自然の曲線とは
一本の腺ではなく
面でありゆらぎ

目の前に見える
その向こう側に
無条件に拡がる
スタートがあり

同時に奥底へと
沈むその場所が
ゴールへと繋がる

やまかつ

比べることの中に。

写真 (56)
娘の小学校の運動会

何百台ものカメラのレンズが
一斉にグラウンドに注がれる

お父さん お母さんは
「自分の子供」を撮影し
他の子供は見えていない

他の子供と比べることなく
自分の子供に必死になる

AとBを比べて選ぶ
陰陽分別の世界ではなく
気一元の世界がそこにはある

誰もが我が子が一番なのです

やまかつ