春や秋
土に空気を入れることで
稲を植えた時に
根の成長を促進させる
と同時に
神々の魂が宿っていると
信じられた稲の力強い生命力を
取り込み次代へ受け継いでいこう
とする祈りが込められたもの
脾胃を耕すことで
より腎水が行きたい方へ
より心神が行きたい方へ
やまかつ
誰も泣かない日はない。
４人も子どもがいたら
誰も泣かない日はない
感情の爆発そのもの
一気にその場の空気をかき混ぜる
素晴らしい力
毎日、体で受け止める
私の中もかき混ぜられる
す、素晴らしい力
やまかつ
する・される。
「する」と「される」の
分かれ目はなんだと考えた
子どもを育てているつもりが
子どもに育てられている、オレ
患者さんを治療しているつもりが
患者さんに気付かされている、オレ
同じモノゴトでも
自分はじまりは「する」
他者はじまりは「される」
(他者とした時点で自分はじまりなんですが)
となると
空気を吸っているつもりは
実は吸わされているのか
そういうことだ
やまかつ
自然との距離感。
１分=６０秒
１時間=６０分
１日=２４時間
１年=３６５日
太陽、月、星の動きを基に
悠久の歴史の中、作られた概念
のはずが・・・ときに時間に
縛られ、苦しみ、振り回され
気付くと遠い自然との距離感
短く感じ追われるように使うか
ゆったり自由に楽しく使うか
同じ長さの時間ではあるが
心持ちには大きな差が生まれ
当然、目に見える結果も違う
やまかつ
傾ける意識。
体の中に意識を向ける
飲んだカフェ・オ・レが咽を通り
食道から胃へと徐々に下る
歩くと足底から何かが突き上げ
同時に地面の方へも流れる動き
息を吸い 胸と共に拡がる頭蓋骨
一気に挙がり ゆっくり降る
外からの刺激に対する五感を
そっと身体の内側に傾ける
自分の体の声を聴き
深い叫びを感じる
やまかつ