小児喘息
大阪府大阪市/S様(39歳) 女性 主婦
初めはアトピー性皮膚炎と喘息の症状があった長女のMちゃんを診させて頂き、次女のTちゃんも健康管理という意味で現在も診させて頂いております。Mちゃんの症状はほぼ完治。推奨できませんが、今や何をどれだけ食べても何も症状は出ません。ご主人も一時は喘息発作が激しく眠れない時もありましたが、この症状も今は完治しております。
因みに、Mちゃんとご主人の喘息症状の原因は全く違うため、当然、治療法も異なってきます。
「同病異治」と言い、コレこそが東洋医学なんですね。
このお母さんが言うように、今まで気にも留めていなかった生活習慣が、病の根本であることは多いものです。治療をさせて頂くなかで、患者さん自身が色々な事に気付き、おびえる必要もなく予防できるようになるなんて、なんて素晴らしい事でしょう。
これからも、おいしいものをおいしく食べることができるよう、お手伝いさせて頂きます。
スイッチオンですな。
不妊症
大阪府三島郡/M様(39歳) 女性 主婦
不妊治療に関して、これまでも多くの方が来院され、また多くの方が子宝に恵まれております。
その治療形体も、鍼灸治療のみ、高度生殖医療と併用、漢方薬と併用等、様々なスタイルがあります。
ただ、私が治療をさせて頂くポイントとして重要なことは、Q&Aでも記載しておりますが「月経状態を整える事こそが妊娠の一番の近道である」ということです。
同時に、月経状態を整えるということは、心身共に元気になる、ということです。子宮や卵巣の状態のみを取り上げて治療することはありません。
この患者さんのように、不妊治療として来院し、私が治療させて頂くなか、月経状態と共に普段の体調も良くなり、元気な妊娠生活、安産、良好な肥立ち、産後の生活、楽しい子育てへと繋がっていくのですね。
呼吸器系が弱い、鼻炎、
ストレスからくる諸症状
大阪府堺市/I様(65歳) 女性
「風邪」とひとことで言っても、季節、天候、元々抱えている症状、精神状態などによって、その種類は千差万別です。漢方で有名な風邪薬として葛根湯がありますが、コレも、風邪の状態の一部分を表現しているに過ぎず、風邪の中には葛根湯を服用する事で悪化するモノも多数あります。
私自身は「風邪を引くことは悪い」とは考えませんが、治療をさせて頂くことで、普段の状態が整い、風邪を引きにくくなったり、風邪を引いても表に出てくる症状が軽い間に治るという事がほとんどです。
I様が家で看ておられるお父様はなんと103歳!!
ある日、「父がひとつひとつ扉を閉じていくのを見守りたい」と言われ、その言葉、その表現に私は感動しました。今では私の中でとてもとても大事な言葉になっております。「色々なことに余裕が出てきたら、また仕事がしたい」とも言われていましたので、キッチリと心も体も整えて、やりたいことが思いっきりできるよう、準備していきましょう。
疲労、肩凝り、ストレス、高血圧
兵庫県西宮市/M様(57歳) 男性 会社役員
M様は正に「超多忙」な方で、他府県、海外など頻繁に出張がある中、わざわざ西宮から堺まで毎週来院されております。日々の肉体的、精神的な負担が多く、症状も一つや二つではありません。
特に仕事柄、体を動かす割合が少ない状態で、思考を頻繁に巡らすことが重なると、「肝気の停滞」が起こりやすいものです。その肝気が、体の上の方で停滞すると頭重感、眩暈などの症状が出現し、下の方で停滞すると腰痛や膝痛が出現、体の中心部分で停滞すると下痢や食欲不振などが出現しやすいのです。
M様は時期によって、様々な症状を訴えられますが、根本は「肝気の停滞」です。逆にこの停滞を普段から鍼灸治療によって緩めておくことで、重篤な病気にならない為の予防、病の初期症状に対して完治の為の特効薬、身体・心のリセットができるのです。
ご自身の意思、立場的にも、まだまだバリバリ働けるよう、日々お手伝いさせて頂いております。
両側変形股関節症
大阪府吹田市/F様(54歳) 女性 看護師
随分とほめて頂きありがとうございます。
忘れもしません。左股関節の手術が目前に迫る中、偶然にも脈を診させて頂いたことがキッカケでした。
直感だけではなく、理論面からも「これは手術せんでも大丈夫」ということを確信し、F様にお伝えした所、後日細かく診させて頂くこととなり、それから2年、現在も手術をせずに元気に外出されております。
