こんにちは👋
7/23(土)は、大暑(たいしょ)、二十四節気の第12節。
小暑より数えて15日目頃を言います。
昨年も大暑を担当させてもらっていたのでこちらをどうぞー
(去年は7/22が大暑でした)
またまたこれだけでは終わりませんよー
ちょこっと真面目に綴ります。
夏に幅を利かせている、暑(邪)、火(邪)について。
暑と火は、熱性をもつ事物の全てが火熱の類に属し、夏季の主気です。
酷暑が過ぎれば、
丈夫な草木も枯れ果てて。
恐るべし暑・火
ただ暑と火ではそれぞれもっとも盛んな季節や、その気候の特徴も違う為、
暑・火では発病、病理変化、症候にも異なった面があります。
暑の気候の特性はというと、
湿に火が絡んだ気候、日本では梅雨時期〜初夏。ジメジメとして蒸し暑いイメージ
火の気候の特性はというと、熱に燥(乾燥)が絡んだ気候、真夏〜初秋。
ただただ暑くてカラカラなイメージ。実際の日本の夏はズーーーっと蒸し暑い印象。
暑と火、どちらも陽熱の邪(読んで字の如くあっつい邪)で、
開泄の性質(暑さで毛穴全開のイメージ)があるため、
多汗となり、汗が流れ動くには気も必要としているため、汗とともに気も消耗してしまいます。
これが度を越すと脱水症状、目眩、熱中症症状などを引き起こします。
(※上記の事が絶対に起こるわけではありません、”ヘェ〜そうなんやぁ”程度に思っていただけると幸いです。)
では、よくいわれる飲み物や、塩分取ればええの?
ってことになるんですが、
飲み物、塩分(食べ物)に関して、その人ヒトによって消化吸収される度合いも体格による必須量も違うので一概にはいえません。みな同じ体や構造ではあるけども。
ほな何がええのか、大原則としての気!
これがなければ、動けない、お腹動かない、食べても吸収してくれないetc….
かつ、熱、火に対抗できる水(東洋ではスイ)の充実。
これら気、水が不足しないようにするには睡眠です。
夏は日が長くどうしても活動的になりやすい(陽気が盛んな季節)ですが、
今一度睡眠の見直しをしてみても!!
簡単に申し上げますと、この時期は消耗し易く乾き易いので休息、睡眠は十分に摂りましょうです(笑
最後まで閲覧していただきありがとうございます。
また大仙堂、ブログにて〜👋
[治療家 矢野 慎也]