同じ人間、体を対象にしても、西洋医学のモノサシと東洋医学のモノサシでは出てくる答えが違う事が往々にしてあります。決して西洋医学を否定しているわけではなく、外科的手術や西洋薬も必要な時は使用すべきと考えます。また、初診で来院される患者さんも、西洋医学の治療を受けた後に来られる方が多いのも事実です。
ただ、東洋医学のモノサシで治療させて頂くなか、西洋医学では解決できない病が治っていく事もしばしばあります。私の個人的な意見でいうと、鍼灸で治らない病はないと考えます。治らないのは術者の腕が足りないのです。
決して直感だけではなく、確固たる歴史を踏まえた理論の下、再現性のある治療を継続していくことで、より多くの患者さんが救われることを願っております。
腰痛、痔、便秘
大阪府富田林市/M様(63歳) 女性 主婦
M様の症状は下半身に集中しており、五臓の気の偏りとそこに内湿が絡んでくることからの症状でした。そこで、結果的に下半身の気の動きがスムーズになるように治療した所、外痔核が一気に凹んだのです。
ここで重要なのは「結果的に」スムーズに行くように治療することであり、決して「無理やり」下半身の気を動かすことはしていない、ということです。
北風と太陽の話にもあるように、対象物を無理に動かそうとするのではなく、自然と患者さんの気が動きたいように周りの環境を整える。そうする事で、患者さんが持っている力が最大限に発揮できるのであり、それこそが自然治癒力なのです。決して私の気を患者さんに注入しているのではありません。
M様も自分の力で随分と元気になられ、今まで子育て、仕事等でできていなかった自分の趣味を満喫できているようで、私も色々とご報告をお聞きするのを楽しみにしております。
多発性嚢胞腎、不定愁訴
兵庫県神戸市/T様(57歳) 女性
T様は多発性嚢胞腎という診断を受けながら、背中、腰、腹部の脹痛、食欲不振、下痢等の症状を訴えられて来院されました。西洋医学では腎臓に問題があると診断されていましたが、私の見立てでは腎臓にそれほど大きな変調はなく、肝と脾のバランスが不具合になる事で、様々な症状が出現し、その現れの一つとして腎臓に嚢胞が溜まっている状態でした。
治療も腎に対しての治療は殆どなく、肝と脾のバランスを患者さん自身の力で取れるよう、処置していきました。継続して治療させて頂くなか、諸々の症状は全て完治し、結果的に西洋医学で診断されていた多発性腎嚢胞も完治していた、ということで嬉しい限りです。
このように、西洋医学で診断された病名がほんとうの病の根本でないケースが多数あります。本来の原因に対して治療することで、思いもよらない治り方を今まで数えきれないほど見てきました。
人間が本来持ち合わせている力を是非とも皆さんに知って頂きたいです。
肝細胞癌、食道静脈瘤、不整脈他
大阪府和泉市/N様(72歳) 男性
鍼灸大仙堂では現在癌を患っておられる方、以前癌であった方が多数来院されております。
この患者さんも私が診はじめた頃は肝細胞癌を患っておられましたが、鍼灸と漢方薬治療のみで癌が完治。現在も継続して診させて頂いております。
癌にも色々と種類があり、治りやすいモノや治りにくいモノなど、そこは様々な症状と同じですが、やはり命と直結する病だけに、患者さんは藁をも掴む思いで来院される方がほとんどです。
来院された患者さんが私に命を預けて頂いている訳ですから、私も患者さんの苦しみ全てを背負って治療させて頂きます。
中途半端な治療は決してできません。論理に基づいた確固たる自信を持ち、ひとつひとつ順序立てて、ひとつひとつ丁寧に治療させて頂いております。
アトピー性皮膚炎(全身)
大阪府箕面市/K様(39歳) 女性 主婦
鍼灸大仙堂ではアトピー性皮膚炎の患者さんも多数おられます。その種類は千差万別。
皮膚表面は赤いか?肌汁が出るか?出血するか?乾燥するか?お風呂に入って痒くなるか?寝ている最中も痒くて眠れないか?等々、他にも多くの問診をしながら体を診させて頂くことで、原因を突き詰めます。
K様の場合は精神的な負担から体に熱がこもり、熱の行き場がなくなる事で、結果的に皮膚表面に症状が現れる、ということが中心の病でした。
となると、患者さんの考え方次第?患者さんのストレスが取れない限り治らない?とも捉えがちですが、そうではありません。
鍼灸によって病の根本を治療するなか、痒みが徐々に減っていき、精神的にも余裕がうまれることで様々な角度から物事を見ることが出来るようになり、結果的に精神的ストレスそのものが減っていくのです。
何より治療している私が患者さんの心身の変化にいつも学ばせて頂いております。こちらこそ、ありがとうございます。
耳鳴り、肩凝り、
アレルギー体質など
大阪府大阪市/A様(59歳) 女性 シンガー
私は神様ではありませんので、私が鍼をすると素晴らしい気を授かって、患者さんの気運が上昇する、災いから逃れられる、ということはありません。私が治療させて頂くなか、患者さん自身が心身ともに元気になる事で、良い出来事を呼び込んでいるのではないでしょうか。
きっと、私の力ではなくて、患者さん自身の力なんですね。
A様のご職業はいわゆる歌手。お客さんの前で歌う事が仕事です。この方が元気になり、歌を聴いたお客さんも元気になり、お客さんの家族が元気になり、とドンドン元気の環が拡がっていくよう、意識して治療させて頂いております。
頚の痛み、耳鳴りという症状をキッカケに色々な事に気付き、それをドンドンお客さんに還元していって下さい。
ヘルペス、心臓病、高血糖、
股関節痛、育毛、五十肩
大阪府高石市/I様(63歳) 女性 主婦
私の治療はどんな病気、どんな症状も基本的に鍼一本です。「こんなんで治るんか?」と始めは半信半疑の患者さんも少なくはありません。また、「鍼が怖い」という方も多数来院されます。
これらの患者さんのように、どちらかというと、鍼灸治療に対して少し否定的な方々の症状が寛解し、同時に一本の鍼の力を信じてくれるようになってくれることは何事にも代え難い私の喜びです。
I様も初めは鍼が怖かったようですが、今では10年以上も鍼灸治療を受けておられます。
その間、これでもかという位に様々な症状を診させて頂いておりますが、最近では背中からお尻まで数えきれない位にビッシリとダニに噛まれて来られた事が印象的でした。あの時には一瞬どうしようかと思いましたが、、、これも、東洋医学の理論に則り治療させて頂くことで早期に完治しまたね。
現代の常識で考えると不思議な事ですが、確固たる理論を踏まえての鍼一本ですので、原理原則さえ理解できれば何ら不思議な事でもないのです。皆様がこのI様のように「鍼灸治療で治らない病気はない」と信じて頂けるよう、これからも精進させて頂きます。
心房細動
熊本県熊本市/M様(63歳) 男性 地方公務員
M様は東京にお住いのお姉さまの紹介で、なんと九州・熊本から通われております。ご紹介いただいたお姉さん夫婦も東京から通われておりますが、鍼灸大仙堂には他にも名古屋、徳島、京都などの他府県、遠方の患者さんが多数おられます。1ヶ月~数ヶ月に一度大阪にこられ、数日続けて治療を受けられるパターンが多く、その間に集中して身体を立て直して参ります。
M様は心房細動の為に肺に水が溜まる症状がありましたが、東洋医学的には「腎の臓の不具合がある事で、全体としての上下のバランスを崩し、結果的に肺に水が溜まる」と診たて、治療させていただいた所、数回の治療で完治。以降、水が溜まる事もなく、最近は健康維持のために熊本から来院されております。
今後も数ヶ月に一度の割合で診させて頂くことで、病になる前に未然に防ぐ、これこそ東洋医学の神髄である「未病を治す」を実践させて頂きます。
おねしょ、便秘
大阪府高石市/I様(7歳)男性、I様(5歳)女性
鍼灸大仙堂には子どもの患者さんがたくさん来られます。生まれたての生後数ヶ月の子どもから乳幼児、小学生など、ここは小児科かと思うときも多々あります。
子どもは植物に例えると新芽のような存在であり、言い換えると、今からグングンと成長して伸びていこうとする存在です。そのような子どもの症状は良くなるのも、悪くなるのも変化が早く、治療においてはその時々で的確な判断が要求されます。
また、小さな体ほど「気」に対しても敏感ですから、子どもの治療は“鍼を刺す”ことはなく、古代鍼や打鍼などの“刺さない鍼”で処置させて頂く場合がほとんどです。
この兄妹の場合もほとんどが古代鍼で対処させて頂きました。皮膚に触れる事もなく、治療自体は数分で終わるため、痛くも痒くもありません。それでも、病の根本的な気を少し動かすことで、おねしょや便秘という症状が治るのです。
この兄妹はお母さんも含め、いつもいつも楽しい話をしてくれていたのが印象的です。また、何かあった時はいつでも診させて頂きますね。